デッキの作り方講座なんて色んな人が書いてるけど
私なりに4枚デッキに限った話ということで、ブレストがてら書いていきたい
0.はじめに
「私はこうした方が良いと思う」ということを書きます
断定的に言ってたとしても、私はそう思ってるというだけです
細い説明は省いたりもするので、なんかあったらコメントとかでどうぞ
1.戦いの主軸となる武将(計略)を決める
デッキを作るときはまず「この武将を使いたい」から始めるのが基本とされますが
どういう武将(計略)を主軸にするのが4枚デッキに適してるのかという話をします
まず、単体超絶より全体強化(号令)計略を主軸にする方が良いです
4枚編成だと城に張り付ける武将のコストが大きいはずなので
相手の城手前で全体を強化して、2コスト以上の槍兵の壁攻城を入れて
大きな城ダメージを取って勝つ路線にしたいです
全体強化ではなく「この武将の"単体超絶計略"を使いたいんだ!」というところから始めるなら
後述する「サブ計略」として号令を仕込むのをお勧めします
なお、号令に近い強化陣形も良いですが、号令と比較するとハイリスクミドルリターンです
韓信の国士無双ぐらいの強さがないと安定して勝つのは難しいと思います
1.1.どういう号令が良いのか
4枚デッキと相性がいいのは、兵力回復効果、移動速度上昇といった追加効果を持つものです
コスト(≒武力)が高い武将の兵力は低コストの武将の兵力に比べて価値が高く、兵力回復が有益で
少ない部隊数で広い戦場で戦うのに、移動速度上昇効果があるとかなり楽になります
4枚デッキで相性が悪めの相手とも戦いやすくなるのはこの2つの追加効果だと思います
なお、消費士気は6~7ぐらいのものがいいです
消費士気5の号令計略はメインに据えるには力不足な事が多いでしょう
(琥煌計略とかの剣3士気5のやつとか、色々例外はもちろんあります)
2.サブ計略を決める
主軸となる武将とは別の戦う手段を用意できると、デッキの質がぐんと上がります
例えば、号令計略は全部隊が揃った状態で打たないと、最大の効果を発揮しません
全部隊が揃っていない状態であっても、号令計略以外で戦えるようにしておくと楽になります
具体的には、攻めはメインの号令計略を使えばいいので、守りで使いやすい計略を採用したいところです
どういう計略が良いかというと
・相手の弱めの部隊を素早く倒せるぐらいに強力な単体超絶強化計略
・効果時間が長い(15c以上とか)単体超絶強化計略
・武力に加えて、移動速度や知力を下げる妨害計略
・他、守りで使いやすい特長がある号令計略(雑)
こういう計略が、守りで使いやすいと思います
特に、相手の部隊が1部隊でも減るとものすごく城というのは守りやすくなるので
強力な単体超絶強化計略で1.5コストの部隊とかをさっと落とせると良いです
なお、ダメージ計略もダメではないですが、効果が薄い相手も多いので
基本的には単体超絶強化計略を採用する方がいいでしょう
3.士気軽めのコンボ(重ね)計略を入れたい(けど難しい)
2.で書いたサブ計略とは別に、メイン/サブ計略と併せて打てる
士気3~4ぐらいの軽めの計略が採用できると、またデッキの質が一段階上がります
メイン/サブの計略だけでは勝てない戦闘の場面でもう一押し加える計略を
できれば入れたい、ということですね
士気3ぐらいの味方部隊の武力を参照する「目覚め」系の計略とかが分かりやすい例です
とはいえ、この枠に該当する士気が軽めで便利な計略はコストが軽い武将が持っていることが多いので
4枚デッキでこの枠を用意できるケースは少ないと思います
デッキ構成を歪ませてまで入れる必要はないですが、良い具合に採用できる奴がいないか探したいですね
3.1.いい選択肢が無い場合は?
