なにやら、ストリートファイター6で全キャラ中、
唯一、ガイルだけ「しゃがみグラップ」できることがバージョンアップ後に発覚したそうです。
※緊急パッチで修正済みです。
しゃがみグラップとは、スト4にあった防御テクニックで、しゃがみながら投げ抜けをすると、相手が投げをしてきたときには、投げ抜けになり、相手が何もしないときには通常攻撃が出ます。
しゃがみグラップを行うと、投げ抜けのスカリポーズが出ずに、通常攻撃が出るので、相手は投げ抜けの隙に連続技を入れることができなくなります。
しゃがみグラップの通常技が当たると連続技が入ります。相手の投げと様子見に対して、両方対応できるので、しゃがみグラップは強力な防御テクニックになります。
なお、今回、発覚した「しゃがみグラップ」は、投げ抜け時に小パンチと小キックを1フレームずらして押すという、特殊な入力が必要になります。
そのため、発覚が遅れただけで、しゃがみグラップはスト6稼働当初からあり、ガイル使いは秘密裏に「しゃがみグラップ」を使用してきた、と根拠のない批判が多く集まりました。
これらの批判に対し、プロゲーマーのガイル使いの「ひぐち君」が配信で、自分はしゃがみグラップを使用したことはないし、今後も使用しないことを表明しました。
この「ひぐち君」の表明に賞賛が集まったのですが、私に言わせれば、社会を知らない「甘っちょろいぼうや」の考え方でしかありません。
そんな「ひぐち君」のために、今回のような自分に有利になるバグが見つかったとき、どのように立ち回るべきか、を教えたいと思います。
まず、「ひぐち君」がしゃがみグラップを使用しないことを表明した配信を観て、私が思ったことは・・・
「髪型がだせー。」
なんか、「ひぐち君」は、お笑い芸人みたいな髪型をしてます。キャラ作りで、その髪型にしているのなら問題ないのですが、そうでないのなら、今風のおしゃれな髪型に変えましょう。
誰か、「ひぐち君」に良い美容院を紹介してあげてください。
なお、「ひぐち君」の髪型がだせーのは、ウメハラ氏のせいだと思います。
ウメハラ氏の若い頃はおしゃれに気を使い、男前ゲーマーの代名詞みたいであったのですが、歳を取ってから見た目を気にしなくなりました。
髪の毛はボサボサ、無精髭を生やしてるうえ、不摂生がたたり、体重が増え、腹も出ており、典型的なだらしない中年男性になってしまってます。
ウメハラ氏にはアメリカ企業のスポンサーがついており、アメリカは契約社会なので、配信しなければならない時間を契約によって、定められているようです。
そのためウメハラ氏は毎日のように配信をするのですが、配信をしているウメハラ氏がどう見ても寝起きで、寝癖で髪の毛が爆発してます。
寝癖ボーボーで、無精髭を生やした太っただらしないおっさんが、日がな1日ゲームしている配信を、自分の子供が観ていたらどう思います?
自分の子供がウメハラ氏のように自堕落な生活をしだしたら困るので、まともな親なら「そんな配信観るな。」と注意するはずです。
他のスト6のプロの方は、ウメハラ氏の後輩になるので、ウメハラ氏に指摘できる人がいません。なので、ウメハラ氏のマネージャーが注意するべきです。
「マネージャー、仕事しろ!」
なお、最近のウメハラ氏はダイエットを始め、多少は見れる見た目になってます。
清潔感のない見た目は他の人に不快感を与えます。リスナーやスポンサーの方に不快感を与えないためにも、プロゲーマーは見た目に気を使わなければならないのです。
さて、プロとして最も重要なことは結果を残すことです。なので、私がプロゲーマーであるなら、ためらいなく「しゃがみグラップ」を使用することでしょう。
しかし、「しゃがみグラップ」を使用してると、
「しゃがみグラップは、メーカーが意図してないバグなので、使用するべきではない。」との論調でクレームを入れてくる奴が必ず現れます。
よって、「しゃがみグラップ」を気持ち良く使用するためには、いかにしてクレーマーを黙らせるか、が重要になります。
「クレーマーを黙らせるための論理展開例」
・「しゃがみグラップ」は仕様と説明する。
・1フレずらし押しはできないと言い張る。
・ 技名をつけて声に出して使用する。
「しゃがみグラップは仕様と説明する」
「しゃがみグラップ」はバグであると主張してくる奴らを黙らせるために「しゃがみグラップ」はバグではなく、仕様であると説明しましょう。
「説明例」
・カプコンは素晴らしいメーカーだから仕様。
・現実を再現しているから仕様。
・裏設定を再現しているから仕様。
「カプコンは素晴らしいメーカーだから仕様」
カプコンはストリートファイターシリーズを開発し、格闘ゲームの礎を築いたメーカーです。そんな素晴らしい会社がバグなど出すでしょうか?
