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【初心者・初級者向け】士気について

by
べし
文士
文士
べし
こんにちわ。べしです。

 今回は、士気について書いてみようと思います。
 私個人の考えも混じっていますので、一般的な考え方とは異なっているかもしれませんのでご注意ください。


1.士気について基本情報
 計略を使用するのに必要な士気ですが、約4.2カウントで士気1が溜まります。士気流派3を使用すれば1.3倍早く溜まるので、約3.2カウントで士気1が溜まります。
 また、デッキ内の特技"昂揚"のコスト×0.2が開幕時に溜まっており、これらの情報から、自分のデッキのメイン計略やサブ計略、計略コンボを含めて、どのくらいのカウントで使用できるようになるのか?を把握しておくと良いです。
 士気は最大値を超えると溢れてしまい無駄になります。士気は勝敗を分ける重要な要素ですので、できる限り無駄にしないように気をつけましょう。
 

2.士気差とは
 対戦動画や配信などで士気差という単語が出てくることがあります。
これは言葉の通り、自分と相手の現在溜まっている士気の差つまり使える士気の差のことです。
 例えば、お互いに部隊流派を選んで、自分は士気7を使用し相手は士気5を使用し城ゲージに影響がなかった場合、士気差は2で相手の方が有利な状態であるといえます。


3.士気差をつくってどうするのか?
 士気差は使用できる計略の差です。例えば自分は士気12使えるのに相手は士気4しか使えなければ、相手部隊を全滅させることも簡単です。全滅させてしまえば、そのまま落城勝利することも少なくないでしょう。
 つまり士気差とは、現状の城ゲージ以外に、有利な展開か不利な展開かを判断する重要な情報となっております。
 例えば、士気7で攻めて相手は無士気でしのいだ結果、相手の城を10%削った。
 この場合、今度は相手だけ大型計略が使えて自分は無士気あるいは低士気で守るので、少なくとも奪った分の10%は削られる可能性が高いです。また、こちらが攻めていたので部隊が万全の状態で防衛できず、10%どころか落城する可能性までありそうです。
 また、士気差を把握することで相手は計略を今使えるのか?使えないのか?が分かるようになります。
例えば、相手がダメージ計略を使えないと分かれば、低知力部隊でもダメージ計略相手にも戦えます。


4.士気差を作る方法
①デッキ構築段階
 まず分かりやすいのはデッキ構築です。デッキ構築の段階で昂揚のコストを可能な限り増やし、戦器も士気が増えるものを採用することで、開幕直後、相手に士気が無くこちらだけ計略が使える状態を作ることで一方的に攻めることができます。

②中央付近でのぶつかり合い時
 計略を使用してのぶつかり合いの際に、相手の使用した士気よりも少ない士気でぶつかることで士気差を作ります。もちろん相手の方が強力な計略を使用しているので、基本的にはぶつかり合いには勝てません。部隊が全滅しない程度に後退しながら戦うと良いです。

③城ダメージを犠牲にする
 ②のぶつかり合いの時と重複する部分もありますが、城ゲージを犠牲に士気差を作ることがあります。
 相手がそれほど攻城力が高くないデッキであれば、相手の攻めの計略に対し、低士気あるいは無士気で、城内の回復を活かしながら防衛します。当然守り切れないので、城ダメージを食らうことになりますが、その分、士気差を作ることができます。
 相手の計略効果が切れたら、今度は自分が計略を使って一方的に攻めることができるので、最初にとられた城ダメージ以上に相手にダメージを与えることも可能です。
 注意点としては、残り時間が少ない場合、自分のデッキが攻城力が低い場合や相手のデッキが攻城力が高い場合、相手に低士気で守りに強いカードがいる場合には、士気差を作っても逆転が困難なことが多いです。しっかり守りましょう。

④士気流派
 士気流派を選択することで士気差を作ることができます。
 士気流派3は士気上昇速度が1.3倍になるので、使用が早ければ早いほど士気差を作ることができます。
 士気流派2は、使用時に士気1.5を増やすことができます。計略の効果時間を10カウント程度と考えると残り時間が30カウントまでは流派3が有効で、それ以降は流派2が有効です。もちろん、今すぐに士気が欲しい場合は30カウント以前であっても流派2を使用すべきです。
 士気流派1は、士気自体は増えませんが、溜められる最大値が15まで増えます。
 試合中盤までお互いに士気を使わなければ、12を超えて溢れてしまうので、流派1を使用することで溢れないようにできます。また、相手は士気を溢れさせるか士気溢れを嫌がって多少無理やりにでも計略を使ってくるので、自分は無士気あるいは最小限の士気で対抗でき、士気差を作ることができます。


