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ER雑賀孫市と改めて向き合い、デッキを考えた。

by
絵印瀬流
絵印瀬流
バージョンが変わり環境も変わるため、ER雑賀孫市と改めて向き合い彼を活躍させる方法を自分なりに考えてみました。
全然関係ないですが、執筆中不適切な単語を含む文章が伏字にされるのに気付きました。
○△×□▽!○△×□▽!

①ER雑賀孫市という要素をバラして考えてみる

玄 戦国 3.0コス 鉄砲隊 武力10 知力5 【狙撃】
計略:乱れ八咫烏(7)武力と射程距離が上がり、同時に射撃できる部隊数が増える

勢力は玄。超絶強化の脳筋集団で1.5コスト以下にERがいないため副戦術に難儀する勢力。
号令や陣形による集団行動もできるが制約もつきまとう。
1.0コストの面子が強いとは言い難いので他勢力から出張してもらうのも手。

時代は戦国。戦国4.5コスト以上が条件の戦器を採用して爆発力を伸ばすのも良い選択肢。
R細川藤孝の戦国限定計略の効果を受けられるが、両者とも後衛で兵種が違うため
同時採用すると編成にかなりの制約を課せられる。

コストは3.0。全コストの1/3を埋めてしまうため主力にしなければならない。
高コストの無力化は戦況に大きく響くため極力無駄を省く立ち回りが要求される。

兵種は鉄砲隊。いの一に前線に構えて敵部隊に先制射撃を放ち兵力をごっそり削り足並みを乱す。
あるいは前衛を壁に後方から援護射撃をかまし、いち早く敵戦力を削ぐ役割。
発射までに敵に避けられる猶予があるため、動いている部隊よりも止まっている部隊、射線から横に動く部隊より縦に動く部隊を狙う。
またリロードに時間がかかるため、その間の行動(次の標的に移動や前衛と乱戦を交代する等)が運用のコツとなる。
騎馬に突撃されてしまうと射撃を中断させられてしまうため、槍兵の保護が必要不可欠である。

武力は10。乱戦すればまず負けない数字なのでリロード中は積極的に乱戦をし前衛の負担を減らしたい。

知力は5。伏兵やダメ計で即死はせずとも瀕死まで追い込まれる数値。
幸い敵との距離を置ける兵種なので帰城はそこまで苦ではない。

特技は狙撃。黄標準まで待てばノックバックに加え敵の動き(特に帰城)を止められるため
瀕死部隊を逃がさないためでなければ白標準で撃つのは避けたい。

計略は超絶強化の乱れ八咫烏(7)武力と射程距離が上がり、同時に射撃できる部隊数が増える。
射程内の敵部隊を全て撃ち抜け、戦場中央に構えればワラデッキを消し飛ばすMAP兵器と化す。
流派:部隊と掛け合わせれば更に脅威となるが、相手のデッキとの相性もあるためそこは柔軟に選択する。
戦場中央~自軍側で使うのが有効だが、相手側に位置取る攻勢時だと帰城でやり過ごされたりして
計略が空回りするため、攻勢時はそれ用の計略を持つ武将を採用する必要がある。
天敵は蒼R佐久間信盛。計略打った後に退き佐久間で逃げられ、士気差4のロスだけが残る残念な結果となる。
武力は+3と控えめで、超絶強化のタイマンや号令の集団攻撃をぶつけられると押し負けるので、
無理に正面から衝突するよりも足並みを揃えさせない立ち回りも要求される。

まとめ
・鉄砲隊の瞬間火力はすさまじいものの、後衛にいると高コスト高武力を持て余しがち。
・計略は守勢~中央向きで攻勢時は別の計略を用意したい。
・計略は対ワラ向けであり、号令や超絶強化相手にまともにぶつかってはいけない。

②見直した要素を踏まえて採用武将を考える

②ー1:メイン武将・サブ武将を決める
まずER雑賀孫市を主力として採用することを前提に話を進める。
もう片方はSR無二は確定で入れたい。二人とも狙撃を持っているので操作感覚が同じにできるのが大きい。
この2人を同時操作し、敵武将1体を確実に撤退させる運用を想定する。
そう決めたなら残りの4.5コストで編成のやりくりをしなくてはいけない。

②ー2:サブ計略を考える
最もポピュラーなのは号令や陣形なのだが、鉄砲隊の兵種柄、部隊の後ろ側に位置するために
射撃後はせっかく上がった武力を持て余してしまいがち。
リロード時間中に乱戦すれば良いのだが、攻城となるとマウント役を務めることになるため、
やはり武力・兵力を持て余したまま前線の部隊だけ撤退して、鉄砲隊だけがずこずこ帰城する残念な展開になってしまう。

号令に目を向けると玄に2.0コスR三淵藤英がいるが計略効果終了後に撤退してしまう。2.5コスSR長尾政景はコストが高い。
いっそ両方採用してしまうのも手だが、R三淵藤英が撤退後にSR長尾政景が一人で鉄砲隊の護衛を務めることになり
その負担が物凄いことになる。
李牧?私が英傑始めたのコラボ終了直後からだよチクショウ!!

