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特技【先陣】と【鬼】について思うこと

by
板尾の嫁
文士
文士
板尾の嫁
■【先陣】と【鬼】について思うこと■
いきなり本題から。
今更ながら今Ver.で追加された新特技について、
思っていたことを書いてみます。
(内容的には大戦シリーズを始めた人向け)

先に行ってしまうとこの2つの特技、
大戦シリーズで“異質”なものだなぁと思っています。



【先陣】

前半の残り50cまでの間、武力と知力が+1される特技。
これまでは【覚醒】や【新星】、【一両具足】など、
後半や特定のゲージで上昇するものはあったものの、
"つよくてニューゲーム"を体現したのはシリーズ初。
そういう意味でまず異質です。


Ver.1.5.0で追加された【先陣】持ちを眺めると、
コスト比最高武力を超えるものは1枚もなし。

なぜ今までこういったものがなかったかと言うと、
士気がなく計略が使えない序盤において、
高スタッツの部隊を対処するのはとても困難なため
です。
(※言い切ってますが、あくまで一応個人の解釈です)

特に2.0コストで武力9なんて武将が出てくると、
通常のコスト比武力では2.5コスト以上の部隊が必要で、
デッキによってはただ前進して来るだけのそれに対し、
2~3部隊で必死に対応することになりかねず、
開幕乙系が強くなり、
【先陣】持ちの採用が最低条件になる…なんて可能性も。


今後のカード追加でそれが出てくる可能性はありますが、
余程のことがない限り、低いとは思っています。
統率による押し合いシステムがあった「戦国大戦」では、
最初期に2.0コスト武力9の騎馬隊がいたというのに、
最後まであまり使われませんでしたけどねw




【鬼】

兵力40%以下になると部隊に鬼の絵のエフェクトが出て、
各種兵種アクションから受けるダメージを軽減します。


軽減率は結構なもので、
私みたく兵種アクションで勝負しているデッキの場合、
相手にすると本当にしぶとくて厄介極まりない特技です。

最初から《鬼神の大号令》のように、
特技専用の計略まで登場しており結構な優遇感。
ただこれ以降、【鬼】が付く武将が出て来るかどうか?

戦国時代では二つ名に"鬼"を冠する人が多々いますが、
これは明らかに人ならざる存在にしか付かなさそうですし…
(´・ω・`)オニコジィ…



何が異質かというと、流派ゲージシステムの登場により、
兵種アクションを頑張ることが推奨されているのに、
それをある意味否定するような効果である点
です。

ゲージ回収ができることは変わりないですが、
乱戦での撃破を推奨する形を取っているあたり、
やはり人ならざる存在というイメージが強いですね。

ただ現在のカードプールではパワー偏重になっており、
【鬼】メインでデッキを組むと絡め手が少ないです。
純粋にパワーで押し勝つのも十分に強いですが、
SR浅井長政ER今川義元のパーツとして使っても、
良い感じに噛み合って強いと思います。



「英傑大戦」のストーリー設定では、
平安時代に何かしら問題の元凶があって、
その歴史の異質感を演出する一因として、
今回の特技をデザインしている面もあるのかな?
というのが私の感想です。

妖の類が出てきたというのは最初少し驚きましたが、
シリーズを振り返ってみると既に鶏やらトカゲとか、
そっちのベクトルで人じゃないヤツが出て来てたので
そういうのもアリなのか。と納得しました(←

次はどんな新しいアイデアが出てくるのか、
楽しみにしながら今日もゲーセンに向かいます。
作成日時:2023/01/09 10:38
コメント( 1 )
楊狐
文士
文士
楊狐
2023年1月10日 15時26分

今回の投稿を読んでいて三国志大戦3にあった特技「崩射」と「大軍」を思い出しました。
「崩射」は走射中の矢を槍兵に当てると槍オーラを1c弱消すことができる。
という特技で、槍に対して計略なしで強いという特技でした。
こんなのありかよ!
「大軍」は最大兵力が125%になる特技で「鬼」に通じる耐久度(兵力の多さ)の高さを活かす特技でした。
その分、武将スペックは抑え目なのですが…。
こんなのありかよ!
ちなみにコスト比オーバースペック。コスト2武力9は三国志大戦3にもおりました。
こちらは攻撃力が9で防御が8扱いだったかな。
今の大戦から追加された「刻印」もなく。
槍、弓、馬と多色ながら兵種もそろっていて開幕乙デッキも当初はありましたな。
…歴史を繰り返す部分もあるのかな。「歴史」をテーマに扱っているだけに。
作品の世界観としては「先陣」も「鬼」も合っているのではないかと思いました。
自分も板尾さんと同じようにゲームの新しいアイディアを楽しみつつ、ゲームを楽しんで行こうと思います。

板尾の嫁
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