久し振りに書きに来ました。
6月に隆元絆をやっと取って、ちゃんと毛利博物館の毛利隆元展にも行ってて、その話を書こうと思ってたら7月になってしまいました(笑)
ということで、ここのところ那須与一を推しているので、ちょっと巡礼に行ってきたよっていう話です。
写真の御朱印の3つの神社は平家物語巻第十一「那須与一」にでてくる、あの有名な扇の的で祈願した三社です。
推しのあれこれが近所にあるっていいねって今回すごく思いました…近いから気軽に行ける(隆元の場合は新幹線や飛行機で、日帰りは絶対無理です)
今手元にあるのが岩波文庫の平家物語で、その中に
「南八幡大菩薩、我国の神明、日光権現、宇都宮・那須のゆぜん大明神、願わくばあの扇のなか射させてたばせ給え」
という一文があり、日光権現→日光二荒山神社、宇都宮→宇都宮二荒山神社、ゆぜん大明神→那須温泉神社、ということで巡ってきました。
①日光二荒山神社
日光の社寺が集まる一帯にあるので、行きやすいと思います。
中宮祠も中禅寺湖畔なので、その気になれば結構簡単に行ける。奥宮は一度も行ったことないし、山に登る運動神経がないのでたぶん一生行けない気がします(笑)
すっかり忘れてたけど、今年は大河のあれこれで東照宮や輪王寺が家康で楽しそうです。
②宇都宮二荒山神社
宇都宮って?って思って調べたところ、別名が宇都宮大明神であり、だいたいの本に宇都宮二荒山神社と記載があったのでどうやら正しそう。
東武宇都宮から歩けばそんなに遠くないですが、私はいつもJR宇都宮から駅前通りをずっと歩いてきます。
階段を見て、大変そうだなって避けていたのですが、呼ばれることもあるんですねえ。
ちなみに日光は「ふたらさん」宇都宮は「ふたあらやま」ちょっといろいろとややこしい背景がありそうなので、割愛。
③那須温泉神社
後ろにうつっているのは与一が奉納したとされる鳥居です。
車の運転ができない身にはここが一番遠かった。那須塩原(または黒磯)からロープウェー行きのバスに乗り、那須湯元温泉で下車して目の前です。
さすがにここはちゃんと与一祈願社ってなっていました。ちゃんと書いてあるしそりゃそうだ。
那須氏は大田原だし、この辺りは本当に地元なんだろうなあと思います。(大田原那須氏巡りは涼しくなったらやりたいなーと思ってる)
ちなみに、那須温泉には殺生石があるので、玉藻前のお話が聞けますよ(ガイドの方に聞いてきました)
ということで三社分、おまもりがそろいました。なぜそんなことをしたかというと、来月屋島に行ってくるからです。行ってきます。
これでちゃんと的を射落とせますよ!っていうなんかもう自己満なあれなんですが、ちゃんと3つそろったので一安心。
そういえば、与一は本当は存在していないらしい説を見かけてしまって、あんなに有名なのにいないの???ってびっくりしてます。
ねー、でもねー、地元の神社を大事にしてたんだろうなーっていうところがよいんですよ、扇の的のあの一節は。
(そして調べながら書いていたら、今は教科書に載っているということを知った)
平家物語も原文で頑張って読んでいるので、今後の群雄伝が楽しみですよー。
屋島に行ったらまた書きに来たいなーと思います。ということで、那須与一、下野国めぐりをしたよっていう話でした。