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個人で作る最大限のオリジナルデッキケース(UV印刷)

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ettol
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はい、どうもえっとろです。

だいぶ前に100均だけで作る本格オリジナルデッキケースというタイトルでデッキケースの作成方法をご紹介しました。
こちらの記事は100均で揃えられる素材を中心に安価で作成できるデッキケースのご紹介でした。

そして、今回の記事は個人で出来る最大限の方法をご紹介しようと思います。
業者委託すればもちろん完成度の高いデッキケースは作成可能なのですが、問題点もいくつかあります。

〇発注最低個数が100個から(十数万円から)のケースが多い
〇唯一1個から発注できる所も、形状が固定されている(大戦向けのサイズではない)

という問題があります。

そこで、この投稿では

1,業者発注したようなきれいな印刷でデッキケースを作りたい
2,デッキケースにはオリジナルのイラストを使いたい
3,デッキケースのサイズ・蓋の向きなどは自分好みにしたい
4,専用の高い工具などは購入しない

という思いがある人向けに、自分が作成したオリジナルデッキケースの手法などをご紹介したいと思います。




〇私の完成品
最初に、私の作成した完成品をご紹介しようと思います。

(イラストはイラストレーターの方に依頼して作成して頂きました。)

透明なポリプロピレン板の裏からイラストを印刷し、それを組み立てました。
個人的なこだわりでデッキケースの蓋はマジックテープなどで固定するのが嫌だったので
底面で磁石による固定が可能となるように設計しました。(これは特殊ケースなので、今回の説明からは省略します。)

ポリプロピレン板を通して見る印刷面は非常に綺麗に仕上がっており、また、耐久性も非常に良い状態です。
(現在初期に作ったものを2年使い続けていますが、全く問題ありません。)


〇素材の準備
素材の選択肢としては2つあります。
1,Seriaで販売しているPPシートクリアライン
 クリアラインとは表面に斜めのラインがある素材を指します。
 メリット:安価、入手が容易
 デメリット:クリアラインのでっぱりがかなり強い(感じ方に個人差あると思いますが)

2,アクリサンデーのPPシート PS-10
 Seriaと同じく透明でクリアラインが入っている製品です。
 メリット:大きな素材として入手可能、クリアラインの主張がおとなしめ、amazonなどでも入手可能(ぽい)
 デメリット:やや高い(100均が安すぎるとも言える)、入手可能場所が限られる

ホームセンターなどで入手可能なのですが、扱っていない店舗も多い印象です。(私の周りだと5店舗中2店舗のみ購入可能)

私が作成に使用したのはアクリサンデーのPPシートです。
理由はいくつかあるのですが、手触りの感触がアクリサンデーのPPシートの方が好みだったのが大きいです。
このあたりは実際に店舗で触って確かめてみるのが良いでしょう。


この素材にUVプリンターという特殊なプリンターでイラストなどを印刷していくのですが
印刷に適したサイズにカッティングしていきます。
後述する、私が実際に委託した印刷屋さんとファブリケーションでは同じ機器を使用されていたため(Roland DGのLEF2-200)
同じ印刷可能範囲である538mm×360mmにカットしていきます。
ただ、私の場合はこのサイズに4つ分のデッキケースパーツを一度に印刷したので
一つだけ印刷する場合などは、適したサイズ(例えばA4サイズとか)に切っておく必要があります。

UVプリンターによって印刷可能範囲は違ってきますので、あらかじめ聞き取り・調査する必要がありますね。




そして、次にプライマー処理が必要です。

ホームセンターなどで一般的に販売されているのは
・ミッチャクロン
・プラスチック用プライマー
の2つでしょうか。

ミッチャクロンマルチ (420ml)プラスチック用プライマー

個人的なお勧めはアサヒペンのプラスチック用プライマーです。
ふたつとも試してみたのですが、どちらも性能としては問題ありません。
ただ、ミッチャクロンは420mlの大き目サイズしか無いため、デッキケース1個だけ作るとなると量が過剰です。

一方アサヒペンのプラスチック用プライマーですと、100mlタイプも存在しているため、ml単価で言えば割高ですが
少ない量から購入できるのが嬉しいところ

一度に複数個作ってみたいという方は大きいサイズを購入すれば良いでしょう。

100mlタイプでおよそ0.4~0.5㎡の範囲に塗布出来るので、デッキケース1個作るや試作をして見るにはちょうど良いでしょう。

ちなみに、このプライマー処理は絶対必要です。
プライマー処理をしなかった場合は自分の様に悲劇が待っていますので・・・

プライマー処理をせずに印刷すると、一見綺麗に印刷出来ている様に見えて、薄い膜がただ乗っているだけの状態です。
少しこするだけでぺりぺりと印刷面が剥がれて悲しい気持ちになるので、プライマー処理は絶対必要なのです。