低士気で良い感じものが採用できそうにないなら、2つ目のサブ計略を入れて妥協しましょう
先に選んでいるメイン/サブの計略よりも弱めでも仕方ないですが
有益に使える場面がありそうな士気5ぐらいの計略があると良いです
これは、デッキ内に実用的な計略を最低でも3つ用意したい、ということでもあります
4.最後の4枚目も妥協したくない
ここまでのメイン/サブ/コンボ(orサブ2)の3種が揃っていれば計略のラインナップとしては合格の構成になっていると思います
なので、4枚目の武将は計略を気にせず、スペック(武力&特技&傾奇Pt)が優れた武将を採用してもOKではあります
ですが、自分の経験上「この4枚デッキ強いな」と感じるデッキは4部隊すべてが実用的に強い計略持ちであることが殆どです
無理やり「武力が低くて計略が強い」みたいな武将を4枚目に入れる必要はないですが
「十分なスペック」に「実用的な計略」を持った武将を採用できるとデッキの完成度が明らかに違ってきますので
安易にスペックで選ばず、妥協無く最後の1枚を模索したいですね
5.これらを満たしつつ、コスト兵種バランスを整える
ここまで「こういう計略持ちが欲しい」ということを書きましたが
それと同時に、武将のコストと兵種バランスも整える必要があるので難しいところです
5.1.兵種バランス
4枚デッキでは、スタンダードな兵種構成は騎馬の枚数で2つに大別されると思っています
○騎馬1+前衛2+遠距離1
無難にバランスの良いスタンダードな構成です、基本的にはこの構成が良いでしょう
前衛の部分を槍2にするか、槍1剣1にするかは好みと環境しだいです
遠距離の所も、弓か鉄かは好みです(私としては弓派)
○騎馬2+前衛2
4枚デッキの弱点である機動力を騎馬2枚にすることでケアした構成です
扱えれば強いのですが、比較的上級者向けと言ってよいでしょう
使いたい武将がコスト重めの騎馬だった場合はこの構成にするしかないことが多いです
●騎馬3枚+槍1、騎馬1枚+槍1+遠距離2、弓3枚+槍1、騎馬単、剣豪単、など
一部の独特な計略を使いたい場合にこういう構成になることもありますが、特殊な事例なのでこの記事では触れません
5.2.コストバランス
○とても大雑把な話
あまりにも大雑把に言うと、武将コストの組み合わせは次のどれかが無難です
3.5 2.0 2.0 1.5
3.0 2.5 2.0 1.5
3.0 2.0 2.0 2.0 ※上2つに比べるとお勧め度は少し低め
ちなみに一番重いコストの武将は槍兵にするのが基本です(宝石持たせる択を用意したい)
逆に、一番軽いコストの武将は騎馬になるのが基本です
「2.5 2.5 2.5 1.5」もバランスが良いように見えるかもですけど
騎馬2編成でない限り、2.5か1.5コスの遠距離兵種が入ってるということになるんですよね
私はあまりお勧めしません
多分、その構成にするよりは「3/2.5/2/1.5」にして
強力な3コスト槍を用意した方が、今の環境では強いことが多いと思います
○高コスト槍が強い
もう皆さんご存じでしょうが、知力戦闘効果付きの宝石を持った槍が出す火焔槍撃がとても強いのが今の環境です
2.5コスト以上で武力9以上の槍を1枚採用することをお勧めします
○騎馬1構成では、騎馬のコストは1.5~2
攻城部隊にコストを多めに振って攻城力を確保したいのと、現環境では特に槍兵のコスト重めにしたいので
騎馬はこれぐらいのコストに抑えるのが無難です
○3コス以上の騎馬を入れるなら、もう1枚1~1.5コストの騎馬を入れる
3コス以上の騎馬に攻城時マウント役をさせるのはかなりコスパが悪いです
もう1枚コストが軽い騎馬を採用して、そっちでマウントしましょう
○遠距離兵種は、2コストが程よい
今は宝石をもって武力10~11ぐらいの槍兵が突っ込んでくる世界なので
これに対しても安全にある程度ダメージが通るように、遠距離兵種は2コストで武力7~8あるのが程よいです
1.5コストの武力5とかだと空気っぽくなります。武力が6あるならギリ許容できる気がします
○1.5コスト槍は採用しない
計略がかなり強いとか、環境に刺さってるとか、よほどの理由が無い限り
1.5槍は仕事が無い気味になるのでお勧めしません
5.3.補足の話
○時代についてはあまりに気しない
現状では戦器として宝石を選ぶ頻度が結構あることもあって、相対的に戦器の使用頻度は下がっています
つまり、時代戦器の確保もそこまで優先度は高くないです
「ここの武将をこっちにすると○○時代戦器が選べるなぁ」となるとしても
武将の強さの方を優先した方が良いと思います
○特技はそんなに気にしない
特技を理由に武将を選ぶという事もしなくて良いと思っています
特技よりも、武力/知力や計略を重視しましょう
柵や伏兵や昂揚が無かったとしても試合はできますが
強い計略と適切な兵種と十分な総武力が無いと試合はできません
○知力はある程度気にしたい
高武力低知力の武将(9/3とか8/1とか)は1枚程度に抑えたいです
○総武力の目安
宝石の+1と先陣の+1を考慮せず、総武力31以上を確保したいです
30は許容範囲ですが、29はかなり危ういので、できれば構成を見直すべきです
6.終わりに
こんなことを考えながらデッキを組むと、大体似たようなデッキになりがちですが
それが安定して勝てる形なので仕方ないんですよねぇ