初心者からよく「攻城が取れない」と悩みが上がりますが
「城が守れない」という悩みは、初心者から中級者まで幅広く耳にします
私自身、戦国大戦の頃から守りが苦手だと言われ続けており、ここで守りについて整理がてら書いてみます
※長すぎたので、色々削って初期投稿時より短くしました。追記もしてます。
0.はじめに
ここで書くのはあくまで「私がこうした方が良いと思う」という話です
断定的な表現があっても、個人的な考えに過ぎません
細かい点について疑問があれば、コメントでどうぞ
1.自城際で号令を撃たれたら城ゲージは取られて当たり前
自分の城壁前で相手に号令(全体強化)を撃たれて攻められた場合、当然英傑呼応を食らいます
そこまで攻め込まれた時点で、城ゲージはほぼ確定で失います
と、そんな当たりな点はさておき
仮に自分が同等以上の号令で対応しても、自分は城内で回復もできるのに何回か攻城は食らってしまう
その理由はなんでしょう
1.1.城で回復するよりも、ノーリスクで騎馬が突撃できる方が強力
何となく「攻めるよりも守る方が有利」という意識が無いでしょうか?
現実の歴史の戦では守城・防衛側が有利なことも多かったでしょうが、英傑大戦はそうではないです
英傑大戦にはいくつも兵種がありますが、騎馬は特に火力が高い兵種です
火力が高い代わりに迎撃のリスクがあったり、助走のスペース確保が必要といった点で
バランスが取られているんですが、攻城時はリスクなく突撃ができます
このため守る側の部隊の損耗が大きくなり、攻城を食らってしまうわけです
1.2.城際という「不利な状況」で戦っていることを自覚すべき
城際で騎馬マウントという強力な攻めを受けながら
「どうやったら城際で上手く守れるんだろうか?」
と考えたくなりますが、そもそも「城際で戦うべきではない」です
城を守りたいのなら、城際で戦うことを避けるのが第一なのです
2.高いラインでぶつかる事の重要性
「相手に高いラインで号令を撃たれないようにすること」が最も重要な守城のコツです
強力な号令と戦う際のコツを上級者に聞くと、必ずと言っていいほどこの回答が出ます
戦場中央で号令を撃ち合う状況になったのであれば、武力差などで押し負けてしまうにせよ
相手部隊が攻城位置に到着するころには、計略の効果時間は残り少なくなっているでしょうし
兵力もある程度減っている、となれば守る難度は相当低くなります
2.1.部隊を早く戦場に出す
相手のライン上げを防ぎ、城際での戦闘を避けるにはどうすればいいかというと
簡単に言えば「あなたの部隊を戦場に出す」ことです
例えば
「ある1部隊の回復/復活が終わるまで、元気なほかの部隊も含めて全員で城に待機」
といったことを初心者はしがちですが、その間に相手部隊が無傷でラインを上げてきてしまいます
あなたの部隊、遠距離兵種の部隊を早く戦場に出し、相手の部隊に遠くから攻撃を仕掛けましょう
そしてその部隊を相手の騎馬から守るために他の部隊も出しましょう
遠距離兵種での攻撃で、1部隊でもいいので兵力を削っておくとその後の守りがずいぶん楽になりますよ
復活戦器(茶碗)が初心者にオススメされるのは、部隊が壊滅したあと素早く部隊を立て直して
素早く戦場に出場するためなわけです
2.2.迎え撃つ・引き気味に戦う場所の目安
相手部隊を迎え撃つなら、戦場を3分割してる横棒の手前の奴の所辺りを目安にすると良いです
それぐらいの位置で号令を打ち合ったなら、相手の方が攻勢が強かったとしても、城に帰れるでしょう
