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端攻めと防衛

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伏龍殿の覇者
伏龍殿の覇者
なんかめちゃくちゃ攻めた気分でいたけど終わってみたらあんまり城ダメージを奪えなかった、そういう時ってありますよね
理由としては単純に城塞流派の2が点灯していて、相手のローテが上手かった……という可能性も考えられます。
しかしその防衛の中にも、計略の強さや相性の他に、英傑大戦のシステムにおける状況の変化があります。
今回は号令を用いないワラ・バラデッキでの守城について、こんなことが起こっているかもしれないという記事を書いていきます。

1.計略の性質
英傑大戦において、攻城を奪いやすいとされるのは全体強化と呼ばれるジャンルですが、その中でも固定の範囲に対してやや強力な効果を発揮する「陣形」と範囲内の武将は効果後自由に動いても良い「号令」の2種類があります。

「陣形」の性質を考える際に、以下を見てみましょう。
四天王陣vs塚原卜伝というマッチアップですが、渡辺綱が武力15まで上昇しているのに対して、塚原卜伝が武力20まで上昇してしまいます。

塚原卜伝一人で全員が倒せるかというと、アクションができない限りそこまでは出来ないでしょうが、塚原卜伝たった一人を突破するにしても相当の厳しさがありそうに見えます。

一方で「号令」では(こんな貼り付け方を本当にするかは置いておいて)ポピュラーに私用される部隊流派での孫子兵法と四天王陣の上昇値や性質は大きく変わりません。

にも関わらず「陣形」とは異なり塚原卜伝が全箇所を防衛するのが難しいため、防衛はやや苦しそうに見えます。

この通り自明ではありますが、大きな区分けで見た際に盤面を広く使えるかどうかにまず二つは分けられます。

2.その時何が起こったか?
陣形については「どうやら自分より強い超絶強化と当たったら城ダメージを奪うのは難しそうだぞ」ということが分かりました。
こういう場合に攻め手側は、相手の超絶強化がいない隙や、一緒にデッキに入っていた碓井を重ねて使う等して突破を狙う必要があります。

しかし「僕が使ったのは号令だったけど全然ワラにいなされて負けちゃったよ」ということがあると思います。

その「よくある内容」は以下のようなメカニズムで発生することがあります。

・柵(障害物)がある

柵などの障害物は、弓や城門を守る目的もありますがその大きな役割として分断と遅延を持ちます。

一つ目の分断は号令を「陣形と同じように攻める場所を局所化」させる役割があります。
上図では右を弓と素武力の武将を使ったローテーション、左を超絶強化の剣豪で守城しています。恐らく渡辺綱では左の2武将の攻城の全てを確実に守ることは出来ませんが、それでも攻城側は想定より遥かに攻城できる量が減っているはずです(また渡辺綱には奪った城ゲージの差を埋める撃破時の城ダメージボーナスがあります)

二つ目は遅延で、仮に攻め手側が号令を使って柵を割ろうとしてしまうと、効果時間の内4~5c程度は「柵を割るだけ」になってしまうことでしょう。前回の記事などでも記載しましたが、このゲームはお互いのゲーム理解が深まるほどターン制の様相が強くなっていきます。2‐3ターンしかない攻めのタイミングのうち、1度が柵を割るだけというのはあまり良い形になるとは思えません。

そのため相手に柵がある場合には予めのプランニングとして
①多少攻城を貰う等無理をする形になっても柵を開幕に割ってしまう
②士気流派等を選んで後半に強くする形で、1度目の攻めは軽い士気で柵を割って相手の士気を引き出す
③完全に柵を無視する前提で立ち回る
などが考えられます。(また①から②③に移行するなどです)

上記の通り③を選択肢として取りやすい陣形は開き直ってしまうのも良いでしょうが、号令ではその選択肢がメリットを歪めていることに留意するべきです。

そして受け手側も上記のような効果を狙うのであれば、柵は重要なリソースとして防衛する拠点の一部と考えるべきです。

・端攻め
端攻めはすっかり嫌がらせ的な意味合いを持つようにもなってしまいましたが、しっかりした防衛行動の一つでもあります。
端「攻め」が防衛なのかという疑問はありますが

