「荒らす」というワードを大戦シリーズだと割と聞くし上手い人はやっているように見えるんですけども、中々これが実感しづらい。
仮にもワラデッキをこれまで使っておいて荒らすが分からないって何事だという話はありますが、何となく「敵陣付近で相手の兵力を減らす」「延々と敵陣付近で敵を倒し続ける」ってのも言うのは簡単だけど中々出来ないよねって所がありまして。
そういうことを考えながら今日はこんな感じのデッキを使用していたんですが、ようやく「荒らす」というワードに関して納得がいったのでメモしていこうと思います。
ちなみに当初の上記のデッキコンセプトは
「開幕総武力36で+6号令を使えば相手は死ぬだろう」という大変に安直な発想だったんですけども、その安直なとっかかりの割にはかなりテクいデッキになってしまいました。あとこれ今見返したらコモンのカードと金剛石商店のカードしか無いから、これから始める方にも集めやすくて良いんじゃないですか。集めやすいだけですけども。
上記の動画の中で、上手く短計を使えていたなと感じたシーンが以下の通り。
短計・縮地の良い点は、
相手の騎馬を妨害したり(画像上)、槍を消したりして相手の兵種アクションを邪魔出来たりする(画像下)点。
斬撃も絡めて大久保忠世の射撃を妨害しようとする相手騎馬の動きを止めたり、最終局面では固まっていた槍を全部消して天野八郎の活躍を支えました。相手がどんなに頑張って槍を出そうが、縮地で一発で槍を消せる。
佐々木只三郎の場合は剣豪なので斬撃を出しながら縮地すればノーダメージで痺れさせたり、まとめて斬撃してダメージを取る事も可能。
短計・装填の良い所は
単に兵種アクションの火力が2倍になる点、そして兵種アクションを2回出来る分流派の溜まりもちょっと良くなる点。
今回追加された大久保忠世に関しては素武力8の銃撃を2回分出来るワケだから、そりゃあもう火力がスゴイ。適当に叩いておくだけでも相手が撤退していく。何ならワラのパーツにも使えるんじゃないのって思うくらいの火力が出るので、かなり気に入りました。
そんな上記の短計をいつ使うのか、という話になりますが、
1部隊撤退させられそうな時は使えば良いんじゃないかと言う気付きを得ました。
それで相手の部隊が1部隊落ちれば、号令デッキなら相手の攻めるターンはその分遅くなるし、ワラデッキ相手なら守るのがしんどくなってミスを誘発させやすくなる+攻城ダメージを取りやすくなる。
普段火計で最低でも士気5使って相手の部隊を落としているのに対して、先読みして短計を使えば士気1で士気5相当の成果が出せると書いたら相当強そうに聞こえませんか?
ちなみに天野八郎も荒らしパーツとしては相当強い気がします。デメリットがあるとはいえ、武力の上がり幅と突撃ダメージの高さは一目置くべき性能。これも1部隊以上撃破出来そうな時に使えば、大体外れないんだと分かりました。
昔牛金を使える人は超上手い人みたいな印象があったから、今ようやく天野八郎の使い方が分かってきて英傑大戦が面白くなってきた気がします。
この辺のカードを使って
低士気で相手の部隊を撃破し続けてリードを維持し、相手が攻めるに攻められない状況を延々と作る事、これが「荒らす」なんじゃないかと今日すんごく思いました。
これだけ書いといて「違います」とランカーに言われたらどうしましょ。そういう日でした。