〇印刷データの準備
さて、用意した素材に印刷するデータを準備していきます。
サイズや蓋の形、イラストの配置などはこの時に考える必要があります。
一例として自分が作成したデッキケースのひな形を公開しております。参考にしてみてください。
https://ettol.booth.pm/items/6241893

自分の欲しいサイズ感、蓋の形をこの時に吟味してみましょう。
また、蓋の留め方もお好みの物をチョイスしましょう。
最近は100均でも、マジックテープやホックなどが多種多様販売されていますので、どの位置で留具を付けるかは結構重要です。
ここは作成する人の完全な自由なので、しっかり悩んでみてください。

私はこのひな形の作成にJWCADというCADソフトを使用しています。
JWCADの操作方法については割愛しますが、お使いの画像編集ソフトでも似たような編集は可能だと思います。

・ひな形作成時の注意点
1,折曲がる部分は1mm~2mm程度印刷しない隙間を作る。
 折曲がる場所まで印刷してしまうと、実際に折り曲げたときに印刷面が削れ見栄えがかなり悪くなります。
2,蓋部分は本体の立方体の長さよりも1~2mm長くする。
 若干の遊びが無いと、蓋が綺麗に閉まらなくなります。素材も0.75mmの厚さがあるのでこれを考慮しておく必要があります。


ちなみに私の最終的な印刷データはこのようになりました。
複数個作ろうと思ったので、こういう形です。​​

ちなみに、パーツを二つに別けているのは一体型のひな形にすると、この印刷可能範囲でデッキケースが3つしか印刷出来なかったためです。
1つだけ作りたいという場合は無理にパーツを別ける必要はないでしょう。

また、次で説明する印刷に関連して
印刷する環境によって受け入れ可能なデータ形式が変わります。
このデータ形式についてはよくよく事前打ち合わせをしておく必要があります。

印刷は表(クリアライン)から正しい向きで見えるようにしないといけないので、反転したデータが必要ですし
UVプリンターは白インクだけは別途で2度目の印刷が必要となります(白打ちという工程です。)
そのため、白インクが必要となる部分だけ単色でデザインしたデータも必要です。
このあたりは印刷屋さんとよくよく打ち合わせする必要があるでしょう。
印刷屋さんによってはこのあたりの作業も料金に含めて代行してもらえる場合もあります。


〇印刷

さて、ここが一番大変かもしれません。印刷です。
基本的に印刷はUVプリンターという特殊な印刷機で用意したPPシートの裏側(クリアラインが無い方)から印刷していくことになります。
UVプリンターは特殊なインクを対象物に印刷した直後にUVライトによってインクを硬化させるプリンターです。
私たちが一般的に手にしているアクリルキーホルダーなどはこのUVプリンターで作成されています。

このUVプリンターは結構特殊な機械なので、お近くのコンビニで印刷という訳には行きません。

印刷する方法は2つあります。
① お住まいの近くにある印刷屋さんに対応可能か相談する。
 企業HPなどがあれば、アクリル製品への印刷や立体物への印字などを印刷製品として紹介しているところはUVプリンターを所持している可能性が高いです。
 ですが、その部分だけは外注という可能性もありますし、そもそも個人依頼を受け入れてくれる所かどうかは実際に問い合わせるしかありません。
 
 私の場合は最初は印刷屋さんに問い合わせてみました。用意した素材とデータを実際に持ち込み、社長と相談しながら実際に対応していただけることになりました。
 ただ、素材とデータを渡せばすぐに完成という訳ではなく、細かいデータ形式や印刷範囲の具体的な指定、サイズの確認(このイラストのこの一辺が〇〇mmになります。というような打ち合わせなど)
 などなど、思っている以上に細かい打ち合わせが必要です。(曖昧なままだと印刷屋さんも困るので)

 そして、私の場合上記印刷物は基本料数千円+印刷1枚数千円(基本料の倍弱)ぐらいになりました。
 このあたりの金額は各印刷会社さんでまったく違うと思われるので、実際に見積を取るしかないですね。

印刷屋さんに依頼するメリットとしては、こちらが何の知識が無くてもある程度サポートしてもらえるところでしょうか。
 少し高いけれど、確実というところがメリットでしょうか。


②ファブリケーションにて自分で印刷する。
ファブリケーションとは特殊な機械をレンタルして、実際に自分で作業を行う製作所のような場所です。
UVプリンターだけでなく、3Dプリンターや特殊なミシンなど、普通に買ったら数百万するような機械を安価に時間貸しさせてもらえる場所です。

