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偏見と私見に満ち満ちた初心者への心得集

by
壁のシミ
壁のシミ
どうも、壁のシミです。皆様お元気でしょうか。私は曹純の友好度を20にして特殊会話見ようとしたらホワイトデー台詞に阻まれて絶妙に微妙な気持ちになっています。コラボドリンク(アルコール)飲むしかねえぜ!!!

そんなこんなで、本日は大戦シリーズ老害プレイヤーがお節介として書きたくなる記事No.1「初心者向け記事」というものを書いてみようと思います。こういうのを書いていると自分が老害だということを実感できて大変良いですね。

※大戦シリーズ10年選手の老害プレイヤーの偏見に満ちたアドバイスなので、「こいつ馬鹿言ってんなー」と思いながら流すのが吉です。

それでは早速、行ってみよう!

***

【流行のデッキを忌避するな】
強いデッキを使うとスキルが育たないのではないか? というのは、初心者さんにありがちな偏見です。実際に、死ぬほど強いデッキ(緊急修正が入るレベルのやつ)は計略を撃っているだけで勝てる側面があるのも事実でしょう。しかし、大戦シリーズは(皆の怨嗟の声とは裏腹に)結構バランスの取れたゲームなので、『流行のデッキを使えばスキルがなくても勝てる』ということは、実は稀なのです。

強いカードに対しては、(一部の緊急修正レベルのカードを除いて)基本的にはメタカードが存在します。更に、強いカードであればあるほど、ミラーマッチが発生します。この「メタカード」や「ミラーマッチ」に勝つために必要なのは、無論、ハンドスキルや経験に裏打ちされた対応力です。​​​​​
強いデッキを使えば、ある程度の勝率を出しながらも、これらに対応していくことでスキルを磨くことができます。また、立ち回りに困った時でも流行のデッキはたくさんの動画が上がっているため、行き詰るということは少ないです。ある程度は勝てるので満足感があるのもいいですね。

強いデッキはいつかは下方修正されます。そうしたら次の強いデッキに行けばいいのです。いつか、ある時点で、「あれ? 下方されても強いな、このデッキ」と思ったら……。それはあなたの運命のデッキかもしれませんね。


【兵種は食わず嫌いするな】
一通り、いろんな兵種は触りましょう。
特定の兵種が苦手だから一切触らない……なんてことをやっていると、万が一推しがその兵種で来てしまった時に爆死することになります。
既に得意な兵種があるのに、苦手な兵種の練習をする、というのは、勝てなくて大変苦痛な行為です。そうなる前に、スキルツリーがまっさらの初心者のうちに、色々な兵種に触れておきましょう。多少なりとも扱い方を覚えておくと、きっとのちのあなたを助けることでしょう。

え? 歴史は三国志と平安しか興味がないから鉄砲は使わなくてもいいよね?
そ、そっかあ……うんまあ……三国志と平安の鉄砲だけは出ないかもなあ……



【勝ち動画から学べ】
よく負け動画の方が色々なことが学べるっていう人いますけど、あれ、嘘というか、真実ではないと思うんですよね。
負け動画というのは、「勝ちパターンが確立されたデッキで、なぜそれができなかったか」を反省するのにはいいんです。どこをどうすれば勝ちパターンに持って行けたのか? この反省は大変有用です。
ただ、初心者の場合、大変大きな問題があります。「そもそも勝ちパターンがわかっていないから負けている」というのが、ほとんどだという点です。この状態で負け動画を分析しても、「勝ちパターンがわかっていないから負けた」以外の結論を得ることができません。

そこで、まずは勝った動画を撮りましょう。
運よく勝ちパターンを踏めていて、勝った試合。ここから、デッキの勝ちパターンをまず脳内で作成します。そうしたら、次はそれを意識して実践してみる。もしかしたら相手が同じ動きをしてくれなくて負けるかもしれません。その時になって初めて、「負け試合の反省」が意味を持ちます。自分が勝ちパターンだと思っていたのは、違ったのか? それとも自分の動きを少し修正すれば同じパターンで勝てたのか? それを分析し、自分の脳内の勝ちパターンを修正していく。この状態まで来たら、負けの動画を撮ってみるのもいいですね。

