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英傑大戦記#100 ワラデッキの思い出の巻

by
楊狐
文士
文士
楊狐
英傑大戦記#100

英傑大戦記としては今回で100回目の投稿となります。
キリの良い数字ということもあって、ワラデッキに関する自分のトピックスを書いていければなと思います。





画像は必勝戦術講義。公式の攻略本。


三国志大戦(2005)
初代三国志大戦に自分が出会ったのが18年前。当時、三国志大戦が稼働して3ヶ月後あたりだったと思います。
友人に誘われてはじめました。
もともとゲーマータイプでもゲーセンへ行くタイプでも無く、かといって三国志に詳しいわけでも無かった自分を誘ってくれた友人には現在も感謝です。
ここまで長い付き合いになるとは全く思っていませんでした。


ワラデッキとの出会い
当時、三国志大戦は初めて触れるカードゲームでした。ゲーセンにおいても新しいジャンルのゲームでもあったと思います。
友人や自分もそれまでになかったゲームにそれぞれ手探りで楽しんでいたと思います。
公式のホームページはあったものの大戦組など公式SNSは無く、手元にある情報といえば友人からの一応のルール説明と武将カードの山だけ。あとは上図の攻略本を買ったりしました。
なので友人の言葉を思い出しながら武将カードの裏面の説明を読みつつ、どんなデッキにしようかと考えていました。
そんな中で自分が初めて作ったのが飛天6枚デッキでした。


なぜか? 
初心者は初心者なりに考えるものです。
このゲームは相手の城を殴ることが勝敗に関係すると聞いて「戦いは数だよ兄貴!」という言葉もあるとおり数で城を殴りにいった方が良いのではないか?と漠然と思いました。
さらに個々のスピードが上がれば相手を素通りしてやり過ごせ、そのまま攻城もできるはず。
あとは個人的に枚数が多い方が好きなので一度にいろんな武将に触れることができるというミーハーな理由でワラデッキを使い始めました。
飛天自体もたまたまカードの山にあったもので渡されたカードに無ければ別のデッキを作ってはじめていたかも知れません。
舞で他のカードが強化されるというのは面白く、素早く動くカードは楽しかったです。
しかし、結果は共わず惨敗だったと思います。


呂布との出会い。
連敗している中である武将と出会います。それがSR呂布(載せている画像、攻略本の隣にいる武将)
コスト3武力10知力1という唯一無二のスペックでした。
自分が呂布を引いたことを知った友人が初心者向けだからと呂布ワラを使うことを勧めてきました。
呂布ワラ?
どんなデッキなのかと思いながらも、お勧めの呂布ワラというのをやってみようと始めました。


という勢力
画像に載っている公式の攻略本。必勝戦術講義より。
呂布が所属している他勢力を説明していきます。

騎兵3 槍兵1 弓兵4 歩兵11 武将合計19
コスト3が1枚 コスト1.5が4枚 コスト1が14枚


コスト3の1枚というのは呂布です。コスト1の大半というよりもコスト1は、ほぼ歩兵のみ。
勢力内にいる唯一の槍もコスト1に1枚だけでした。
このという勢力はかなり特殊で※歩兵の国でもあり、何よりもおかしいことに気づきますよね。
そもそもコスト2.5とコスト2の武将が存在しないんです。
ということは……。
今振り返ってみても意図的に開発が呂布ワラを作れと言っているとしか思えず、呂布と愉快な仲間たちの国といっても過言ではないと思いました。

※歩兵(斬撃のできない剣豪と思ってください)


呂布ワラ
現在の英傑大戦における初心者向けデッキである4枚とは真逆で6枚でも初心者デッキと呼ばれたゆえんがなんなのかを書いていこうと思います。





呂布ワラ開幕配置の図

6枚でも大丈夫?

2本しか腕がないのにどうやって6枚のカードを動かせばよいのか?というコメントを目にしますが、もともと大戦シリーズはリアルタイムストラテジー(RTS)に分類されるためカードへの命令を与えておけば常に手で触れていなくても勝手に行動をしてくれます。

この行動をしてくれるというのはどういうことか?
仮にカードの操作、移動のため、動かすのに手で触れた状態で盤面上をスライドさせながら部隊をA地点からB地点へと動かしているとします。しかし、予め目的地のB地点に武将を置いておけば兵種問わず手で触れていなくても移動をしてくれます。


上図の開幕配置
呂布以外の部隊を敵城へ貼りつけておけば試合開始と共に呂布以外の部隊は前進し敵と乱戦。あるいは敵城への攻撃を始めます。敵味方が乱戦している場所へ呂布で援護の突撃を仕掛けます。
この方法なら部隊が何枚あっても実質、騎兵のみを動かしていることになります。
両手のどちらかが空いている状態なのでボタンや撤退した部隊を城へと戻すこともできます。


呂布ワラデッキ
当時、使っていた最初期の呂布ワラデッキを紹介します。

呂布 武力10知力1 騎兵 コスト3 特技:勇猛 計略:天下無双(士気6)
デッキのキーカードとなります。

コスト1軍団
張角 武力2知力8 歩兵 特技:魅力(昂揚) 計略:太平要術(士気6)