ただ、このファブリケーションは検索してみて頂ければわかるのですが、3Dプリンターやレーザーカッターなどのレンタルをしている場所はそれなりに多いのですが
UVプリンターの貸し出しをしている場所は本当に少ないです。
日本で数か所と言っても良いでしょう。
私の場合、比較的近い博多にUVプリンターをレンタルさせて頂ける場所があったので、そちらでも印刷してみました。
Revo Labo base

ここは利用初回に会員登録と基礎トレーニングを受ける必要があるのですが
その後は上記印刷屋さんの印刷費と比べると圧倒的に安価に使用させていただく事が可能です。
実際に自分でデザインしたデッキケースが印刷されていく瞬間を見るのはたまりません。

このRevo Labo baseさんのように、UVプリンターをレンタル出来る場所が近くにあれば、実際に自分で印刷してみるのも十分選択肢になると思います。

ちなみにですが、Revo Labo baseさんではレーザーカッターもレンタル出来るので、例えばオリジナルのアクリルスタンドやアクリルキーホルダーなども制作可能です。
自分も機会があれば作ってみたい・・・


①印刷屋
②ファブリケーション
どちらも一長一短あります。
金額面では②が圧倒的ではありますが、そもそもUVプリンターが借りられるファブリケーションは日本に数か所レベルです。
お近くの印刷屋さんに相談するのも確かな選択肢だと思います。


(ファブリケーションで印刷中)
印刷物の固定方法や高さ調整、操作、データの修正など
最初にレクチャーを受け、後は全部自分で行う必要があります。


(印刷完了、この時の感動はいいものですよ)




〇制作道具

私が組み立てに使用した道具一式を紹介します。



左から
PP用両面テープ
マスキングテープ
定規
デザインナイフ
プラスチック用カッター
デッキケースの型
カッターマット

という感じです。
なんか変な物がいくつか見えますね。説明していきます。

マスキングテープ、カッターマットは100均で売っているものです。
デザインナイフとプラスチック用カッターはOLFA製の物を愛用しています。
最悪ハサミだけでも形にはなりますが、綺麗な仕上がりを目指す場合はデザインナイフが必須だと思います。

PP用両面テープはNITTOの5015番 ホームセンターで一般的に売られているものです。

100均などでプラスチック用の液体接着剤もあるのですが、両面テープの方が圧倒的に扱いやすいです。
これの使用を強く推奨します。

定規はデザインナイフで印刷したPP板を切り出す時に使用するのですが変な形していますね。
定規自体は100均で売っているステンレス製の定規です。それを2枚購入して
裏側はホームセンターで売られている滑り止め用のゴムを張り付けています。

ゴムの貼り付けも先ほどの両面テープで行っています。
印刷したPP板を切り出す時、最大のリスクは定規が滑って切りたくない範囲に傷が入る事です。
それを防ぐために、滑り止め用のゴムを付けて、手全体で押さえつけられるように改造しています。

最初はステンレス定規1本だけで試作していたのですが、高頻度で滑ってしまい、最悪印刷面を傷つけてしまう事故もありました。
ここまでやるかどうかは人によりけりかもですが・・・

滑り止め用のゴムもそこまで高くないものなので、検討してほしいところです。

そして、デッキケースの型ですが
これは実際に組み立てるデッキケースの内側に丁度収まるサイズの木片を用意してマスキングテープでぐるぐる巻きにしたものです。
組み立て作業の中では、接着面を強く押し付けたり、正しい角度で取り付けられているか確認する必要があり
そういう時にこの型があると重宝します。
型と言っても、特殊なものではなく、これも100均で売っている工作用木片を組み合わせて作成しました。
ダイソーで売っている木片が丁度幅1.5cmと自分のデザインしたデッキケースの厚みと同じだったので
2個の木片の間をアクリル両面テープなどの厚みのあるもので調整して、マスキングテープで巻いています。
組み立てにおいて必須ではないものの、あると嬉しい道具です。


他にも私が作ったデッキケースの場合、磁石用の穴をあける必要があるのでピンバイスが必要だったり
磁石取付用のアクリル板を磨き上げるために別の器具が必要だったりするのですが

マジックテープで蓋を留める形であれば不要なので割愛します。


〇組み立て
私の切り出しから組み立てまでをyoutubeで記録用に保存していますので、細かい流れはこちらを見るのも一つの手かと思います。

組み立て配信はこちら

基本的には
・デザインナイフで切り出し
・折り目をプラスチック用カッターで溝堀
・折り目を付ける
・両面テープで接着
・留め具の装着

という順番です。

細かい留意点は各工程で多くあるのですが・・・
その留意点は作ってみたいデッキケースの形状によって変わると思います。
私が何個も作成した経験から共通して言えそうなポイントを箇条書きしてみます。

