どうも、王桃盗賊団の者です🍑
さて4日連続で続いた
飯テロ企画ですが、今回でいよいよ
最終回です🥺
テーマとなるのはこの人です👇🏻
御堂関白、
望月兄さんこと
藤原道長です🏹
400年に渡る平安時代の中で彼ほど
栄華を極めた人物は、まぁ他にはいないでしょう👑
平安京におけるセレブの筆頭格でございますよ💰
そんな彼の好物、気になりませんか?
やはりというか、この時代は
甘い物が貴重でした🤔
何せ当時
砂糖は中国(宋)から輸入するしかなかったのですが、当の中国が契丹族やら女真族やら党項族やらに攻められていて余裕がなかったのです🥴
ならばと日本国内で精糖の技術を磨いてはいったものの、しかしそれでも量産というまでには至っていません❌
となると、日本での甘味は
超贅沢品となるわけです😎
欠けたる事も無しと思っちゃう
道長の事、そんな贅沢品である甘味が大好きなのはもはや
当然の流れですね
というわけで道長は甘い物が大好きなんですが、まず紹介するのは日本の伝統的な甘味である
蘇です
これは牛乳を煮詰めた物とされており、かなり糖分が豊富であったとされていますが、正式な製法は未だ謎に包まれています🤔
実は世界的に見ても日本はかなり早く牛乳を飲用に使っているのですが、その長期保存の術として蘇の製法が確立されたとされています
まぁ、これ自体は割と有名ですね✨
しかし道長はこの蘇を、更に
アレンジして食べていました😎
なんと道長、ただでさえ糖分たっぷりな蘇に
蜂蜜を掛けて食べていたのです
甘々ですわ🤗
なんと道長は今から千年も前に
ハニーミルクを楽しんでいたわけですね🐝
ただしこれは菓子というよりも
薬として服用していた節があり、大病を患った際には毎日食していたようです
また、蘇と
栗を合わせた
蘇甘栗なる物も道長は食しています🌰
おそらく栗きんとんのような感じにして混ぜ合わせた物だと思いますが、これは道長が
太政大臣となった際の大饗(宴)にて宮中から届けられました✌️
なお、この時に蘇甘栗を届けた使者は
蘇甘栗使という肩書をわざわざ冠し、丁重にもてなされたそうです🤯
しかしこの蘇の製法は武家社会になると廃れてしまい、今や完全な
ロストテクノロジーとなってしまいました🥺
そもそも牛乳を飲む文化自体、平安時代で一度終わった(明治時代に再開)ようです
また、当然ながらこんな甘味ばかり食べていれば色々と体調も崩すでしょう😇
実は道長は
日本初の糖尿病患者とも言われています
皆さんは健康的な食事を心掛けましょうね👍
というわけで長々続いた連載企画
英傑達と料理はこれにて一旦おしまいです🙇♀️
三国/戦国/幕末/平安と食文化を解説できて満足しましたので、また明日からは普通の投稿に戻します✋
今回は以上‼️