珍しく同日二投目です
はい、甘皇后は俺の姉、猫山夢之介こと不肖駄猫です。
さてさて、本日ラインで友人とgdgdお話ししてた時にふと出たネタですが…英傑大戦の主君階級、位階の正確な読み、皆さんしてますか?
これ結構間違って読んでらっしゃる方が多いんじゃないかと思いまして、小ネタ的な記事を書いていきたいと思います。
そもそも位階ってなんぞ?ってことなんですが…
元々中国の律令制度と一緒に輸入されたもので、国内で独自進化した結果、冠位十二階からちょいちょい変更、最終的に冠位四十八階まで増えてから大宝令(大宝律令)で簡素化されて、その後の長きにわたって使われた階級みたいなもんです(いうて大宝令でも三十階なんすけどねw)
んで明治時代に太政官制が敷かれて位階十八階に変更されるので、まぁ戦国・幕末の英傑大戦は位階三十階がベースかなと。
三国時代?知らんw
んで、まずは頭についてる従と正について。
これ「じゅう」とか「せい」とか読んでる方が多いかもしれませんが、実は違いまして…それぞれ「じゅ」と「しょう」になります。
なお正一位に限り「じょういちい」となります。
え?「しょういちい」じゃないの?と思われるかもしれませんが、一位に限り、正を「しょう」と読めるのは神社神階一位の場合のみと古例によって決まっています。
ついでお尻についてる上と下について。
これも「じょう」とか「げ」ではなく、間に「の」が挟まってきます。
つまり、正六位下は「しょうろくいのげ」という読み方になります。
ついでに三位からは上下がなくなります。
あと結構引っかかる数字の読み方。
一位~八位が英傑大戦にはあるわけですがそれぞれ「いち」「に」「さん」「し」「ご」「ろく」「しち」「はち」です。
気を付けたいのは「四」と「七」
「正七位上」は「しょうしちいのじょう」となります。
決して「せいなないじょう」ではありません(ほとんど読みが引っかかってない)
あと読みの最後、「位」も読み方が一か所だけ変わります。
「三位」の時のみ「い」ではなく「み」になります。
なので「正三位」は「せいさんい」ではなく「しょうさんみ」となります。
まぁ、ゲーム知識だからいいじゃん読み方なんて♪という方もおられるかもしれませんが、これ、現在も栄典制度の一つとして生前大きな功績を残した方へ、死後与えられるものなのです。
つまり、社会的に高位な方とか知ってる可能性が高いですから、内心アホやなぁ…と思われてめっちゃ恥かいてる可能性が無きにしも非ずというわけです。
あと知ってると何かの時にスラっと読めてかっこいいかもしれませんw
まぁ現在の位階制度は十六位階になり、正従はあるも上下はなくなってます。
それではここから位階でのマッチシステムやプレ色について。
これよくできてますよね。
緑プレート 正七位上まで
銅プレート 正六位上まで
銀プレート 正四位上まで
黒プレート 正二位まで
赤プレート 正一位まで
多分ですが
緑プレート…地下(ちげ)
銅プレート…六位蔵人(ろくいくろうど)
銀プレート…殿上人(てんじょうびと)
黒プレート…公卿(くぎょう)
赤プレート…最高位(従一位は女性に与えられる最高位という意味で従正ともに最高位扱い)
というくくりにしたのかなと。
銀プレ帯からフリーマッチに近くなるのは、従五位から貴族扱いになるからという感じで、貴族は貴族同志戦うのです!!とw
とまぁそんな感じで、読み方からマッチングシステムの元の予想でした。
今自分のクラス(位階)から、「俺は今、衛門介(えもんのすけ、従五位上の辺りの役職)だぜ!」とか「まだ少納言(従五位下)か…だがいつかは参議(正四位下)よ!!」とか「後少しで殿上人(従五位下、銀プレ)に手が届く!!そしたら俺も貴族だ!!」とかいう楽しみも面白いんじゃないでしょうか?
以上、まだまだ六位蔵人な猫でした。
それではまた、舞い舞う柵の向こうで。
日本語学ぼうとしてる外国人にこれ教えたら発狂しそうですね。
うおおおお、これ何気にすごく気になっていたので勉強になります…!!
はえ~すっごい勉強になる
でもいきなり「じょういちいが~」とか言われたら「え?ジョー市井?プロボクサーかなにか?」てなりそう
>>渡辺台王さん
ニホンゴムツカシイデス!
ちなみに代表的な例文に
今日は3月1日、日曜日で祝日、晴れの日ですね!
というものがありまして、同じ「日」を「きょう」「ついたち」「にち」「び」「じつ」「ひ」と全部違う読み方をするという悪魔の文章ですw
>>牧村さん
やっぱり気になりますよね!
折角格好いい階級がついてるんだからきちんとした読みで読みたいです!
>>ゴリさん
ジョー市井って確かにボクシングやプロレスにいそうですねwもしくはゴルフ?(古いよ!)
まぁ一般会話では出てこないと思うので、プレイヤー同士の話の時ですね~