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英傑大戦 今後のコラボ予想

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sava7mb
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 JAEPOで今後のロードマップ等々が発表され、3月からも多数のコラボカードが追加されることが発表されました。
英傑大戦が盛り上がり、三国志大戦や戦国大戦同様に息の長いコンテンツに育ってくれることを願って止みません。

 今回は、今後のコラボ武将に関して、どんな傾向になるのかを軽く推測してみたいと思います。
あくまで個人の感想なのでご容赦ください、悪しからず。



1.コラボレーションの幅が大きく広がった英傑大戦

 三国志大戦、あるいは戦国大戦の頃から、一見雑にも思える大胆なコラボを繰り出してくることで有名なセガですが、
各社とコラボするにあたって、ひとつの絶対的な縛りが存在していました。

 即ち「三国志/戦国に登場する武将の名前を冠して出す」という点です。

 この施策により、甘寧はかわうそ君となり、諸葛亮はあごなしゲンとなり、織田信長はキン肉マンになりましたが、
どれだけ原作の登場人物に裏書きのエピソードが似通っていたとしても、それは武将ですから、の一言で押し通してきたのです。
 なんだ特技【】って。

 思えば贅沢な時代ではありました。
作者様に依頼して、代表作のオリジナル一枚絵を描き下ろしてもらうようなものですから。

 そして時代は移り変わり、英傑大戦が稼働。
時代を超えた英傑たちが集合とあって、古今東西の武将たちがカード化されましたが、そこで驚かされたのはコラボ武将の扱いでした。
そのまんま出てるやん!本人名義で!

 こうして我々は推し武将との名前被りを気にせず、キングダムの信やゴールデンカムイの杉元、銀魂の銀時と肩を並べて戦うことが出来るようになりました。
 今までは戦国時代、あるいは三国時代を舞台にしたゲームであるという理由から、世界観を保持すべく武将の名をかぶせて出すしかなかったのが、
堂々とコラボキャラをコラボです!とお出しできるようになったわけです。

めでたしめでたし。
ではない。



2.コラボレーションの傾向と変化

 さて皆様ご存じの通り、セガは2022年1月28日にゲームセンター運営の権利を全面的にGENDA entertainmentに譲渡しました。
全国各地のゲームセンターからはSEGAの文字が下ろされ、代わりにGigoの看板が掲げられる事となります。
 この結果として、Gigo各店は『アニメ化した作品』とのコラボを頻繁に行うように――なった、気がします。あと韓国のアイドルとか。

 多数のプライズ展開、ポップ、キャンペーン、ノベルティの配布サービス等々、
ゲーセンはコラボ期間中、作品のイラストや声優によるアナウンスであふれ、そこから興味を持つ人もいるかも知れません。
 運営としては推したい作品を全面的にプッシュするのは当然ですので、利用客のひとりとしては文句のあろうはずもなし。

 しかし、このことが関係しているかどうかは定かではありませんが、大戦にも『アニメ化した作品とのコラボ』の波が。

 三国志大戦も稼働中期に行われた各種漫画雑誌とのコラボあたりから、
描きおろしではなくアニメの絵柄を使用したコラボカードが増えた印象がありました。
(とはいえ漢服や鎧を着せたり、ポーズをとらせたりと武将の名を冠するに相応しい、きちんと凝った絵柄ではありましたが)

 それは後継の英傑大戦とて例外ではなく、作品のキャラクターをキャラクターとして起用できるようになっただけに、
下手なアレンジをせず、素材のままお出しされるようなケースが増えたような気がします。
 むろん、開発側の矜持として「この絵柄はアクスタで見たあのイラストだ!」みたいな例が出てこないのはたいへんに好印象です。

 舞台となる具体的な時代が設定されていない英傑大戦であるにも関わらず、
東リベコラボで妙な座りの悪さを感じて、公式に嚙みついたりしてた方も結構いらっしゃったような気がしますが、
おそらくはこのあたりの「Gigoとコラボしてるから出したんじゃないか?」みたいな想像をした方が結構いたのでは、と思ってしまいますね。

たぶん、そんなに間違った推察ではないのではないかと思います。
グループ全体でコラボ盛り上げていこうぜ!となった結果なのかもしれません。



3.コラボするための条件

 さて、前述のとおり。
はたして大戦開発に関係があるのかないのか、真相はの中ですが、どうやら『Gigoが推したい、コラボしてる作品』が明確にあるという話であります。
 今回の東京リベンジャーズとのコラボで、そのあたりをようやく理解した感があります。