5.相手の使える士気の把握の仕方
 士気差を把握するというより、相手の使える士気の量を把握することが有効です。
 相手の士気の量を把握する方法は、いくつか方法がありますが、オーソドックスなのは2つだと思います。

①試合時間から貯まった士気を計算(経過カウント÷4.2)して、そこから相手の使った計略の分を引く。
 ある程度、正確に相手の士気量を把握することができます。ただし、プレイしながら頭のなかだけで小数点入りの計算や、士気流派3を使われた場合の余計ややこしい計算をしていくことになるので、このやり方ができる人は少ないと思います。計算ができるならば、こっちのやり方の方が良いです。

②自分や相手が士気をいくつ使ったかを覚えておき、自分と相手の使用した士気を比較して、どちらがどの程度士気が多いのかを把握し、今の自分の貯まっている士気から相手の士気量を把握する。(最初に昂揚で上昇している士気の差も考慮しておく)
 とにかく相手と自分の使った士気の差を覚えておけば良いだけなので簡単です。
例:自分は士気5×2回、相手は士気7と6使って、今の自分の溜まった士気が9ならば、相手は士気6溜まっている。
 しかし、士気流派3などを使ったり使われたりすると途端に把握が困難になるので要注意です。


6.士気は使い切った方が良いのか?(追記)
 士気は試合終了の瞬間に士気24溜まるかどうかくらいなので、実際に使える士気は23、効果時間を考えると有効なのは21~22程度です。
 これを使い切った方が良いのか?については、私個人の考えになりますが、必ずしも使い切らなくて良いと思います。
 もちろん負けた試合で士気がたくさん余っていたのであれば、士気を使わず余らせたことが敗因である可能性があるので、もっと士気を使うべきだったと思います。しかし、勝ち試合であれば、士気が余ったことについてはそれほど深く考えなくても良いと思います。
 というのも、士気を使い切ろうと思うと、その時に必要な士気以上の士気を消費することになるので、上述の士気差を作られ、普通に戦っていれば勝てた試合を落とすことにつながるからです。
 必要な士気を必要な時に消費した結果、使い切れれば最高ですが、余ってしまってもそれほど気にする必要はないと思います。
 ただし、デッキ作成の時点では、士気が余らないような計略のバランスをある程度確保しておく必要はあると思います。




 今回は、士気について書いてみましたがいかがだったでしょうか?
「城ゲージは士気差を作るための道具」という人もいるくらい、士気差は勝敗に大きく影響します。
 これまでの大戦シリーズと比べて、守りに非常に強い計略が増えており、士気差を活かしにくい場面も増えましたが、相手の溜まっている士気量の把握などはランクが上がるにつれて必須になってきますので、是非おぼえておいた方が良いです。

 
更新日時:2024/07/25 14:44
(作成日時:2024/07/25 12:52)
コメント( 12 )
12件のコメントを全て表示する
NEO29
NEO29
8月19日 9時38分

べし様
NEO29でございます。私の投稿にも色々とコメント頂きありがとうございます。
士気に関してもどのくらいの時間で溜まるかも分からずでした。さらにはカード欄にあります特技"昂揚"がある事で士気が溜まりやすい事も記事を通して分かりました。つい最近になって、伏兵・防柵が分かり活用する様にもなりました。
士気とそれてしまい恐縮ですが、つい最近になって”伏兵”も計略を先に使うと解除されてしまう事を知りました。この様にして覚えるしかないかなと私も思います。ただ好きなのでめげずに、諦めずにプレイしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

べし
べし
文士
文士
べし
8月19日 9時47分

NEO29さん
コメントありがとうございます。
はじめたてだとそもそも"何が分からないのか分からない"状態だと思うので、まずは何が分からないのか?を把握するところまでは、繰り返しプレイするか配信者の動画等を見て、どういう情報について知らないのか?を確認することから始めた方が良いかもしれませんね。
もし分からないことがあれば、NEO29さんの投稿でもいいですし、私の投稿のコメントでも良いので、なんでも聞いてください。

NEO29
NEO29
NEO29
8月19日 9時53分

ありがとうございます。大変助かります。まだまだ色々とお聞きする事もあるかもしれないですが、何卒宜しくお願い致します。

べし
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