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歴史華:不動明王と武田・上杉

by
王桃盗賊団
文士
文士
王桃盗賊団
どうも、王桃盗賊団の者です🍑



今日私は、英傑とは全く関係ないですが成田山新勝寺に行きました🚗
車の厄除祈祷ついでに本堂を参拝して鰻食べてきた感じです🤗









この成田山新勝寺は、不動明王を本尊としている寺院です🔥
不動明王と言えば大日如来の教令輪身(仏敵をも力づくで教え諭す姿)であり、特に戦国時代には様々な武将がその威容を信仰していました✨
背後に炎を纏い、手には魔を滅する倶利伽羅剣を持ったその威容は、多くの武将に力強い印象を与えたのでしょう

特に有名なのは武田信玄ですね

山梨県甲州市にある乾徳山恵林寺が彼の菩提寺なんですが、ここには武田不動尊という、信玄本人をモデルに作られたとされる不動明王坐像が安置されています✨
これは信玄の念持仏(普段から身の傍に置いておく個人所有の仏像)だったともされており、その信仰度合いがよく分かりますね



また、実は信玄のライバルである上杉謙信も不動明王に関する信仰があったとされます

毘沙門天信仰の方が有名な謙信ですが、彼所用の兜である鉄錆地塗六十二枚張兜には、不動明王と荼枳尼天の神仏習合とされる飯綱権現があしらわれています👍
宿命のライバルである両者が同じ起源の神仏を信仰していたというのは、やはり運命を感じますね






この2人以外にも不動明王を信仰していた戦国武将はたくさんいます😎

例えば光秀が本能寺の変を起こした際には「一殺多生の剣を授け給え」と不動明王に誓願したとされます🗡
伊達政宗は幼少期に乳母から不動明王について教わり、その後も弱気になった際は常にその威容を夢に見たと言います🔥
宮本武蔵に至っては、なんと自ら八相構えの不動明王像を掘ってすらいます



いつ命を落とすかも分からない過酷な戦場において、こうした信仰が芽生えてゆくのはごく自然な事と言えます🤔
皆さんも好きな戦国武将などいましたら、彼らの信仰する神仏を調べてみては如何でしょうか

今回は以上‼️
更新日時:2022/11/25 02:10
(作成日時:2022/11/25 02:10)
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