2.3.遠距離から相手の兵力を削る
遠距離兵種で相手の部隊の兵力を削る場合ですが
一番強い相手部隊ではなく、相手の1.5コストの部隊など弱めの部隊から狙いましょう
弱めの部隊であろうと「相手の部隊数が-1される」ということのメリットは大きいので、それを狙いたいです
(1コストは放置でいいです)
攻めてくる相手部隊を見ると、中央部隊が一番武力が高く、両翼に行くほど武力が低くなることが多いでしょう
なので、左右どちらか端っこの部隊を狙うのがいいことが多いと思います
3.城際での戦い方など
相手部隊がこちらの城に到着し、城際で守城をすることになったら
なんとかして上手く城を守ってやるぞ、とかではなく
「ここまで攻められてしまった『不利な状況』なんだから被害を低減しよう」
と、まず心の持ちようを変えましょう
3.1.諦めるところから始める
「守らないといけない所からまず守る」というのは、城際において重要な守城のコツです
初心者の人はまず「もしも一か所しか守れないならここを守る」という箇所をしっかりと守りましょう
それと同時に、他の箇所はある程度攻城されても仕方ない、と諦めるわけです
相手が城に張り付き始める前に「この攻城部隊は無視しよう、この場所だけしっかり守ろう」と
頭の中で整理するところからスタートしてみましょう
初心者向けにざっくり言えば、1コストの歩兵や、2コスト以下の騎馬は全然無視していいです
これらは10c近く放置してもそれほど大きな被害になりません
1.5コストの弓鉄剣豪辺りも知力が3以下なら比較的無視してもいいと思います
1.5コストの槍兵はあまり無視したくありません
なんにせよ、まずは相手部隊を比較して一番無視して良いだろうという攻城部隊を決めて
そこを守るのを諦める(やめる)ところから初心者の人は練習を始めてみてください
3.2.横弓で守る
城際での重要な守城のもう一つのコツが「横弓を用意する」です
このゲーム、弓で横から射たれると驚くほど攻城が入らなくなります
弓がいるなら、乱戦させずに両端から敵攻城部隊を射ってもらいましょう
この時、弓部隊のカード上部を自分のヘソの方に向けると、城門の方の敵部隊を射ってくれますよ
カード上部を敵城方向にしてると、マウントしてる相手騎馬を射ってしまったりするので、注意しましょう
また、横弓を射ってると、相手の騎馬が突撃してきたり、攻城部隊が乱戦を仕掛けて来ると思いますが
城門付近への騎馬マウントが一時的に止みますし、槍兵の穂先や斬撃を出すスペースが生まれることになりますよ
3.3.斬撃や鉄砲で守る
「剣豪の斬撃を当てて攻城部隊を弾く」という行動も、城際での守りに効果があります
弾いたことで相手部隊が攻城位置から外れて、攻城ゲージがリセットされる、というのが
よく解説で出てくると思いますが、ゲージがリセットされないとしても
「ノックバックさせることで、相手が位置に戻る1~1.5秒ぐらい攻城ゲージが止まる」
という、妨害効果が発生するのです
1回斬るだけで、0.5カウントぐらい相手の攻めの時間を妨害できる感じなんですよね
鉄砲については、単純に瞬間火力が高いため
「出城」→「射撃で兵力と攻城ゲージを削る」→「帰城して回復&リロード」というローテーションが強いです
斬撃や鉄砲射撃は、狭い位置でもギリギリスペースが有ればしっかりとダメージを出せますので
頑張って出したいところです
騎馬はなかなか突撃を出せないでしょうから、守りには向いてない……本当でしょうか?