そもそも負け動画って見てると楽しくないし自己肯定感が薄れていくので、脳内で反省会だけするんでもいいと思いますよ。ぶっちゃけ。
これゲームだし。(



【経験者の勧めるデッキを信じるな】
これはむしろ経験者への戒めになりますが……。
初心者帯で強いデッキと、フリマ上で強いデッキというのは、結構違います。公式の修正理由なんか見ていても、下の方で流行っていたから……みたいな文言がありますよね? そういうことです。
なので、経験者が思う「強いデッキ」と、初心者帯で勝てる「強いデッキ」は違うのです。

我々経験者は、「使いこなせないと20のデッキパワーしかないが、使いこなせたら200のデッキパワーが出せるデッキ」「多少雑でも50のデッキパワーが出るが、どんなに頑張って使っても100のデッキパワーにしかならないデッキ」があったとき、善意から前者を勧めがちです。経験者は200とまではいかずとも150のデッキパワーくらいは出せますし、そのせいでそっちの方が強いデッキだと思っているからです。
しかし、初心者視点では違います。初心者にとっては、前者のデッキパワーは20、後者のデッキパワーは50でしかありません。
これはデッキの合う合わないを考慮しない極端な一例ですが、初心者には後者のデッキを勧めるべきだと思います。

どこかで行き詰ってしまうじゃん! と思うかもしれませんが、行き詰るまでには何か月も要するでしょう。そしてその間に得たハンドスキルや経験は、決して無駄なものではありません。行き詰ったら次のデッキを考えればいいのです。その頃には、別のデッキを扱うスキルも多少は備わっているはずなのですから。
なにより初心者のうちは、勝てる、という経験が大事です。楽しい経験をして、英傑大戦をまずは続けていただきたいです。

え? 最初に使ったデッキに愛着がわきすぎちゃったらどうすればいいかって?
突っ込め!!!!! いばらの道を!!!!!! 100しかないデッキパワーを気合いで増やせ!!!!!!!!


【勝率が出ないのを過度に嘆くことはない】
初心者はやっぱり、勝てないことが多いですよね。
そんなとき、自分にセンスがない……といったことは、思わないでほしいのです。

上述したように、初心者の大抵の負けは「勝ちパターンをわかっていない・実践できていない」ことにあります。言ってしまえば単なる知識不足なのです。
また、加えて言えば、自分に合うデッキを使えていない可能性も高いです。勝ちパターンがわかっていても、それが全然踏めないようなデッキを使っていても仕方がありません。騎馬の操作が苦手な人が、騎馬単を握っていたら、そりゃ負けます。結局はこれも、「自分が何が苦手かわからない」という知識不足からくるものです。私なんかは三国志大戦で全自動前出しデッキを見つけた瞬間にフリマに到達した経験がありますし、その後、英傑大戦でそれ以外のデッキを使ってフリマへ到達することはできていません。自分に合う合わないというのはそれほど重要なものです。

そういうのは経験と共に積み上げていくことができます。それでも苦しかったら、経験者の人たちにアドバイスを頼みましょう。知識不足は人から教えてもらうことで手っ取り早く補うこともできます。

決して自分にセンスや才能がないと思わないでください。そんなのは、フリマでランカーに虐殺されて初めて思うくらいでちょうどいいです。

それでも負けすぎて辛い、自分を信じられない、という人のために、楽しい画像を貼っておきます。
これは別ゲーだけど、何年もやってるプレイヤーだって、調子が悪けりゃ結構負けてるもんです。元気出して。

画像


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いかがでしょうか。
初心者向けと言いつつ全部心得の話になりました。そしてこれは老害の一意見であり、決して完璧な真実ではないことはご留意ください。

英傑大戦になって、豪華なコラボが行われ、多かれ少なかれ初心者のフォロワーが増えました。壁にぶち当たり、上に行けずに悩んでいる方々には、この文章が少しでも助けになれば幸いです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう~。
作成日時:2023/03/14 01:21
カテゴリ
初心者向け
コメント( 2 )
乙紙
乙紙
2023年3月15日 14時49分

初心者さんにはぜひ参考にしていただきたい、素晴らしいお話でした。
一つだけ、三国志は鉄砲は出ないかもですがビームは出るかもw

壁のシミ
壁のシミ
2023年3月17日 23時31分

>乙紙さん
ありがとうございます! 私も死ぬほど弱いので、自分への戒めの面も強いですw
ビーム……ありうるから怖い……www

乙紙
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