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戦術:カウンターについて

by
板尾の嫁
文士
文士
板尾の嫁
明日から戦祭り!月曜日には1周年記念生配信!

戦祭りのデッキは思案中。
新選組側は敢えてSR河上彦斎メインで組みたいところ。
攘夷浪士側は…蒼の鉄砲盛りですかねぇ?

「ケツ生」はJAEPOで出された今年のロードマップに
もうちょっと突っ込んだ話とか聞けたらいいですね。




■カウンターについて■
今回はカウンター戦術について書いてみます。

 
1.カウンター戦術とは?
大戦シリーズにおける"カウンター"とは概ね、
攻城を狙う敵部隊の攻めを守り切り、
撤退・疲弊し帰城するタイミングに逆に攻め、
受けた以上のダメージを与える戦術を指します。


①相手のER酒呑童子《鬼神の大号令》に防戦



②城ダメージを受けつつ引き返した頃合にラインを上げる



③相手の足並みや士気が不十分なうちに逆転を狙う!

まさに受け切った上で勝る横綱相撲。
「やられたらやり返す!倍返しだ!
という精神に則った戦術ですね。



 
2.カウンターが有効な相手や状況
対戦中、なんとなくカウンターをする流れになった!
…というのではちょっとダメだと思うので、
まずはどういうデッキや状況でカウンターを狙うべきか、
ザっと書いていきたいと思います。



2-1.正面からのぶつかり合いで勝てない場合
先のようなデッキを例に挙げてみます。





SR伊東甲子太郎 デッキ vs ER酒呑童子 デッキだと、
《盟主の号令》と《鬼神の大号令》を打ち合った場合、
個々の最高武力や移動速度の差で上回れてしまい、
士気差も1しかないので先に攻めることも難しいです。

こういう対面では敢えてER酒呑童子側に攻めさせて、
守り切って相手に士気を使わせ疲弊させた後に
カウンターを狙う流れが有効に働きます。



2-2.守り切るだけの算段がある
これは結構判断が難しいところがあると思います。

後述の"カウンターするための条件"にも繋がりますが、
先のデッキでの対戦の場合で言えば、
《援軍》・《気骨の銃弾》などの少ない士気を使って、
最小限の城ダメージを受けるのみで守り切るなど。

受ける方法がなけれはその後のカウンターには繋がらず。
その場合はラインの高いところでぶつかり合うか、
デスローテなど、別の手段が必要になるでしょう。



2-3.残りカウントが十分にある
こちらはまぁ、当たり前な話ですw

カウンターを狙う流れを作ったとしても、
相手の攻めを受け切った後の残りカウントが
返すだけの時間に足りなければ意味がありません。


1回の全体強化の伴う攻めに対し、
守ってカウンターで攻め上がるのに必要な時間は、
ざっくり25cくらいはかかってくると思うので、
それ以下のカウントになっている時点では、
他の方法を考えるようにしましょう。



 
3.カウンターを行うための条件
カウンターが有効な状況の次は、行うための条件。
ここは使用するデッキによって個々で例外もありますが、
基本的に全体強化メインのデッキ同士での対戦という、
条件でご覧頂ければと思います。



3-1.味方部隊を撤退させない
撤退させない。これが最も重要だと思います。
カウンターを狙うのであれば、攻めを受け切った後、
味方部隊も同じだけ撤退していては意味がありません。
全部隊生存を第一条件として、守城を行いましょう。


ただし、大項目1の2枚目の画像の状況において、
1部隊撤退しているものの受けの序盤で撤退しており、
カウンターまでに復活が見込めるので問題ありません。



3-2.相手より少ない消費士気で守る
これは実行自体は比較的容易ですが、
優先度はこの前後よりやや下がります。

相手の士気6の全体強化計略に対して士気6で応戦。
これで守った後に城ダメージを獲られているようでは、
戦場の真ん中でぶつかり合った場合と変わりません。

また、これではカウンターで攻め上がった後、
自身と相手の計略発動のタイミングも同じになるため、
カウンターで見込める与城ダメージも少なくなります。

先のSR伊東甲子太郎 デッキ vs ER酒呑童子 デッキも、
《鬼神の大号令》に対して《盟主の号令》ではなく、
敢えて《援軍》《気骨の銃弾》の低士気で守ることで、
カウンター時の《盟主の号令》を《鬼神の大号令》より
早く使えるので、与城ダメージも十分見込めます。



3-3.獲り返せるだけの被城ダメージを見極める
これが重要ながらも難しいところでしょう。

"部隊を撤退させない" 且つ "相手より少ない士気で"
という条件で守城を行うとなると、
残った払えるリソースは自軍の城ゲージ。

「●ななきゃ安い!」の精神ではありませんが、
他に優先させるものがある時には、
敢えて身を切る必要も出てくる…というわけです。

カウンターで獲られた分は獲り返すとはいえ、
獲り返せないだけの城ダメージを受けてしまっては、
戦術として失敗になってしまうため、
ある程度の城ダメージは仕方がないにせよ、
どこまで食らうのはOKなのか?許容範囲を決めましょう。



 
4.端投げクロスカウンター!
カウンター戦術はどちらかというとワラバラ系でなく、
全体強化メインのデッキが採る戦術ですが、
ワラバラ系のデッキでも相手の攻めに対して、
部隊を端に投げ、城ダメージを獲るような動きもします。

ぶっちゃけ項目名はややふざけてますが、
私としては、これもカウンター戦術の一種と思っています。



としいえ!前に出すぞ!

よく端投げされる武将としては、
2.0コストの[気合]持ち槍兵や、1.5コストの高知力部隊。
1.0コストなら《無血開城》のN簡雍がメジャーでしょう。

端投げする部隊や場所は状況によりますが、
敵の騎兵や弓兵から離れている方向に行うこと、
投げる部隊なしで相手の攻めを受け切る算段は重要です。

部隊の守城ローテーションを頑張るのはもちろんのこと。
↑の画像の場合は《魅了の銃弾》の貫通射撃によって、
守る算段を付けた上で、SR前田利家を端投げしています。

城ゲージを獲り返す手段以外にも、
端投げ部隊より高いコストの敵部隊を引き付けたり、
相手の枚数を減らして数的有利を作るといったような、
動きにも使えたりするので、戦術としてオススメできます。



 
5.カウンター戦術への対策
最後はカウンターをされる側の視点でのお話です。
相手がカウンターをしてくると考えられる場合、
どのようにそれを阻止するのか?

【3.カウンターをするための条件】の3つの条件を、
それぞれ潰せばOKです。


1番手っ取り早いのは守城部隊を撤退させること。
カウンターするための足並みが揃っていなければ、
その後の戦術として成立しないので、
攻める側は城ダメージを獲るよりも部隊撃破の方に
意識をもって操作するようにしましょう。

攻めが終わった後に帰城する際も、
最後に撤退したのが敵の部隊であれば、
次に攻めるタイミングもこちらの方が早くなり、
同じ状況を作り出すことができます。



今回は以上です。
戦場の中央でぶつかり合う方が有利なデッキもあれば、

敢えて受け、ターン制に持ち込む方が良いものも。
お互いのデッキや状況によって採れる戦術の一つとして、
カウンターも組み込んでもらえればと思います。
更新日時:2023/02/23 22:24
(作成日時:2023/02/23 21:41)
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