思いつきスタート。
大戦組、初心者向け記事が多くあるのでそれらを読みながら、私が大戦を始めた時はどんな心境、環境だったのかを思い返して、なんで今日まで続けることができているのかみたいな自分語りに近いやつ。
一個人の考えなのでそこはよろしくお願いします。
用語解説
今夜勝つ:ザックリ分からん56しのイメージで合ってます。明日以降同じ相手に効かないだろうし、上手い人には捌かれる。でも、今日初めて当たる同じ実力者には勝てるってヤツです。
一月後に勝てる:負けから拾った知識的経験値の様な概念(基礎応用)。類義語は多分総合力とか対応力。対応力があるといった聞き心地の良い言葉は理解までに連敗があるという実態から目を逸らしているような気もするのでこの言葉にした。
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●大戦を始めた時期
戦国大戦の日輪追加(宴のライトニング政宗あたり)
●大戦を始めたきっかけ
・友人に誘われた。
・元々歴史物が好き(そんなにガッツリではなく、三國無双とか横山三国志のファンとかそういうレベル)だった
・日本史についても興味が出てきた時期だった。
きっかけからも読み取れることですけど、私が大戦を続けるための燃料としては「自発的」+「師弟関係(友人間なので好き放題言い合えるし、ちょっと踏み込んだアドバイスもくれる)が構築されていた」+「友人間の共通の話題として」の3点があったのは大きいかなと思う。
負けても楽しいから続けられるし、負けたら敗因聞けるし、階級を置いていかれたくないからゲームに喰らいつけていたような気がする。ハングリー精神。
とはいえ、1,2戦負けるだけならまだしも、何十戦と負け続けたら魂も燃え尽きます。
なぜ今日まで続けることができたのか、そこには大きく要因が2つあったと思います。
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◆理由1.単純に勝てていた
……いや、違いますよ?ワタシ才能凄いでしょアピールではないです。使っていたカードが強かったんです。ホントデス
当時使っていた(始めて初期に引いた)のがSR島津義弘でした。勇武英略。
ほとんど英傑大戦の義弘と同じなんですけど、ざっくり書くと「射撃ダメージ上昇が無い代わりに単計の示現流を無士気で打てる」計略でした。車撃(移動射撃)も島津家なので標準装備でした。
義弘が計略と村正(英傑大戦で言う三日月宗近)を合わせたら相手のフルコン号令を全て跳ね返すだけの性能があって、「今夜勝つ」だけなら本当に誰でもできるようなカードだったんです。
まあそんなわけで無敵感に包まれたまま続けていく中でも、負ける瞬間は当然生まれるわけです。なぜ続けることができたのか。
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◆理由2.友人が隣で指導してくれる
軍師プレイ(隣で助言してくれる)を試合中にしてくれていて、試合後に改善案を明示してくれていた。これはたぶん(というか確実に)大きかった。
自分よりも上手い人から得られる知識は正しい正しくないに関わらずとても大きくて、ゲーム理解を深めるための速度をとても加速させてくれます。
当然文章よりもオンラインよりも、隣ですぐに教えてくれるので飲み込みやすい。試合後であれば盤面で直接的に教えてくれる。友人間なのでお互いに良い意味で容赦無かったのも実は大きかったような気もする。
ここで、「一月後に勝てる」戦い方を学んでいったような気もした。
義弘の話に戻りまして、戦器「村正」は装備者の武力が大きく上がる代わりに、装備者の知力もまた大きく下がる戦器でした。私は何も考えずに「義弘!村正!チェストー!」としていた訳ですが、真田幸隆を筆頭に、炎に飲まれることも多々ありました。
これは分かりやすい敗因ですので、わざわざ改善案を聞く必要もないかもしれませんけど、じゃあどうやったらこの相手に勝てるのか?の内訳は初心者一人だとなかなか浮かばないものです。
戦器を変えるのか、計略範囲に入らないよう部隊の運用を変えるのか、ダメージ計略をあえて打たせるように立ち回るのか……などなど、今なら色々と択は浮かんできますけど、当時は「このマッチは相性!無理!」と割り切っていたような気もします。ここで割り切らずに戦える場面の構築をすることができるのが「一月後に勝てる」戦い方な気がする。
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◆じゃあ英傑大戦における「今夜勝つ」と「一月後に勝てる」デッキはなんなの?
