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戦器早覚一覧:前編

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伏龍殿の覇者
伏龍殿の覇者
当記事は戦器覚えられない問題に端を発した、拙がうっすい記憶を頼りに引っ張ってきたジョーク記事です。疑問点があれば自分で調べることでより記憶に定着させる目的があります


ウソです、めんどくさいからです


1.素焼
釉薬をかけずに焼いた碗
以降で出るものに比べて炎に反応を示す釉薬をかけていないため色がつかない
また戦国大戦プレイヤーに馴染み深い「焙烙」は素焼きの鍋のことで決して爆弾のことではない。焙烙玉や焙烙火矢がいわゆる武器として使われるもので、焙烙のことを爆弾だというのは火炎瓶のことを瓶と呼ぶおしゃれテロリストのような物である。

2.美濃焼
美濃の方の焼き物
ここら辺は逆に詳しく書くとぼろが出てしまうので書かない、くわばらくわばら
ちなみにくわばらくわばらというのは怨霊になった菅原道真が士気6の落雷をポンポンと打ちまくるので、ここは元々菅原道真の領地だった桑原の地ですよ~落とさないでね~という呪文である。そのうち菅原道真も出るかもしれないが生きてるか死んでるかで計略が変わる。

3.赤楽茶碗
これは知らなかったので調べた、「楽茶碗」の赤ものである。黒楽茶碗もある。
豊臣秀吉の建てさせた聚楽第の楽から楽焼としたのが起源ともされる。へぇ~、じゃあ豊臣は緋かもしれないね。
と思ったが直前で楽茶碗は緋と関係ないと言っている、人の記憶は2行しか持たない


4.緑釉壺
これも釉壺というジャンルに違いない!と思って調べたら緑釉・陶器という緑の釉薬を使ったジャンルの壺だった、コケにしやがって

5.唐物肩衝
これは分かる、読んで字の如く唐物の肩衝茶入れである。お茶をしまう方のヤツ
しかし唐物肩衝はジャンルの名前なので、戦国大戦プレイヤーには馴染み深い初花肩衝も北野肩衝も唐物肩衝である。
戦器:日本刀みたいなジャンル分けだ


6.曜変天目茶碗
曜変⇒窯変の当て字、窯で釉薬が思いもよらない変化をしたということ。星みたいで綺麗に変化したから曜の字を当てたそう
天目⇒ははーん、ってことは星みたいなって意味だな?調べてみると天目山で採れた土とか天目山の辺りで使ってたという意味だそう、コケにしやがって…
たしか今関西の方で見れる展示があったはず

7.和氏の璧
卞和という人がやべー壁(ベルト止めとかで使う宝物)の原石見つけたから、献上したい!って言ったけどボロクソに批判されて両足斬られたりして、最期はこれヤバい奴なのに信じてくれない~と泣いていたので試しに磨いてみたらほんとにヤバい奴だったという話があり、卞和から一字を取って和氏の璧という。
よく考えたら武将の名前ですら散逸する中で一般ピープルの名前が2000年残ってるのは凄い、粘ってみるもんだなぁ。
完璧の故事の由来にもなっている、「璧」の字が他の壁と間違えやすい時の覚え方は玉がある方の璧と覚えよう。上の方…?なんか…気合で覚えてよ

8.玉璽
こっ、これは伝国の玉璽ですぞ!と井戸から引き上げられた時に言うのだが、古代中国を勉強する前にこれが出てくると、へぇ~無くしてた印鑑井戸にあったんだ、ラッキーくらいで終わってしまう。三国志で出てくる皇帝の使う印鑑
古代中国の人は印鑑に割と全権を託しているので、曹操が死んだあと曹彰が親父の印鑑何処やったっけ~?って聞きに来たけど突き返されたみたいなエピソードもある、馬鹿っぽくて良いね。
MtGでもポータル三国志にしか「伝国の玉璽」が収録されていなかったため値段が高騰していたが、最近再録された。その時のデザインは普通の西洋式印鑑だった。

9.平蜘蛛釜
湯を沸かすと蜘蛛が這ったような模様が浮き出るのです…とかフィクションで言われたりするが蜘蛛が這ってるみたいにのっぺりとした低い形の釜。
平蜘蛛にまつわる逸話の内、何処までがフィクションなんだと思って調べてみたら火薬を詰めて爆発させてもいないらしい、従って松永弾正もなんか普通に死んでいる。1963年ごろ近代の小説により描かれたフィクションが発端の逸話とのこと。
たしかに個人的に推している浮世絵画家の月岡芳年も描いている浮世絵で松永久秀が普通に打ち砕いているものがある、調べて見てもらいたいが夢の無い話だ

10.短甲
甲の字自体が表すのが鎧の意味なので、ニュアンスとしては短い鎧だが調べてみたら5世紀くらいまでしか使われていなかった。なんだそれ
それでもよく考えると200年ごろの三国志の時代の鎧の方がしっかりしているのではないかという印象がある、そりゃあ一般兵向けだろうからこんなもんだろうよ、という話ではあるが凄く中途半端な鎧を引っ張って戦器にしたなぁというのが素直な感想

11.月輪紋胴
月輪紋の着いた胴、具足
がちりんって初めて聞いたのは、藤田和日郎の漫画のタイトルって人、多くないですか?
特に言うことは無い

12.白糸威胴
黒糸と白糸だけでこんなに差が出てしまうとは…みたいな名前の印象を受ける
良く分からなかったので調べたら白糸・威・胴(丸)に分解でき、威(縅・おどし)とは、小札板を革や糸などの緒で上下に結び合わせた鎧のことだとある。
小札板は調べてみてほしいが、短い鉄や皮などで作ったプレートで、この鎧はそれを結んだものらしい、へぇ~~知らなかったね。知ってた?

13.鎖子黄金甲
斉天大聖・孫悟空の鎧
イメージないなぁ、全然ない
如意棒とかと一緒に海の重りとして置いてあった宝の一群に本鎧がある。しかしこれを取ってしまったばっかりに龍王はあいつどうにかしてくださいと天帝に訴えた結果、ハイ死刑、と言い渡されるがなんやかんやあって500年待ってから三蔵法師がやってきて…とエピソード0で着ていた鎧って訳だ、そりゃあ知らんよなぁ

13.黒糸威胴
白糸で触れたのであまり触れない。
だがこちらが金枠になっているのは袈裟懸けに数珠を掛けていることからも本多忠勝を意識した鎧だからであろう。
別に黒糸に数珠を掛けるというルールはない。

しかしもし貴方が普段着のファッションとして黒糸威胴を着るのであれば、肩から数珠を掛けた方が自然な装いになるだろう

14.朱塗胴
実はこれが一番困った。
マジで特に意味がない、なんでこれが金枠なのかも分からなければ重要文化財とかでもない、謎、謎of謎戦器、king of 謎
ギブアップです。

15.金溜塗胴
言わずと知れた徳川家康の鎧
なので勿論発動条件は三国志のコストが4.5コスト以上です。

16.楯無
武田家に伝わる鎧
源義朝が落としたやつを拾って武田家に持ち込まれたとされるが良く分からないらしい、大事な戦の時には信玄も「マジで、楯無に誓うんで見ててください」と言ったとか言わないとか、バチクソど真ん中に武田菱付けてるけどそれは大丈夫なんですかね
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20分で書くと言ったんですが全然無理だったのでいつかに分割します。任せたぜ、いつかの俺
 
更新日時:2022/07/28 13:33
(作成日時:2022/07/27 22:48)
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