そんな素晴らしいカプコンがバクを出すことなど、あろうはずがない。よって「しゃがみグラップ」はカプコンが意図的に組み込んだ仕様である、と説明してください。
そして、文句を言ってくる奴に対して、「SEGAとは違うぞ。」との言葉を一緒に添えれば、より説得力が増すことでしょう。
ただし、同じカプコンが出した「モンハンワイルズ」がバクまみれで、ゲームが強制終了するとの報告が上がっているので、上記の論理展開では、少し説得力が弱いかもしれません。
余談にはなりますが、モンハンワイルズの評価は圧倒的不評です。低評価の理由はボリュームが少ないこと、UIがクソなところです。
モンハンはストーリーモードをクリアしてからが本番と言われていますが、今作は意識的に防具の強化をしなくても、そのままストーリーをクリアすることができ、ストーリークリア後には、特にすることがありません。
今までのモンハンのように集会所クエストがあればボリューム不足感はなくなると思うのですが、実装されてないので、マルチプレイもする意義が薄いです。
また、UIがクソ過ぎます。過去作でできてたことができなくなっているので、遊んでいて終始イライラします。現状、モンハンワイルズの購入は、おすすめできません。
「現実を再現している」
ガイルの職業はアメリカ所属の軍人です。軍人であるならば、つかみかかってきた相手を殴ってから投げを外すぐらいは当たり前のようにできます。
よって「しゃがみグラップ」はカプコンがゲームをより現実的な挙動に寄せるために意図的に組み込んだ仕様である、と説明してください。
このように説明すると、クレームを入れてくる奴らは「ガイル以外のキャラクターが、しゃがみグラップをできないのはおかしい」と主張してくるはずです。
この場合、次のように言いましょう。「ストリートファイターの他のキャラクターを見てください。色物の自称格闘家しかいないではありませんか?」と。
ストリートファイターの主人公であるリュウに至っては、ストリートで殴り合いをする無職、ホームレスのおじさんです。そんな奴に「しゃがみグラップ」など、できるわけがありません。
「裏設定を再現している」
皆さんはストリートファイターを遊んでいて、現実には起こり得ないことが多くあることに気がつきませんか?
人間は手から波動拳など出せません。水平に飛んで頭突きをしてくるお相撲さんはいないし、火を吐いたり手足が伸びるインド人もいません。
また、世界観も変です。街中で殴り合いをしてるにも関わらず誰も止めに入りませんし、警察を呼んでいるようにも見えません。
むしろ、街中にいる人達は殴り合いの応援をしているようにすら見えます。かと思えば、殴り合いをしているのに、まるで見えてないかのように通り過ぎる通行人もいます。
これは、まだ世に出てない裏設定なので、秘密にしておいてほしいのですが、実のところストリートファイターの世界は全てリュウが見ている妄想です。
ストリートファイターの世界には画面端がありますが、現実世界に画面端という概念は存在しません。実のところ、この画面端は、リュウが閉鎖病棟に入院していることを示唆しているのです。
ストリートファイターの世界は、リュウの妄想であり、手足が伸びて火を吹くインド人は以下のリュウの連想から生まれています。
インド人 → ヨガ → 体が柔らかい → 手足が伸びる
インド人 → カレー → 辛い → 口から火を吹く
当たり前の話ですが、手足が伸びて火を吹くインド人はこの世にいません。なので、そのままインド人としてゲームに出してしまうと、カプコンはポリコレや人種差別を行う企業として国際問題になってしまいます。
したがって、カプコンからすると、ポリコレや人種差別を回避するため、ストリートファイターの世界はリュウの妄想という裏設定が、どうしても必要になります。
なお、リュウには、酔っ払って在日米軍に絡んで、投げかかったときに殴られて、投げを外されたという裏設定があります。
よって、「しゃがみグラップ」は、リュウの裏設定の忠実な再現であり、カプコンがポリコレ、人種差別を回避するために意図的に組み込んだ仕様である、と説明してください。
「1フレずらし押しはできないと言い張る」
「しゃがみグラップ」は1フレずらし押しが必要になるので、毎回、正確に入力することは難しいです。そこで、投げ抜けをしようとして、偶然「しゃがみグラップ」が出てしまったと主張します。
対戦相手からすると意図的に「しゃがみグラップ」をしたのか、投げの入力ミスで「しゃがみグラップ」が出たのかの判断がつきません。
