から脱退します。
よろしいですか?
「・・・・・・ん~・・・
「・・・誰?
「・・・・・・・・・(スッ
「・・・あれ?あなたは・・・確か諸葛亮さん?
「いえ、私は大戦老師・・・あなたのような前途ある若者に、この世界の歴史を伝える者です・・・
「(・・・どっからどう見ても諸葛亮さんなんだけど・・・)
「無二さん、あなたはこの世界の歴史・・・”大戦シリーズ”と呼ばれるこのゲームの歴史を知っていますか?
「(メタい・・・)いや、どういう感じなのかは知らない・・・
「そうですか。ならばこの私がお教えしましょう・・・遥かなる大戦シリーズの歴史を・・・
「(・・・なんだろう、この空間は・・・)
「今なおその人気を不動の者としている大戦シリーズですが・・・その始まりとなったのは2005年に稼働された
「三国志・・・老師さんが出てたシリーズでしょ?
「人違いです・・・それはともかく、このゲームは当時アーケードに出ていたカードゲームのそれとは大きく異なる操作方法を携え、”自分の目の前にある盤上でカードを動かし、実際に軍を操作する”という画期的な操作方法で
「いわゆるリアルタイム操作ってやつだね。確かにそういうカードゲームは今までなかったかも。
「当時から歴史題材小説として人気の高かった”三国志演義”をモチーフとし、リアルタイム・ストラテジーと呼ばれるジャンルのゲームを確立させた歴史的なタイトルだと言われています・・・ですが、このゲームが出来上がる前、すでに雛型となるゲームが出ていたのです。
「何?
「”WCCF”・・・現在はそのシリーズに幕を下ろしてしまいましたが、カードを操作して選手を動かす
「そんな昔からそういうゲームがあったんだね。稼働からどれぐらい人気だったの?
「WCCFから流れて来たユーザーも多かったらしく、稼働から少しの間だけでかなり多くのユーザーを集めたと聞きます。何よりあの有名な三国志の武将達を、自分で操作できるという事がより多くのコアなユーザーを呼んだのでしょうね。
「ふーん・・・そう聞くとアーケードゲームに新しい風を吹かせた一因にもなったんだね。
「いえ、現在とあまり変わりません。
「そうなんだ・・・
「後のアーケードカードシリーズの盛況ぶりを考えると、間違いなくカードゲームの歴史を変えた作品になったと言えるでしょう。
「2では何が変わったの?
「・・・それは次回に話しましょう。今回はここまでとします。
「え・・・もう終わり?というか次回もここで話すの?
「次回はもう少し違う場所で話しましょう。来る時が来れば、また手紙を送りますので・・・
「あ、やっぱりあの手紙あなたが送ったんだ・・・
「では、またお会いしましょう・・・・・・(スッ
「あ・・・どっか行っちゃった・・・
WCCFからの三国志大戦!
盤面上のものを変えるだけなので、それほど新しいことを始めたという感がしなかったという当時からの大戦シリーズディレクターさんの言葉からSEGAはゲーム屋というよりも、やはり技術屋集団なのだという感想を改めて持ちました。
それでも三国志大戦の登場後は各メーカーでの後発カードゲームも散見されたので影響力はかなりあったと思います。
新シリーズ楽しみに追いかけていきます🐘
>>> 楊狐さん
いつもコメントありがとうございます。
このゲームの歴史を知るとさらにゲームが面白くなる!と思って書いてみました。新シリーズも気長にお待ちください😄