どうも、王桃盗賊団の者です🍑
皆さんは
コンマイ語というモノをご存知でしょうか?🙄
これは某カードゲームにおいて効果文を簡潔に纏めるべく生み出された
珍言語の事で、例えば
「○○した時に××する」と
「○○した場合に××する」という文章は一見同じように思えますが、実際は裁定が異なっています🥴
このように、普通に日本語で考えると「?」となりそうなテキスト文の事をコンマイ語と称しているわけです

して、英傑大戦にも実はコンマイ語のように
一見しただけでは分かりづらい効果テキストというのが存在します🥺
以前に
高師直の解説の折に
効果終了時という単語について、これは
効果時間いっぱいまで計略を維持した場合の終了時であって、浄化/雲散/撤退による終了は含まないと解説しましたね👍
こうした英傑大戦における難解な裁定を、今回は
ガーセー語と定義する事にします
というわけで、特に初心者さんが誤解しがちなガーセー語について少しお話しするとしましょう🔰
まず最初は
「計略の対象にならなくなる」です

これは前にも何度か解説しているのですが、改めて説明しようと思います✋
この手の計略は俗に
ステルス計略と言われていますが、あらゆる効果を受けなくなる物だと思っている方が多いと思います🤔
しかしこれが間違いで、例えば
岡部の弱体斬撃や
太史慈の麻痺矢などは普通に効いてしまう上、
信幸などの波紋による妨害効果も掛かってしまいます💦



一方で、ステルス計略を使用すると
高杉の自己強化効果の参照対象にならなくなりますし、
細谷に参照されて変身を許す事もなく、
平助の武力上昇も最低値の+3止まりとなります👌



前の3名は一見すると妨害効果を受けているように、逆に後の3名は何らかの効果を受けてはいないようにそれぞれ見えますが、その差は何なのでしょうか?
答えは、ステルス計略の真の仕様が
「計略の発動時の対象に選択・参照・カウントされなくなる」だからです✨
前3名は発動時に対象を選択するワケではなく、兵種アクションや波紋を出すという動作の結果として妨害効果が掛かる形なので効くわけですね💪
しかし妨害計略やダメージ計略、そして後3名のような計略は、発動時に相手の武力や部隊数を参照・カウントする為にステルスによって無効化できるわけです
ただし
陣形に関しては特例で、基本的にステルスでの無効化が可能です🧐
これは部隊が陣形に入った瞬間に再度効果が発動しているような裁定となっている為で、厳密には上記の仕様に則っています
ステルス計略を使うのであれば効く計略、効かない計略をしっかり学んでおきましょう
次にピックアップするのは
「城に戻れなくなる」です

⬆こちらは城に戻れなく
する方ですが、似た効果の
福岡/王異/白井/樋口の他、自発的に戻れない状態となる
バジ/楚荘王/ラブ/義高くん/タマさん/盧綰にも共通して言える事となります
これらの計略効果…というか効果によって生じる状態を
帰城不可状態と言う事が多いですが、これもまた厳密に言うと
「城に戻ろうとする動きができなくなる」という効果になります⛓️
通常時、城に戻ろうとするとミニマップ上の部隊が点滅するのが確認できると思いますが、その点滅が生じるラインより城側へ移動する事自体できなくなる感じですね
これにより、城へ戻りかけながら行動する…いわゆる
潜り行動自体が封じられます🚫
潜りができなくなるという事はマウントの突撃も受け放題、浅い位置で乱戦されるので複数部隊に絡まれやすく、潜りながらであればできたアクションも全て封じられますから、かなり大きな拘束であると言えますね
また、英傑大戦では帰城不可状態になると
転進計略や戦器
百貫茄子での帰城もできなくなります❌
相手から退路遮断された場合は素直に撤退するまで頑張り、その後で再起を打ちましょう
そして最後に
「ダメージを与える」と
「兵力を減らす」の違いについてです✋
火計/水計/落雷などの各種ダメージ計略はその名の通り
「ダメージを与える」計略ですが、一方で⬆この
本多正信のように
「兵力を(徐々に)減らす」と書かれているカードもありますね🤔
このふたつは何が違うのかというと、与えるダメージが
変動値か
固定値かという違いになります😎
前者は効果文中に
「ダメージは互いの武力or知力で上下する」という一文が必ず書かれており、その表記通り自身と相手の武力or知力によってダメージ量が変化します⚖️
なお
馬姫や
羊徽瑜などのダメージ軽減効果、いわゆる
防護効果と呼ばれるモノは
蒙驁や
綱成など
「互いの武力で上下する」タイプのダメージ計略を軽減する事ができますが、
火焔効果を含む
「互いの知力で上下する」タイプのダメージは軽減できないという特徴がある点も、併せて覚えておきたい要素ですね
一方で後者の
「兵力を減らす」タイプの計略は減少量が
固定値となっており、武力知力によって上下する事はありません❌
徐々に減らすタイプの場合、使用者側が知力を上げる=計略の効果時間を延ばす事で実質的に総ダメージ量が増える事はありますが、それも判定1回当たりの減少量は一定のままです
珍しいケースとして
幸隆は変動値・固定値双方のダメージ効果を持つカードとなっています🔥

発動時の
シュボボボボが変動値、発動後に生じる
マグマ床が固定値となっております
なお、後者の固定値タイプは武力を参照しない都合上
防護計略が完全に無意味である点にも注意したいですが、一方で
卑弥呼などの
加護状態に効果が無い点も変動値タイプと同じです🙄

⬆これは
榎本武揚(敵が計略を発動すると範囲内の敵全員に固定値ダメージを与える陣形)の陣形内に加護状態の卑弥呼が侵入し、更に別の計略を使用した形です✋
ミニマップを見ればお分かりの通り、
曹純には固定値減少が発生しているものの中央の卑弥呼には通っていませんね🛡
榎本を使っている方はご注意ください
というわけで
ガーセー語の解説でした🙇♀️
他にも文章上では分かりづらい効果、または似たような書き方ではあるものの実際は違う効果というケースがいくつもあります🧐
そこら辺を完全網羅するには実際に当該カードを試してみる他ないので、計略効果文中の語句が気になった方は是非実際に使ってみてくださいませ
今回は以上‼️
【琥煌】や【渾身】は使えばわかりますが、テキストにするとまどろっこしい表現ですよね。
と思いながらカード一覧を眺めていたら坂上田村麻呂だけ何故か書き方が違うのに気づきました。
坂上田村麻呂だけ他の琥煌陣形持ちと違って【陣形】が手前に来て、さらに陣形の格好書きがない…。
>medyさん
琥煌と陣形を併記すると6行使ってしまい、効果本文は2行しか使えない=全文書けなくなってしまいますから、省略する必要があったんでしょうね💦
じゃあ琥煌と陣形どっちを省略するかと言うと陣形でしょうから…まぁそういう表記になったのでしょう