そのため、事前に「しゃがみグラップ」に必要な1フレームのずらし入力ができないことをアピールしておきましょう。
鉄拳のジャスト風神拳 バーチャファイターのアキラの独歩頂膝、は「しゃがみグラップ」と同じく、1フレームの精度のコマンド入力が必要になります。
なので、配信中にジャスト風神拳と独歩頂膝が出せないところを毎回見せておけば、「しゃがみグラップ」は投げ抜けの入力ミスで出たとの説得力が増すことでしょう。
なお、ジャスト風神拳は実戦投入が可能ですが、独歩頂膝を実戦で使いこなしている人を私は見たことがありません。おそらく、格ゲーで最も入力の難しい技だと思います。
独歩頂膝を出すためには、キックとガードボタンを同時押しした1フレーム後にガードボタンを離すという入力が必要になります。
私も独歩頂膝を出す練習をしたことがあるのですが、ボタンを引っ掻くような入力が必要になり、爪が溶け出してきたため、ケガのリスクを恐れ、練習を止めました。
「技名をつけて声に出して使用する」
「しゃがみグラップ」にオリジナルの技名をつけて、「しゃがみグラップ」を使用するたびに、はっきりとした大きな声で技名を叫ぶようにします。
もし、私が「しゃがみグラップ」にオリジナルの技名をつけるなら、「仕様グラップ」と名付けます。
毎回「仕様グラップ」と声に出して「しゃがみグラップ」を使用することを続けていると、対戦相手に「しゃがみグラップ」が仕様であると勘違いさせることができます。
以上のような対応をしていると、クレームを入れてくる奴がいなくなるので、気持ち良く「しゃがみグラップ」を使用することができます。
今回「しゃがみグラップ」に多くの批判が集まっていますが、問題視しているのは若い子だけで、おっさん格ゲーマーの人達は気にも留めていないと思います。
なぜならば、今いるおっさん格ゲーマー達はゲーセンで、なんでも有りの環境で戦ってきた歴戦の猛者達だからです。
昔のゲームは、ネットもなく、修正パッチを当てることもできなかったので、販売されたときの調整で遊ばざるをえませんでした。
そのため、ゲーム内でできることは全て仕様であり、公式の大会であってもバグ技やハメ技の使用は自由であったため、ゲーセンでの対戦は、なんでもありのルールが普通でした。
また、ぶっ壊れキャラが実装されていることも多く、大会を開くと参加者のほとんどが、ぶっ壊れキャラを使用する、ということも珍しくありませんでした。
今でこそ格ゲーは、端に追い込むゲームという認識がありますが、当時は、このような認識をプレイヤー側もメーカー側も持ってなかったので、ノーリスクで位置を入れ替えれる移動技を持っているキャラが普通にいました。
それどころか、移動技に無敵がついており、ノーリスク、ノーゲージで起き攻めを完全に無効化しつつ、位置を入れ替えられるキャラすらいます。
今から考えれば無茶苦茶なのですが、当時の格ゲーは、こんなものとして、とくに疑問を持つこともなく遊んでいました。
なので、なんでもありの理不尽な環境で遊んできた、おっさん格ゲープレイヤーからすれば、「しゃがみグラップ」程度のテクニックは小ネタでしかありません。
昔のゲーセンの環境で、実際に「しゃがみグラップ」を毎試合していたら、細かいことでも手を抜いてないと褒められていたことでしょうね。
うろ覚えの記憶なのですが、ずいぶん前の朝日新聞に、アスリートの人に「寿命が縮まっても勝ちたいか?」でアンケートを取ると、7割近い人が寿命が縮まってもかまわないと答えたという記事が載っていました。
女性アスリートは生理がくるなら、練習が足りてない、と言われるぐらいです。アスリートの人は文字通り命掛けで競技に挑んでいます。
プロの世界は結果が全てあり、どれだけ努力をしても結果が残せなければ、努力が足りてない、と言われるのがプロの世界です。
そのため、健康を害することが分かっているにもかかわらず、ドーピングをしてでも結果を残そうとする奴が後を絶たちません。
ちなみに、アスリートの世界ではドーピングの使用が発覚すると厳しい処分を与えられます。スポンサーも離れるため、ドーピングは選手生命が絶たれます。
アスリートの行うドーピングを、eスポーツで置き換えると、不正なプログラムを組み込む「チート」になると思います。
現状、チートに対する罰則がほぼありませんが、今後はアスリートのドーピングと同じように厳罰化が進んで行くことでしょう。
当たり前の話ですが「しゃがみグラップ」はチートではありません。では「しゃがみグラップ」はバグと仕様、どちらなのでしょうか?
