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ほんとうに初心者向け:壱

by
伏龍殿の覇者
伏龍殿の覇者
はじめに
当記事は1~30万石辺りで、かつまだゲーム自体に自信の無い人を対象にしています。
本記事では階級が上がったり、将来的に操作が十分にできるようになった場合には極論だったり間違っている部分を含みます。操作に慣れたらより改善することをお勧めしますが、大きく分けた2要素を以下には記載しています。

1.操作について
初心者の方の配信などを見せていただいた上で、幾つかの改善できそうな要素があるように感じます。
一つはカードが戦場中間に停止していることです。
この原因の半分は操作量によるものですが、半分はアーケードゲーム特有の操作によるものと考えています。
(※以下のいくつかの画像は「英傑大戦 頂上対決」からの抜粋です)

画像では本願寺顕如がアクションしようとしている位置は中央で、この後どのような展開になるかはまだ未確定な場面に見えます。

この後も何度か方向転換しますが、基本的には敵の城際に向けて操作していきます。(ミニマップの緑の□を参照)
この場合にアクションしたい位置は相手の武将がいる位置になるはずですが、操作している位置はずっと奥になっています。
これは「剣豪という兵種が一度アクションしたらリロードするまでは移動するだけの兵種である」「アクションしたらリロードするまでは剣豪から操作する手を離したい」ために
アクションして→次の目標は乱戦か攻城になり→目標位置の近くに置いている形になります

上から幾つかの大事なことが分かります。
・最終的に行きたい位置を見据えて操作すること
→これは急にそんなこと言われても…という感じで、難しいように思います。なのでここでは簡単に考えますが、
英傑大戦というゲームを分解して考えると、やりたいことは「攻城」か「守城」に大別されます。
そのため戦場の中央で槍や剣豪が停止していると、有効な働きをしていないように見えるわけです。

カードを前に勧める時点で、まず上図のように置いてしまえば基本的には操作が追い付かなくても棒立ちになったりすることはありません。
槍や弓が進み過ぎて、相手に乱戦し兵力が減り過ぎてしまったような場合には、左手だけそのカードに持ち直して、逆に兵力が満タンのカードを攻城ラインに置き直すと操作が簡単です。

剣豪や鉄砲などのアクションが必要なカードを操作したい場合は、左手でアクションした後、攻城ライン辺りに配置してしまい、槍を持ち直し、リロードが終わった頃に持ち直し…というのをおススメしますが、やはり操作としては複雑になります。
いずれの場合でも右手(厳密には利き手)で馬を持ち続けるのがオススメです。

・操作すべきカード



→上図は撤退のシーンです。
前述と重なる部分がありますが、撤退の場合でも原則として戻すカードは触らずに城の中に置くのが理想です。
その上で、全体の操作量を減らし、まだ兵力に余裕がある武将を使って相手の進軍する武将の兵力を少しでも減らすと守りやすくなります。
戻す際に操作が必要なのは主に「鉄砲で狙われた場合」「馬に追い付かれて突撃してくる場合」がほとんどです。その他は「狙われている武将自体」を操作するよりも「狙われている武将を守る部隊」を操作した方が逃げやすくなります。
上記のように、場面に応じた操作もありますが、大半のケースでは武将を触る上で優先度を割り振ってしまうのがおススメです。

イメージとしては
・武力(コスト)×兵種×状態
で割り振っていくのが妥当です。

兵種は5兵種の内、騎馬が最も価値が高くデメリットも大きいので操作要求量は高くなります。
鉄砲・剣豪は大よそ同じでこれはリロード済みの状態の時に価値が高くアクション後は価値が下がります。
槍は基本的にはアクションで大きなダメージは出ないので操作価値は高くありませんが、アクション済みの鉄砲・剣豪よりは高く、また相手の騎馬隊が強力な場合には相対的に操作の価値が上がるでしょう。
弓は基本的には打っている状態、が大事でレベルが上がるにつれて打つ対象の武将や守りの状態に応じて価値が変わりますが、初めのうちは打てていれば価値があり、打てていなければ打てる状態にする、程度の操作で構わないかと思います。

ここから例として
「15コスト武力6の弓を頻繁に操作して、25コスト武力9の馬を置いていた」
ような状況では、価値の高い騎馬隊が遊んでいて状況があまり良くないことが想像できる筈です。

