※タイガーショットは実装されていません。
みなさーーーん! タイガーショット擦ってる? 壁のシミだ!
さて、新カード追加からの緊急修正を経て、一度目の正式なバージョンアップが行われた今日この頃。初めての大規模な計略修正に、喜んだ人、涙をのんだ人、色々いらっしゃると思う。
皆様はどの修正に注目しているだろうか??
効果時間だけで許された知盛──。
信がやられたとはいえ本体が無修正だった比企尼──。
帰ってきた鶴見中尉──。
突如現れた動く斬撃、麻倉葉──。
しかしタイガーショット使いにとって、これらの修正は些細なものにすぎない。
タイガーショット使いを震撼させた修正はただ一つ。
そう、武蔵坊弁慶!!!
百聞は一見に如かず。この修正を見ていただきたい。
防護倍率 0.6倍 → 0.4倍
バカッ……! 刻むだろっ!
普通もっと……! 段階をっ……!
0.6倍が0.4倍になる。これがどのくらいヤバいかに関しては、「修正前の0.66倍のダメージになる」と言えば伝わるだろう。一気に武蔵坊弁慶自身の計略を二度掛けしたかのような倍率になったのである。マジで刻めよ段階を! もっとこうあっただろ、50%とかさ!!! こいつコスト2武力8気合だぞ!!! 本来スペック要員だぞ!!!
しかも知力が2なので(同系統の計略を持っていた三国志大戦の許チョのように)計略時間が短いのかと思いきや、なんと素で10Cある。
ただただ強い。脳筋型最強計略と言っていい。
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※タイガーショットは実装されていません。
さて、武蔵坊弁慶が異常な上方を貰ったことはわかっていただけたと思う。しかし、これがどうタイガーショットと関係があるのか? と疑問に思った方もいるだろう。そこで、前回の記事を少し思い出してみてほしい。
タイガーショットデッキのパーツに必要な役割は、なんだったか?
①タイガーショットを確実に通す
②城を守る
③追加の攻めを行う
そう、この三つである。
特に②は無視できない要素だ。計略攻城であるタイガーショットは基本的に、城は取ることができる。しかし、守りで一切役に立たないという欠点を抱えており、「タイガーショットの作ったリードをどうやって守り切るか」は大きな争点となる。
そこで、この武蔵坊弁慶である。
もともと防護系計略が使われにくい理由として、ほとんど守りでしか使えないというものがある。
どっかの緋の刹那防護号令は全盛期に思いっきり城殴ってたらしいけど普通は防護系計略は攻めで使いにくい。防護系計略の宿命として、武力上昇値は士気相応ではないため、ローテで凌がれて士気を無駄にするといった事態が発生しがちだからだ。
つまるところ、「攻めにしか使えない」タイガーショットと、「守りで輝く」武蔵坊弁慶は、死ぬほど相性が良いのである。
これまでは武蔵坊弁慶が防護倍率0.6倍と、城を大型号令から守り切るには心許なかったが、超絶アッパー修正でその懸念が消えた。今やタイガーショットと武蔵坊弁慶は二人で一つ。プリキュアなのだ。
タイガーショットで城を取り、武蔵坊弁慶でカウンターを守る。
完璧な勝利の方程式が生まれたのである。
※タイガーショットは実装されていません。
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タイガーショット、武蔵坊弁慶までは確定として、残りのパーツとしては、「超低士気で城を延命できる計略」と、「タイガーショット後に追加の攻城を取る計略」、そして「タイガーショットサポート計略」が欲しくなってくる。
ここで注目のカードがもう一枚ある。相手がタイガーショットとの殴り合いを挑んできたときの低士気守城パーツとして新たに追加された、阿波局である。
三国志大戦民向けに言えば、投げ守城戦法である。効果時間がかなり長く、殴り合いに持ち込んだ時の延命手段から、士気溢れ対策まで、様々な役割を果たしてくれる。
C傅巽でありC朱治である、と言えば、そのすごさが伝わるだろう。
気合持ちで場持ちが良い武蔵坊弁慶との相性も悪くない。タイガーショット、武蔵坊弁慶、阿波局。この三枚は、次世代タイガーショットデッキを担うテンプレートとなるだろう。
これらを踏まえ、いくつかのデッキサンプルを提示しよう。
なお、引き続き
英傑大戦の不具合でタイガーショットはカードリストに表示されないため、スペックが似ている場地くんに代理をお願いしている。いつも申し訳ない。今回もよろしく頼む。
※タイガーショットは実装されていません。
馬なし弁慶タイガーショットのサンプルがこちら。
兵種を考慮せずに欲しい計略を突っ込みまくったらこうなってしまった。個人的にはタイガーショット後に追加点を取るカードを入れておきたい派なので、その役割として稲葉一鉄を採用している。ダメ計対策の常盤御前も含め、非常に柔軟な動きができる。ダメ計対策は諦めてタイガーショットを囮にする運用であれば常盤御前は入れなくてもよく、その場合はここを馬にしてもよい。上記で紹介しておいてなんだが阿波局を大喬というのもあり。
このデッキの場合は玄が常盤御前しかいないので、弁慶の第二効果は飾りとなる。
弁慶の効果を活かすならこのような形だろうか。斎藤に兵力上限突破回復をかけることで1点どころか2点守り切ることも可能になる。
公時はタイガーショット後の追加点用としても使えるほか、タイガーに重ねて進軍させることで超絶騎馬への切り札となりうる。
また、先陣二枚のため開幕の素武力が高めで、伏兵も伏兵踏み役もおり、呼応が取りやすいのも良い点。タイガーショットは相手にリードをつけていればつけているほどプレッシャーが高まるカードなので、できるだけ開幕の呼応を狙っていこう。
ダメ計対策はないので戦器での対処を考慮しよう。
細かいことを考えずに素武力高い玄のカードを入れたら(武蔵坊弁慶や阿波局とのシナジー的に)ただ強いと言う話もある。
万が一士気が余ったら謙信タイガーショットキメろ。
※タイガーショットは実装されていません。
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今回の内容は以上となる。バージョンアップにより現れた最強の男、弁慶と、それを用いたタイガーショットデッキについて、ご理解いただけただろうか。
攻めに強いタイガーショットと組むべき武将として、これまでも色々な選択肢が試されてきた。超絶騎馬型、蹴鞠シュート型、果ては昂揚と士気流派で固めた一発落城型など……。しかし、武蔵坊弁慶はそのカードプールに一石を投じた。タイガーショットで取り、防護計略で守る。そんな単純明快で、ゆえに隙のない戦術は、これからのタイガーショットデッキの主流となること間違いなしだろう。
これまでタイガーショットを特殊な計略として敬遠していた人も、これを機に、タイガーショットの世界に触れてみてほしい。
それでは、また次の記事でお会いしよう。
※タイガーショットは実装されていません。
ネタにマジレスするみたいであれですけど
>修正前の0.66倍のダメージになる
より1.5倍硬くなったのほうがわかりやすい気はします。(意味は同じです)
槍飛ばす前田慶次がタイガーショットっぽいですが、全然違いますね。
>ミロさん
1.5倍硬い!!! 天才の語彙力である。
前田慶次は槍の先に武将を置かれるだけで槍が城に辿りつかなくなるので、中々まとまったダメージを取るのが難しいんですよね。あとやっぱタイガーは計略中操作が要らないのが強かった。