高知力なので伏兵踏み要員。計略:太平要術は全部隊を復活させてくれる頼もしい再起計略。
別名、呂布ゾンビデッキ。当時、そう呼ばれた所以は張角の存在が大きい。

張宝 武力3知力7 歩兵 特技:なし 計略:落雷(士気6) 
勢力唯一のダメージ計略もち。相手の脳筋を一掃してくれるぞ。

張梁 武力5知力1 歩兵 特技:なし 計略:黄巾の群れ(士気3)
たびたび自分の投稿へ出てくる🦍 コスト1ながら武力5は唯一無二。黄巾の群れは全盛期の憤激戦法並みにやっかいだぞ。

刑道栄 武力4知力1 歩兵 特技:復活、勇猛 計略:強化戦法(士気4)
特技を二つ持っているコスト1としては破格な存在。

周倉 武力3知力1 槍兵 特技:復活 計略:強化戦法(士気4)
勢力唯一の槍兵。復活の特技が光るぞ。



部隊の役割
大まかに分けると歩兵と騎兵の操作のみとなり。
コスト1 歩兵。敵城へ貼り。乱戦、攻城。撤退したら部隊を自城へ戻す、復活したら敵城へ置く。
コスト3 騎兵。敵味方が乱戦している場所、攻城部隊への援護突撃。敵部隊の殲滅。

騎兵、弓兵、槍兵の三兵種を扱うよりも分かりやすく大戦の基本を学ぶことができます。

高武力の騎兵による突撃。部隊を乱戦、壁にしたいわゆる壁突。
撤退した部隊を自城への帰城、復活、復帰等の反復行動。
どの部隊が何処で何をしているかという盤面上の行動と位置把握。
乱戦以外に攻撃方法が無いため守城ローテの重要性が増す。
絶えずどの部隊も動いている状態なので何もせず棒立ちいているカードがなかったりします。

歩兵にはアクションがないのでやることが前進しかないので、かえってシンプルで扱いやすかったのかも知れません。
2兵種のみの操作は初心者にも分かりやすいと思います。


※リアルタイムストラテジー(RTS)
ゲーム中はリアルタイムで進行し各ユニット(大小さまざまな部隊、登場人物の単位)などに命令を与えて行動させる。そのため、緻密な操作をすばやく行うアクションゲームとしての性質も持ち合わせていることが多い。
wikiより





英傑は英傑を呼ぶ!
時は流れ大戦シリーズは英傑大戦へと舞台を移しました。
敵城へのコスト、知力による攻城ダメージ、攻城速度などゲームシステムも変わりワラデッキの様相も様変わりしたと思います。
しかし、基本操作など理屈としては上記の呂布ワラと変わらない部分もあると思うので今作でもワラデッキの操作自体はそれほど難しいものではないと思っています。

自分で自分の遊びを見つけよう!
以前、ジョン万次郎の投稿(#93)でも冗談ぽく書きましたが、
定説とされる4枚デッキで初めても良いのです。
なんなら5枚でも良いですし、自分のように6枚ワラデッキで初めても良いのです。
重要なのは英傑大戦というゲームでどんな遊びをしたいのかだと思います。
自分はたまたまワラデッキで初めて、これが自分が楽しめる遊び方なのだと発見しました。
しかし、これは自分の遊び方であって第三者に合っているかどうかはわかりません。
ワラデッキに関しても意見の一つに過ぎません。

自分だけでなく大戦組には様々な意見があります。それらを読んで終わりではなく読んでからが遊びのスタートだと思っています。
遊びを決めるのは第三者ではなく自分だということを忘れずに今後も大戦組で自分に合った新しい遊びの探求、発見ができれば幸いです。

再見

©SEGA
更新日時:2023/12/12 17:19
(作成日時:2023/12/12 17:17)
コメント( 10 )
10件のコメントを全て表示する
楊狐
文士
文士
楊狐
2023年12月13日 10時22分

Chaosさんコメントありがとうございます。
呂布ワラはシリーズ通して見るデッキですな。
刑道栄と南華老仙は、お約束のように配信でも毎回触れられましたな。
毎回の質問コーナーになっていた気もします。それだけ気になっていた人が多かったのか。
2005年の稼働からシリーズ通算18年目! 歴史があります。
今後も新しいプレイヤーに愛され、新しいデッキが誕生することを願っております。

Chaos
楊狐
文士
文士
楊狐
2023年12月13日 10時29分

はるすずさんコメントありがとうございます。
寝ている蔡文姫は台詞も、それに関したものだったと思います。
何気に漫画家カードなんですよね。それも使っていた理由の一つかも。自分も好きです。
大戦3までは前作のカード引き継ぎができましたからな! こちらも旧作のカードで隠れた強さを持っていた武将もいましたな。
この当時はSNSもなく、攻略本が頼りだった部分が多いです。
そうです! 追加勢力が袁紹軍と西涼軍でした。
ゴリの強さ、インパクトは当時からずっとあります。いつ帰ってきてくれるんだゴリ!

はるすず
楊狐
文士
文士
楊狐
2023年12月13日 10時35分

松林伯炎さんコメントありがとうございます。
お祝いのお言葉ありがとうございます!
遂に英傑大戦記の投稿としては100回に目到達しました!
まさか、ここまで続くとは。今後も日記を書いていきたいと思います。
三国志大戦3と比べると初代はすごいカードプール少なかったですからな。
最初から同名武将もいましたし、追加カードも一回きと。SEGAのほうも慎重かつ手探りな感じだったのかなと思います。
自分もメモリアルガイド持っています! 三国志大戦の書籍は出るたびに買っていました。
今では考えられないかもですな。しかし、それだけの年月が過ぎて今があると思うと感慨深さがあります。
プレイヤー、運営共に歩んできた大戦シリーズだと思います。

松林伯炎
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