初心者向け訴訟講座④「内容証明郵便の書き方　その１」

　今回は内容証明郵便の書き方について説明していきます。

















　

　内容証明郵便の用紙は文房具屋で買うことができます。用紙と内容証明を入れる封筒と書き方の見本がセットで入ってます。

　内容証明郵便は相手に送るもの、郵便局が保管するもの、自分用のひかえの3通が必要になります。

　文房具屋で売っている内容証明郵便の用紙はカーボン紙になっていて、手書きで1枚書くと3枚の内容証明郵便が書けるようになっています。

　文房具屋の内容証明郵便の用紙の値段は、3セット入って600円でした。


















　また、内容証明郵便はパソコンで書くこともできます。私はパソコンで内容証明郵便を書いてよいことを知りませんでした。

　内容証明郵便を買いに文房具屋に行ったのですが、10年以上前に内容証明郵便の用紙を買いに行ったときには、用紙の置いてある場所がすぐに分かりました。

　ところが、今回、文房具屋で内容証明郵便の用紙をさがしたのですが、どこに置いてあるのか分かりませんでした。仕方がないので、店員に聞いたのですが、店員さんは内容証明郵便が何かが分かっていませんでした。

　他の店員さんを呼んで、店員さん同士で相談しながら内容証明郵便の用紙をさがしていて、そのときは「文房具屋の店員なのに、なんで内容証明の用紙の場所を知らないのだろう？」と不思議に思いました。

















　セガに手書きで書いた内容証明郵便を送ったあと、ふと、「内容証明郵便を誰が書いたか、は重要な要素ではないので、手書きの必要性なくね？」と思い、netで調べたところパソコンで書けることを知りました。

　今どき内容証明郵便を手書きで出すひとがいないので、文房具屋の店員さんは内容証明郵便を知らなかったのでしょう。














　パソコンで書けば訂正が楽なうえ、コピーができるので、内容証明郵便はパソコンで書くことをおすすめします。

　しかし、あなたが初めて内容証明郵便を書くなら、パソコンで書くにしても文房具屋で内容証明の用紙を買った方が良いです。

　netで内容証明郵便の書き方の見本を調べてみましたが、文房具屋に売っている用紙に付いている書き方の見本の方が分かりやすいです。

　また、内容証明郵便を書くときに用紙があった方が書き方のイメージをしやすいと思います。

　















　内容証明郵便は中央郵便局から送ることができます。場所によっては支店の郵便局でも送れるみたいなので、最寄りの郵便局で内容証明郵便を送れるかは、netで調べてください。

　内容証明郵便を送る場合にかかる金額は枚数によって違います。私がセガに内容証明郵便を1枚送ったときは1279円かかりました。


















　内容証明郵便の料金は安いので、訴訟に比べ金銭的負担は少ないです。とりあえず内容証明郵便を送っておいて相手の出方を伺う、という使い方は、とても有効です。

　ただし、内容証明郵便は郵便局に写しが保管されますので、脅迫じみたことを書いてしまうと、訴訟のとき、相手にとって有利な証拠になってしまうので、注意してください。





　初心者向け訴訟講座⑤「内容証明郵便の書き方　その2」に続く