上図のシーンでは坂田金時が敵城に端攻めをしています。
このシーンでは先ほどまで右端のミカサに弓を撃っていたのが、弓兵は左を向いて守城をします。
これはこのように守城しても「坂田金時の攻城力ーミカサの攻城力」で端攻め側の方が攻城力で制しているため、これでも問題はなく守城が出来ている、事を表しています。

流れとしては計略戦の話をしていましたが、これは開幕などでも同じようなことが言え、守城をするということは必ずしも部隊を自城に戻すことを意味しているわけではないことが分かります。
落城しない事、を大前提として、開幕このような状況になったとしても左さえ守れていれば右側はすれ違いで攻城し合ってもこちらは無視しても良いということです。


しかしこれは、あまりに端攻め側に有利な状況過ぎると言えます。

実際には上図のように騎馬兵や、弓兵が端攻めに行く武将へのフォローに行くはずです。
2コストの槍兵である坂田金時であれば尚更でしょう。


しかしこれが1コストの簡雍であったならばどうでしょうか?簡雍は非常に強力な攻城用の計略を持っているため騎馬兵が帰るかもしれません。


その場合には、盤面上で10コストの槍兵と士気7を使った15コストの騎馬が与える価値はほとんど当価値になってしまいます。
山内一豊はマウントすることが出来ず、争覇のゲージにもならず、倒した後に戻るのも2.3cかかるため号令の恩恵を受ける量が本来の価値より大きく下がることになります。

そのため攻め手側は端投げに対してどこまでのアプローチをするかを考える必要があります。
①初めから広く盤面を使う
号令であればこれは簡単そうです。ですがこれは槍の枚数が少ない上図のようなデッキの場合「散らされている」と捉える事も必要です。

上の木曾義仲を主体としているワラデッキのような形では、意図してこの状況を作り、槍兵が端攻めを止めようとしてバラバラになっているのを狙っているかもしれません。
逆に言えば超絶騎馬ワラのプレイヤーは効率的なタイミングで、ワザと武将を乱戦させに行くのではなく相手が勝手に散開したくなる仕組みを設けるべきです。(それは端攻めの他にも、龐統のような固まっている相手に効果的なダメージを与える計略等を組み合わせることです。)
②無視する
赤・青・赤と呼ばれる計略(赤ボタン)と戦器(青ボタン)を使用して、計略を連打する戦略では、10コスト、あるいは15コストであっても奪える城ダメージと比べて受ける攻城は些細なものかもしれません。
しかしこれは全面対決であることを示唆します。守城側が帰らないのであれば全力で守ってしまえば端攻め部隊が大きな戦果を得るかもしれません。

3.まとめ
まとめてしまうと柵があって端攻めしたら守りやすいよみたいな「そりゃそう」で終わってしまう話ですが、大きな肝として
・柵をどれだけ残すか/残せるか
・端攻めをきっちりできているか
→その武将の武力・知力・コストは相手の武将の対応を促させるものか
→その武将は復活を持っていて、次の自分の攻めに間に合うか
→その武将の計略は端攻めをする際に効果的に使えるものか
等は構築時点で考えておく必要があるということです。

なんとなく計略を使うかなと思って1コスの槍を知力5くらいにすると、端攻めする時に十分な迫力を持たせられないかもしれませんし、5人全員で頑張って守るぞ!というよりは端攻めを完璧に決めた方が少ない労力で守れるかもしれません。
落城しないことを前提にして、このゲームは取った量より取られた量が少ない状況を目指すゲームです。
完璧に守れる状況なのか、十分なハンドスキルがあるか、十分な計略・士気はあるか
そもそもそんな状況を作り出すために、今回のような小技を使用するとより守りやすいシーンがあるかもしれませんね

 
更新日時:2024/05/08 18:16
(作成日時:2024/05/08 17:42)
カテゴリ
雑談・雑感
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