君たちはどう傾奇くか～Sデッキの可能性を考える～

　傾奇ポイントが本格的に開始し、前環境で使われたカードは0ポイントなど低下して声望や石高などを稼ぎづらく、逆に使われなかったカードは大きくレートを伸ばせるようになりました。
　それぞれのランク帯で傾奇が高いとどれだけレートが伸びて、逆に低いと効率が悪くなるかはまだよく分かりません。Sデッキだと大体1勝で2勝分になるとか、なんとか。ただ、分かるのは大きくポイントがついているカードが核になっているデッキはそのシーズンでの狙い目だという事です。
 

　ざっと見た感じだと、テンプレ通り組んでも傾奇ランクが高い嬴政なんかは今シーズン見かけるようになってもおかしくない感じがします。
　ちょっと妥協してAデッキにしたい！　というならば、胡傷を韓当に変えると2024/09/23~2024/09/29シーズンならAデッキに無理なく格上げする事も出来ちゃうのもポイント。覇進戦法を使いたいタイミングはぼちぼち多い気もしますけど、そこは必要経費です。
 
　とはいえSデッキでEデッキを倒して環境無双！～Eデッキに戻って来てくれと言われてももう遅い～みたいな展開は中々望みづらいワケです。やっぱりどうしても、Sデッキにしようとすると低枚数かつ流行っていないカードの詰め合わせのようになってしまう気がしてしまいます。
　新バージョン直後で荒れた傾奇状況である今だからこそ、比較的デッキの形になっていそうなSデッキを検討出来るのではないでしょうか。たとえばドリフ信長は号令持ちながら48ptという現状最高の傾奇ポイントを持っているので、今シーズンは結構狙い目なのでは。自分は使った事無いですけど。
　号令の場合は多少妥協して、傾奇ランクAになりそうな80ptを目指して調整した方がデッキの完成度は高まりそう。
 
　今は宝石込みのワントップの微笑む時代だと考えると、英布に48ptついているのも結構アツいかもしれない。1コストでは最高の傾奇12ptを持つ曹爽や平宗盛はスペック、計略共に割と便利ですし、項梁は環境を獲った経験もありつつも調整も1回きりの20ptでそんなに悪くはないライン。
　将来的に宝石バフがもうちょい抑えられるであろうことを考えると、盛りたいなら今がチャンス……かも。変に号令にするよりも、スペック及第点以上の超絶強化持ちとかを軸にしたデッキにした方がSデッキの完成度は高まりそうに見えます。



　とりあえずざっと見た感想としては以上。
　これだけ書いておいて、自分が使うデッキは多分B～Aに収まりそうな気がします。というのもSデッキで勝つために連敗してたら、結局地道に真田幸村のEデッキで連勝を重ねてた方がよっぽど効率が良かったみたいな本末転倒な事態も充分あり得る訳です。だったら、強いコンセプトで傾奇を稼げる今シーズンの嬴政の方が狙い目と言えるでしょう。
　環境でも戦えそうなテンプレがお買い得になるラインがBデッキで、自前で色々頭を捻らないとマシなデッキが出来ないのがS～Aデッキ、というのは多分今後も変わらないんじゃないでしょうか。今後も暇があり次第、色々考えてみとうございます。