 大戦とコラボするには権利者許諾と商品化権使用許諾が絶対に欠かせませんが、
すでにGigoとコラボしてる作品であれば、そこらへんが包括利用の契約が通り易かったりするんじゃあないかな、とか予想しております。
 ほかにもアニメ化された作品のイラストを使用する場合だと利用料が安かったりするとか?教えてえらいひと。

 加えて、大戦シリーズはソシャゲ等におけるサーバー上のデータだけのコラボと異なり、
紙にキャラクターの画像を印刷して排出し、それを各人が収集できるという仕様上、いわばファンアイテムを刷っているようなものです。
 ゲームが終わっても、思い出がカードの形になって手元に永遠に残り続けるというのは大戦の大きな魅力のひとつだと思っていますが、
おそらくそういった事情を勘案しての利用契約を交わしている可能性が高いでしょう。

 つまり、おおまかに大戦とコラボする作品の条件としては、下記のようなものが考えられると思います。

1.Gigoグループとコラボしている作品(あるいは逆にコラボ先がプッシュしたい作品)
2.アニメ化している、またはアニメ化が決定している作品
3.『戦うこと』が作品テーマに組み込まれている作品(世界観の維持)
4.勢力分けすることが出来る作品
5.開発の趣味


 これらの条件に見合う作品の中から、次のコラボ先が決まるのではないかと予想する次第です。
こんなんじゃなかろうか。

鬼滅の刃 - いわずと知れた大人気バトル漫画。各種お菓子やコンビニとのコラボでもおなじみでもありますね。
各キャラ固有の技(計略)もあり、またという明確な敵もいるので勢力分けもし易いのではないかと思います。
個人的には新特技の【鬼】は、このコラボの事前準備のために実装された可能すらあると睨んでますが、はたして。

ヒロアカ - Gigo各店と絶賛コラボキャンペーン中の作品。ヒーローvsヴィランという分かりやすい構図も魅力的です。
鬼滅と同様に人気キャラが多いので実装するタマには困らなそうでありますが、懸念するのはGigoとのコラボ自体が2/28で終了する点か。

呪術廻戦 - 劇場版でメガヒットを飛ばした呪術バトル漫画。
むしろ武力のインフレ度合いをどうやって英傑大戦の枠組みに収めるか、がネックになりそう。式神使いは術者を倒せ。

チェンソーマン - エログロハートフルバトル漫画。プライズ展開が手厚い印象で、あまりアニメ絵を前面に押し出してない感じがある。
コラボしたら楽しそう度合いは間違いなく高いのだが……

スパイ×ファミリー - こちらもプライズ展開重点。ロイドとヨルさんだけ参戦しそうな気がする。アーニャはむり。

ブルーロック - 講談社。最近のGigoの推し作品。スポーツアニメであっても殺意が高ければコラボが成立するのは弱虫ペダルやキャプ翼で実証済み。


 集英社発行、かつアニメ化した作品郡ではこんな感じでしょうか。
当たったら面白いですが、続くとアレなので全く無関係の作品コラボを一度挟んでくるような予感がしてますが。
 もし漫画ゴラクとコラボ!とかしてきたらどうしよう。
デカいシノギのにおいがするな……!

 流行りばかりを追わず、開発にはぜひとも独自のSSQ路線を突き進んでほしい気持ちもありますが、さてどうなることやら。
とても楽しみです。

 
更新日時:2023/02/23 07:29
(作成日時:2023/02/22 23:31)
コメント( 1 )
和美 一成/小虎親衛隊
和美 一成/小虎親衛隊
2023年2月23日 9時32分

コメント失礼します。
たしかに原作キャラそのものの参戦形式になったことで出しにくくなった作品はありますよね。
これまでは原作で戦闘が一切ない作品も「この武将です」でいけましたし、
これまでの「軍靴のバルツァー」「キノの旅」などは今作でも出せますが、
「絶望先生」や「りゅうおうのおしごと!」などの現代舞台で戦わない作品は厳しい。

原作がバトルものじゃなくても「パタリロ!」や「デトロイト・メタル・シティ」「ポプテピピック」など
ギャグの一環としてこういうノリです、で通りそうな作品もありますが。

sava7mb
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