個人的に「今夜勝つ」はアゲアゲ毘沙門やハオ項燕を筆頭とした高武力槍に速度強化や兵力の補給を行って相手に対処を迫るデッキだと思う。少し前だと王平や巴忠勝と言われるデッキたち。
これらは比較的「義弘!村正!チェストー!」に近しいものを感じる。言い方を変えると、「攻撃力や破壊力に特化したデッキ編成」だと思う。
攻撃力は武力、破壊力は攻城力と読み替えていただいてもなんとなくは合ってそう。守りより攻めを重視したような形。
同時に、私が初心者に勧めたいデッキもこの「今夜勝つ」デッキ。
「一月後に勝てる」は五枚号令やワラバラと呼ばれるような柔軟性に富んだデッキ群。勝ち筋を複数用意して、対面の形や盤面の状況によって打つ手を変えていくような。”受け”の状態からも攻勢に転じることができるような。上位の配信者の方々の使っているデッキは大抵コッチです。
ただ、前提として(理解が深まるまでは)勝てません。
逆に言うと、理解が深まってからはこちらを使うと世界が広がります。
「今夜勝」ってからだとゲームメイクや部隊の運用なども「今夜勝った」経験値と共に身についているはずなので、スムーズに移行できると思います。
これは余談ですが、初心者に勧められるデッキも「一月後に勝てる」デッキが多い気もする。
なぜなら「今夜勝つ」は守りを基本無視していて、守りの展開になったらそのまま負けてしまうことが多いから。展開の押しつけを理解するまでは勧めたくない。みたいな心情。
一方で「一月後に勝てる」デッキは守りでも一応の択はあるのでゲーム自体は継続する。それが勝ちに向かっているのかはまた別ではあるけど。
shogunさんの記事と書いていることはほとんど同じなので読んでいただくのが速いってのが正直なところなんですけど、スマブラだし何言ってんだ?ってなりそうなのでかなり噛み砕いて翻訳すると、「勝てないうちから自我を出すと”勝てない”が続いてしまうから、まず勝つ楽しみを得よう」みたいな感じです。(外部サイトへの誘導みたいになってそうなのでヤバかったらここは消します)
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ゲームへの向き合い方は人それぞれであることは否定しませんし、負けていてもやりたいことができればそれが幸せって人がいることも分かっています。
ただ、まっさらな状態から英傑大戦を始めて、今夜勝つデッキと一月後に勝てるデッキがあるならば握るべきは今夜勝つデッキであるし、今夜勝てれば継続的な意欲も湧いてくる。その結果、勝敗以外にも自身の楽しみを見出していくというのが比較的ポピュラーなコンテンツの楽しみ方なのかなと思う。
私は戦国時代の特定の人物に重きを置いていなかったから最初にお手軽な島津義弘を使えていたけれど、もしも島津歳久が好きで戦国大戦を始めていたらおそらく今日まで続けることはできなかったと思う。
辞めずに続けることができた理由の一つは早期に”勝つ楽しみ”を知れたことだと思うし、その比率は間違いなく重かった。続けることができたおかげで島津歳久に会うことができて今日まで続けている。
環境に恵まれていたことも大きかったとも思う。当時は今よりもゲームセンターに活気があって、治安も悪くて、でも人同士の距離もまた近かった。
旧友とも会えたし、大戦でしか繋がりの無い普段は何をしているのすら知らない人とも知り合えたりしました。
そういったゲームセンター含む環境の構築は昨今では難しいかもしれないけれど、こういった環境や考え方といったパズルのピース一つ一つを集めていくことが、明日へ希望を繋ぐってことかもしれない。入江君もそう言ってた(言っていない)
1カ月後に勝てるデッキも初心者向けではあると思いますが、確かに今日勝てるデッキの方が楽しく感じる人が多いですよね。
今後はオススメするときは、その方の熱量次第で最適なオススメデッキを変えるのも大事かもしれませんね。
初心者が「今夜勝つ」か「一月後に勝てる」か難しい問題ですね。
直接会えて教えられるなら「今夜勝つ」デッキがいずれ通用しなくなることも、「一月後に勝てる」戦い方やデッキの組み方考え方を教えられますが、文章や体験を伴わない説明のみじゃ「今夜勝つ」デッキの問題点が伝わらず「今夜勝つ」の成功体験を忘れられなくて「一月後に勝てなくなった」初心者が出来上がるんですよ。
後から大戦を始めた私の友人がまさに「一月後に勝てなくなった」状態に一時期なってまして、友人は初心者同士の全国対戦なら開幕乙型のデッキが強くて楽に勝てることに自分で気付いて全国対戦で連勝してランクを上げていたんですが一定ランク以上になるとパタリと勝てなくなったので、相談にのっていましたがメールや電話ではなかなか解決せず、予定を合わせ直接会って店内対戦を交えて教えてようやく友人が開幕乙以外のデッキを組んで勝てるようになりましたね。
私の友人は解決しましたが、一定ランクまで到達して「今夜勝つ」デッキが通用しなくて勝てなくなった状況で引退するプレイヤーも結構多いと思うので
私としては直接教えられるなら「今夜勝つ」デッキ、記事やコメント等の文章では受けの計略の入った4枚号令等の「一月後に勝てる」寄りデッキをオススメしたいです。
三国志大戦初期からやってますが、対戦ゲームって勝つ事が何より大事だと思ってます。
後は友人とキャッキャッしながら遊んでます。
1人で延々と遊ぶのは辛いから、やはり同じ遊ぶ者同士が居てこそ続けられるから、初心者は流行りのデッキで勝てる体験をし大戦組で同志を作るのが一番かと思いますわね。