実のところ、バグと仕様は簡単に見分けることができます。その方法とは・・・
「メーカー側がバグと認めればバグ、
認めないのなら全て仕様。」です。
これ以外の方法でバグと仕様を見分けることはできません。
格ゲーには通常技の隙をキャンセルして必殺技を使用する技術がありますが、実のところ、このキャンセルはスト2開発時に出たバグです。
キャンセルはメーカーの意図してない挙動だったのですが、おもしろいからという理由で、そのまま仕様として製品化されたという経緯があります。
今、キャンセルを問題視する人はいません。この事例から分かる通り、プレイヤー側からバグか仕様かの判断をすることは不可能です。
プレイヤー側からバクと仕様の判断ができない以上、修正が入る、もしくは、大会ルールで禁止されない限り、バグは全て仕様として対応するべきです。
今はスト6が流行っていますが、この流行はいつまでも続くものではありません。格ゲーが衰退していくさまを、おっさんゲーマーは皆、見てきてます。
昔、格ゲーが流行っていたときにはゲーセンに人が溢れ、ゲームをすることが難しいぐらい長い間、順番待ちをしなければなりませんでした。
しかし、格ゲーが流行ってから10年も経つと、今度はゲーセンから人がいなくなり、対戦したくても、対戦が成立しなくなります。
対戦がしたくて、ゲーセンに行っているのに、対戦相手がおらず、com戦を1回して、ゲーセンから帰ることが当たり前になりました。
今はスト6が流行っており、eスポーツ黎明期ということもあって、もの珍しさから、多くの企業がスポンサーについてますが、これが普通であるとは思わない方がいいです。
eスポーツの流行が終わればスポンサーは逃げていきます。10年後もスポンサーが付いているプロゲーマーは、結果が残せている人だけになるでしょう。
また、格ゲーが流行した世代は、今40代〜50代であり、あと20年も経つと相当数の人が亡くなります。リスナーがいなくなるため、ストリーマーとして稼ぐことも難しくなるでしょう。
「ひぐち君」が結果を残せなくてプロゲーマーを続けることができなくなったとき、歳をとった職歴なしの元プロゲーマーなど雇うところはありません。
結果が残せなければ人生詰みますよ。「ひぐち君」は試合の結果に、自分の命がかかっていることを理解できていないのではないでしょうか?
今はスト6が流行っており、どのプロを見てもスポンサーがついていますが、スポンサーは、そう簡単に付いてもらえるものではありません。
モータースポーツを題材にした、曽田正人氏が書いた漫画「カペタ」を読んでみてください。競技を続けるためのスポンサー探しに苦労しているところが描写されています。
プロは結果が全てです。「しゃがみグラップ」を使用せずに初戦敗退と「しゃがみグラップ」を使用して優勝、であるならば、価値があるのは後者だけです。
スポンサーに付いてくれてるメーカーさんも結果しか見ないので、「しゃがみグラップ」を使用しないことが評価されることはないでしょう。
プロであるならば、結果を残すためにできることは、なんでもするべきであるし、それが、ルールの範囲内の行為であるならば、非難の対象にはなりません。
大会で結果を残す以上のスポンサーへの恩返しはありません。「ひぐち君」はスポンサーへの感謝が足りてないのではありませんか?
以上のことにより、「ひぐち君」は、プロとして戦う覚悟が足りておらず、スポンサーへの感謝も足りてません。もっと真剣にゲームに向き合うべきでしょう。
なお、私はプロ野球選手に対して、
「お前は大谷翔平と比べて努力が足りてない。」と平気で言えるタイプです。
さて、覚悟が足りてないといえば、青井君がモチベーションが上がらないことを理由に英傑大戦全国大会の決勝に出場しませんでした。
私はこの話を聞いたとき、自分の耳を疑いました。どこの世界にスポンサードしてもらってる人で、大会に出場しない奴がいるのでしょうか?
どのプロでもスポンサーのロゴが入っている服を着て、スポンサーについてもらってるメーカーの道具を使用して大会に出てます。
大会に出場し、大会で結果を残すことが、メーカーからすると最も大きな宣伝になるからです。
「お前、大丈夫か?」
不義理をするような奴の
スポンサードは切った方がいいですよ。
おしまい