陣形持ちも比較的軽めの所にちらほらいるが、今度は兵種と特技の有無でまた難儀する。
SR宇佐美定満(散華の陣)N本庄実乃(後方陣)は狙撃を持ってない。
R直江景綱(方陣)は弓兵で後衛被り、R相楽総三(赤報隊の陣)は計略がリスキーすぎる!

この辺りで全体強化で何とかしようという考えは捨て、計略以外の別の手を考えることにした。
高コスト・鉄砲隊・超絶強化の3拍子揃ったER雑賀孫市はとにかく団体行動との相性が良くないのだ。

②ー3:デッキ枚数を考える
メインで動かす鉄砲隊を2枚採用しているので、
4枚デッキだと撤退で4→3部隊に減ると騎馬のフットワークをさばききれない。
5枚であれば4枚残しでやはり物足りない。
限界で6枚だが操作が忙しくなる。……本当にそうなのか?
操作ができないならあえて操作しない方向で考えるのが良いかもしれない。
1.0コストを端攻めさせれば1.5コスト以上を釣って、残った武将を孤立させやすくなる。
ER呂布を釣って迎撃し、ER馬超を狙撃で蒸発させたときはもう脳汁ものだろう。
デッキ枚数も4枚型がトレンドだしケニアもちらほら見かけるのでワラ戦術も環境に刺さるかも。
という訳で採用枚数は6枚とした。

②ー4:残りのコストで武将を揃える
ER雑賀孫市とSR無二の4.5コストを引き残りの4.5コストで6枚にするには
1.5 1.0 1.0 1.0
玄勢力の低コスト前衛には聞こえは悪いが碌な武将が(持って)いないので別勢力から出張してもらうことにする。
欲しい兵種は槍兵3枚、騎兵1枚。基本的に鈍足デッキなので足の速い騎兵は1枚は欲しい。

今回は低コスト帯が優秀な蒼勢力を選択。騎兵は常時操作する暇がないので1.0コスト枠からR大喬を採用。
伏兵も開幕のリードに貢献し、計略も軽いのでコンボ用としても機能してくれるだろう。
残りの3枚は【防柵】持ちのN由宇喜一。コスト関係ない柵持ちは優秀だが知力1なので端攻城を成功させることは期待しない。
柵の位置は高武力槍がいるなら中央、そうでないなら端に置く。
次は高知力で勢力不問の回復計略を持つSRまつ。開幕の伏兵踏みと騎馬迎撃要員として鉄砲コンビを護衛してもらう。
柵を中央に置くなら代わりにSRまつが開幕端攻城役を務める。
1.5コスから特攻戦法を持つN黄蓋を採用。ここは計略コンボ用に玄R楊氏でも良いかもしれない。
こちらは1.0コスト端攻城の逆サイドから端攻城してもらい、隙あらば計略でごっそり削ってもらいたい。

③実際に完成したデッキで試合の流れを考える

以上の考察の末に完成したデッキがこちら

開幕はN由宇喜一とN黄蓋に両端特攻してもらい、敵の武将を釣ってもらう。攻城は期待しないが成功すればもうけもの。
取り残された敵武将を狙撃コンビが各個撃破してリードを掴む。R大喬を敵の背後に回して帰城を妨害するのも良い。

中盤以降は低コストで敵を釣り狙撃で各個撃破の流れを意識し、足並みを乱して号令を打つタイミングを遅らせる。
乱れ八咫烏はなるべく自軍側で計略を打つことを考え、攻勢なら軽い計略で士気溢れを防ぐ。

理想的な勝ち方は城ゲージを低コストの端攻城でちまちま、盤面有利の英傑呼応で削り
落城は期待せずゲージ有利・盤面優勢のまま勝ち切る想定。

このデッキで全国対戦しましたが、これがバッチリ的中して勝利したので
しばらくこの方向で頑張ってみようと思います。
更新日時:2022/06/13 03:28
(作成日時:2022/06/09 18:36)
コメント( 1 )
corona
corona
2022年6月9日 19時10分

参考になりました。ありがとうございます。 

絵印瀬流
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