「30コスト武力9の槍を頻繁に操作して、20コスト武力8の馬が迎撃された」
ような状況もコストで見た価値としては30コストを優先した方が良さそうに見えますが、大きな火力を出せるハズの騎馬隊が帰城する形になってしまい、盤面は良くならないでしょう。

「刺さらないように10コストの馬をかなり丁寧に操作して、25コストの剣豪がアクションしていない」ような状況もまた、あまり良いとは言えませんよね。武力が高くアクションが必要な武将は操作してからまた優先度順に操作できるのがベターです。

状態、については前述の内に含まれており、また多くを細分化すると難しくなるため細かくは記載しません。
例としては
・相手に超絶騎馬がいる時の槍
・アクションがまだ終わっていない鉄砲・剣豪
・速度が上がった時の騎馬隊
・兵力が少ない武将がいる時の弓
等がありますが、これについては気にすることが出来る範囲で構わないと思います。

2.士気について
これは1.の内容と重複する部分がありますが、大戦シリーズにおいてまず最も大事なことは城ゲージのやり取りをするゲームだということです。
デッキジャンルの中では武将の撃破・撤退の駆け引きを優先するワラデッキやバランスデッキと呼ばれるものがありますが、大原則としてはそれらのデッキも武将のやり取りの延長線上には城ゲージのやり取りをしています。

上記から、大別して上図のようなゾーン分けが出来ます。
赤は言わずもがなですが、城ダメージに直結するゾーンです。
攻めるのであれば、自分の主力となる計略を使用する上で最高の位置になります。

ですが相手も城を守りに来るため、ぶつかり合いはもっと前で行われるかもしれませんよね。ぶつかり合うのであれば青ゾーンではもう士気を使ってしまうのがベターです。戦闘に自信があれば、青ゾーンはお互いに士気を使わずジリジリとぶつかり合っても良いですが、原則としては攻めている方が主導権を握っているため、攻めの青ゾーンではあまり迷う必要がない場合が多いです。

一方で緑ゾーンでの士気の使用は難しく、ここで計略を使っては攻めても守ってもあまり大きく城ゲージには結び付きません。
緑ゾーンで士気を使われて全滅!という形になってしまいそうであれば、こちらも士気を使って応戦する必要がありますが、我慢できる残り時間と最大士気のあまりがあればここで打ち合ってもそこまで得することも損することもありません。
(こちらが士気満タンの場合は我慢しても士気は溢れてしまうだけです)


しかし考え方によっては損することも得することもない、という考えも大事で、「もう既に城ゲージで勝っている状態」であれば、緑ゾーンでぶつかり合っているだけで残り時間を減らすことが出来ます。「もう既に城ゲージで勝っている状態」の時は、ここで戦った後、無理して攻城に向かうのではなく余裕をもって帰城してもう一度同じことを繰り返すのも戦略の一部になります。

考慮したいのは、士気が有限であるゆえの城ゲージにどれだけ影響する形で使えるか?という点です。どのゾーンで計略を使っていて、それは勝ち・負けに繋がったかを考えられると良いかと思います。

おわりに
いかがだったでしょうか、流石に分かっているよといった内容だったかもしれません。
本記事のような内容は、いささか杞憂に過ぎない内容への配慮になっている部分があるかと思います。
しかしいざ初心者の方へアプローチ出来る内容を書こうと考えた時に、こちらから内容の取捨選択をすると、それぞれ個人にステップがあるために余計に書くことが難しいことが分かりました。そのため、できる限り少しずつのステップになるようにこのような記事を書くに至りました。出来れば次回に書く記事も、少しの大事な要素を掘り進めていければと思います。その時には今この記事を見ている初心者はきっと初心者ではなくなっているかもしれませんね…
更新日時:2024/07/22 15:51
(作成日時:2024/07/22 00:00)
カテゴリ
初心者向け
コメント( 3 )
信乃崎秀壱
信乃崎秀壱
7月22日 5時59分

参考になります。

EastFirebird
べし
文士
文士
べし
7月22日 11時52分

私も操作について初心者向け投稿をしようと思っていましたが、なかなかまとめるのが難しくあきらめていたので、分かりやすく書かれていてすごいと思います。

moesuta
moesuta
7月22日 23時42分

素晴らしいですね👏
自分は初期の三国志の時初めて触ったのが苦楽の舞で、とりあえず復活した武将を攻城に、残したい部隊だけ操作するってのを思い出しました!
初心者にはとりあえず動かすより、操作しない武将を意識することはとても大事ですね〜

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