3.4.乱戦で守る
横弓や斬撃をするにせよ、部隊を乱戦させて城ゲージの増加を防ぐのも基本的な防衛行動です
乱戦で守る場合に、把握しておきたいことがいくつか挙げてみます
3.4.1.敵部隊の真上に出城しない
正確な話ではないですが、敵部隊と貴方の部隊が重なってる面積が多いほど貴方の部隊の移動速度が下がります
移動速度が下がると、帰城できずに相手の騎馬マウントを3回ぐらい食らって撤退してしまう確率が高くなりますね
できれば、相手の部隊に1/3~1/4程度重なる感じで出しましょう
槍兵なら、相手の騎馬マウント対策のため、相手に重ならないように出城してから乱戦する、というテクニックもあります
3.4.2.騎馬は足が速く、槍兵は足が遅い
この大原則ですが、騎馬は出城したあとすぐに帰城しやすい、ということになります
騎馬は守城時に突撃はし難いですが、低武力でも速度を活かして、さっと出してさっと退く、という具合に
乱戦ローテをしやすい兵種なので、雑に相手の城に投げて端攻城させるとかやめましょう
一方、槍兵は足が遅いので、武力が低い槍兵は出城して乱戦守城させると帰城は難しいです
出城する際、乱戦させずに槍の穂先で騎馬マウントを邪魔する方が効果があることが多いでしょう
3.4.3.複数部隊乱戦はハイリスク・ハイリターン
隙間から槍を出されないように、密集して城に張り付かれたような状況では
守城部隊を、2部隊と乱戦させるような形で出城する選択肢があります
お互いの部隊に武力差があまりないなら比較的大丈夫で
同時に2部隊の攻城ゲージを止められるので効率が良いですが
武力差があると、すごい勢いで兵力が減るので、気をつけましょう
3.3.4.もぐり乱戦は無茶苦茶強い
守城部隊を、自城と戦場の境目を行き来させて、チカチカ点滅してるような状態で相手部隊に乱戦する、という
もぐり乱戦、というテクニックがあります
帰城寸前状態を維持するテクニックなので、いざという時にすぐに帰城できる、ということのほか
守城が不利になる大きな原因である相手の騎馬マウントを無効化する、というチート効果を得ることができます
騎馬の突撃を受けない、ということは本当にあまりにも強烈なメリットなので
なんとか身につけたい技術になります
3.4.自部隊を落とさない
自分の城を殴らせないために自分の部隊を犠牲にする、ということをしないようにしましょう
無理に乱戦を続けて部隊が撤退すると、その部隊がいない分、守りに負担が増え、何回も攻城を受け続けることになります
「部隊の兵力がもたないので、乱戦するのをやめて帰城させ、1回相手の攻城を受けてからもう一度出城する」
そのように、無理をせず諦め、一呼吸おくことで、食らう攻城をその1回だけに抑え
「トータルで城ダメージを減らす」ことに繋がることがあります
「攻城を食らうことよりも、守城で部隊を撤退させることの方がダメ」とよく言われます
ピンチはチャンスとかいいますが、相手の攻城をしのいで、相手部隊を全滅させたとき
大きなカウンターのチャンスを得ることになります
しかし、攻城をしのいでも自分の部隊が撤退していたら、そのカウンターチャンスを活かすことができなくなります
「無理をして100点の守りをして反撃できないことよりも、90点の守りから完璧なカウンターでより大きな反撃をする」
という方が勝てる場合が多いことを理解しましょう
4.強力な守り計略
守りに向いた強力な計略があると、とても初心者としては助かると思います
素直に「そういう時に使う計略」を採用しましょう
・相手の弱めの部隊を素早く倒せるぐらいに高火力な単体超絶強化計略
・効果時間が長い(15c以上とか)単体超絶強化計略
・武力に加えて、移動速度や知力を下げる妨害計略
こういう計略が、守りで使いやすいですよ
4.1.弱めの部隊を落とす
城門ではなく、壁に張り付いた1.5コストの部隊などを高火力な単体超絶強化計略で倒しましょう
攻城部隊が1つ減った分、射撃・斬撃・槍の穂先を出すためのスペースが生まれ
守らないと行けない箇所が減り、非常に守城がやりやすくなります
4.2.長い効果時間を活かす
戦場中央でのぶつかり合いで、効果時間が長い計略は気軽に先打ちできるのが良いところです
計略を打ち合った場合、退いて戦うことで、相手側の計略が切れたところで
こちらの計略効果がまだ続いていると、素早く強いカウンターを狙うことができます
4.3.移動速度と知力を下げる
最初に書いたように、騎馬のマウントというのが守城を困難にしている最大の要因なので
その騎馬の移動速度を下げたり、武力を下げてやると、守城がかなりやりやすくなります
また、知力を下げて攻城ゲージを長くするのも、地味ーに城への被害を低減してくれます
言語化大切ですね
勉強になりました
中央ラインでぶつかっておくのはかなり有効ですね。
城際で守るのは本来負けてる側……ってのは目から鱗でした