・切るときは1度で切らずに複数回に別けて
 一度に強い力を込めて切ると、デザインナイフはあらぬ方向によれてしまいます。
 最初は小さな傷をつけるぐらいの感覚で3~5回に分けて切り出すことを意識すると良いと思います。

・切るとき、利き手側にはイラスト面を持ってこない。
 私は右利きなので、左手で定規を押さえて右手でデザインナイフを使います。
 その時、定規の側にイラストが来るように押さえます。デザインナイフが万が一寄れた場合でも、印刷していない側に刃が逃げてくれればリカバリー可能なのです。
・折り目に溝を付ける作業は事前の練習を
 この作業が自分の中でも一番難しい作業でした。
 折り目の丁度真ん中に刃が当たってなかったり、溝をつけようとして刃がよれてイラスト面に傷が付いてしまったり
 力を強く入れすぎて、溝が深くなり、首の皮一枚でつながってるような状態になったり
 この作業をする前にはしっかり練習して感覚を掴んでから臨みましょう
 髪の毛みたいな糸くずが1本切り出せるぐらいが理想です。

・折り目を付ける時
 折り目は最初に曲げたい方向とは逆方向に45度ほど傾けます。その後ゆっくり傾けたい方向に90度曲げていきます。
 この曲げる速度はなるべくゆっくりする必要があります。
 PP板は折り曲げ耐性が強く、何度折り曲げても千切れにくいという特性があるのですが
 急な力で折り曲げると、パキンと板チョコレートを砕くように割れる場合があります。

両面テープはそこまで気を付けなくても大丈夫でしょう。
やはり切る作業、溝を付ける作業が一番難しいと思います。
余ったPP板を利用して練習をしておくを特に進めておきます。

また、自分用の1つだけ制作を想定していたとしても、2~3個分の予備を含めて印刷しておくのが良いでしょう。


ということで、以上の工程を経て
世界に一つだけ、自分専用のオリジナルデッキケースを作成することが出来ました。

印刷されているので、イラスト面は非常に綺麗です。
私が使用しているのは2年前に制作したプロトタイプなのですが
印刷面やデッキケースそのものは健全な状態です。
多少印刷した所の端が欠けていたり、2年による紫外線の影響で色が落ちていたりしますが
デッキケースとしては十分使用出来ています。

左が2年前のプロトタイプ、右が2か月前に作成したもの
プロトタイプはこの2年毎日使用しておりましたが、色落ちは今回並べてみて初めて気付いたぐらいです。

印刷面の欠けはこんな感じ(分かりにくい・・・)
よく見ると端が少し欠けているのが分かると思うのですが、逆に言えばそれぐらい注視しないと分からないレベルです。





以上で、個人が出来うる範囲ギリギリまで挑戦してみたデッキケース制作です。
本当は書き足りない事が山ほどありますし、読んでいても分からない事が多数あると思います。

もし、ご質問などがあれば直接お問い合わせ頂ければと思います。協力は惜しみません。
X:@erottol

今回の制作方法は大戦シリーズに限らず、ポケモンカードや遊戯王などでも応用できる内容だと思いますので
あなたのオリジナルデッキケース作成について、少しでも助けになっていれば幸いです。


また、次回以降の投稿では、この2年間のデッキケース作成に関する七転八倒劇を備忘録がてら記述していこうと思います。

 
更新日時:2024/11/03 18:06
(作成日時:2024/11/02 22:53)
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 2 )
海月
海月
11月6日 1時16分

こんばんは
白押さえまで自力で印刷する個人を超えたプロの仕事すごいですね
P○PLSの箱はカード小銭入れスリーブまとめて持ち運ぶにはまあまあ便利ですが1~2デッキをコンパクトに持ち歩くとなるとTCGとしてはマイナーなカードサイズゆえ新しく丁度良いサイズのプリセットが生まれるのは難しそうですね

ettol
ettol
ettol
11月6日 23時27分

>海月さん
コメントありがとうございます。海月さんのデッキケースは参考にさせて頂いておりました。
最初はポプ〇スに発注して作成しいようかなとも思ったんですが、私の通勤カバンではどうしても収まりが悪かったのと、マジックテープ止めというのがどうにも好きになれずここまでやりこんでしまいました。
遊戯王やポケモンカードだとものすごい種類のケースとイラストがあるので、うらやましいですね・・・

白打ち自体は印刷屋に依頼していた時は別途データが必要な事に気付いておらず、勝手にデータを作成してくれていたようで(その分の基本料ですが)
ファブリケーションで操作説明を受けている時に初めて知りました。
一度理解すれば、それほど難しい話でも無いので、またやるときは全面白打ちではなく、一部透過とかもやってみたいですね。
どの作業も一度分かったり気付けば大した事無いと振り返って思うので、色々な方に挑戦してほしいなぁと思っています。

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