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もうりけ

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伏龍殿の覇者
伏龍殿の覇者

1.はじめに
ずっと長井雅楽のデッキを使っていたのですが、新バージョンに当たって追加された中に好きなカードの一群がありました、それが…

毛利家です。
毛利家というより吉川元春と小早川隆景が好きだったんですけど、これで4枚ってことはセット売りみたいなものなのでこのデッキを使おうと思いました。
割と今回はまともな記事のつもりで書いたので面白記事をお求めの皆様は申し訳ない。

2.武将簡易説明
戦国時代の毛利家は主に今の中国地方を領土としていた大名です。
上にあげた隆元、吉川元春、小早川隆景、その他にもいますが彼らは毛利元就の息子で、息子らの名字が違うのは毛利元就が息子らを各家の養子にしてからごにょごにょ…して家督を継がせたからです。
そのごにょごにょ…の所が多く、毛利元就は今現在謀略の将として有名です。
毛利元就の中でも三本の矢のエピソードは有名で「一本の矢は折れやすいが、三本の矢を束ねると折れにくいから、お前ら仲良くしろよ」みたいな話ですが、創作とされています。
基本的にはそもそも死ぬ前の元就が言った…とされていますが隆元は元就より前に不慮の死を遂げていますので、元就の死に目には会えていません。それでも元就は早くに隠居しているので、その時にみんなで聞いた可能性もありますが、一般的には三子教訓状という元就から子供に宛てた教えから産まれた逸話と見て良いと思います。
カードとしては戦国大戦の時からオマージュされている計略もあればそうでない計略もあり、特に毛利元就は弓で追加されるイメージがあった方も多いようです。筆者個人としては三本の矢から連想される弓特化の国よりは、毛利元就のイメージに近づいている気がするのですが、吉川元春を槍にして毛利元就も弓で騎馬、槍、弓、弓でも良かったんじゃないかと言われるとそうかもな・・・と思います。
ただ毛利領内の郡山城とかそこらへんって山城のイメージあるんで弓使うのって船戦がメインだと思うんですけどどうなんでしょう、何故か毛利領内の平地で戦闘しているイメージがないんですよね。詳しくはちゃんと後で調べるね…


3.武将計略紹介
SR毛利元就

三本の矢は、速度の上がる号令で士気7と毛利家で最も大型の計略ですが、攻めでも守りでも使うことができます。
便利な一方で自身の速度が上がらないためライン上げに使うと重要な自身が攻城できず、そのためか強力な計略の割にあまり使われていない印象を受けます。
このデッキでは中武力寄りな隆元が騎馬なことも災いして、本領を発揮しているかは分かりませんがそれでも部隊を散らしながら攻城・守城するときなどは便利なので一番使う計略と言えます。

R毛利隆元

使い方分からん

ER吉川元春

守城の際に最も手軽な計略です。自身が+6、陣形内が+4というもので、更にリジェネ効果が付くため一箇所を守る上でかなり頼りになる武将です。本当は今自分で使っているより上手く活用できれば三本の矢より士気を軽く済ませることができるため戦略に幅が出ると思います。まぁでも難しいんだよな、陣形防衛

ER小早川隆景

毛利家の絶対的エースです。
誰かと乱戦したらちょっと撃ってあげるだけで武将が撤退します。足並みが崩れた状態でセッティングした時の対応のしづらさは全カードでも随一と言っていいでしょう。置けたら勝ちなので置けるように試合を進めます。

4.対戦環境
現在筆者が4枚でのプレイに不慣れなことや、マッチングにバラつきがあり正四上〜従四下までブレブレの状態なので参考程度にしてください。現状ではこう思っているという筆者のメモ的な部分もあります。数日後に記載を変えている(追記)可能性もあります。
下で列挙したものは、基準として現在の環境で3回以上マッチしたものです。また添付する画像は一例です。

有利
蒼騎馬単
緋騎馬単
超絶バラ
義兄弟
四天王陣

タイ
五色
宿業(渡辺綱)
風林火山

不利
明智
乱れ八咫烏
ワラ系

・蒼騎馬単

前環境から騰と大喬が那須と山内になったものが主流になりましたね。
このデッキは騎馬単なので三本の矢が刺さる・・・わけではなく、士気5でセットアップした小早川を有効に防ぐ手段も流派の2なども使えないため、平均で4割程城が削れます。削れてしまえば前述の三本の矢は王騎にやや劣るものの、城を5割削られるほどの差は埋め難くなぁなぁで守り切れることが多いです。戦器や流派の噛み合いが悪いと負けることもあるので、有利ではありますが楽観視はできません。
攻め手側としては開幕に部隊を落とさず、士気4辺りでラインを上げて士気5と同時に小早川が理想です。
守り手側としては伏兵を残した開幕や、士気5小早川に那須を撃ちながら、もう1部隊で小早川に抱き付くなどが有効に思います。残りは三本の矢くらいしか打てないので、こちらは攻め手に欠ける試合になるでしょう。
流派は士気を選んで、戦器は増援が多いです。流派は相手が士気だった場合に士気を離されるのが辛いためのケアで(大体は城塞を選ばれます)、増援は小早川で押し込んで城を落とせてしまう場合が多いからです。また一度目の小早川がすかされても士気流派から最後に三本の矢+小早川などのルートで増援を使えると嬉しい部分もあります。

・緋騎馬単

魏武はあったりなかったりの山県曹仁椋梨が主流になったように思えます。
こちらの展開は蒼騎馬単と変わりません、ただ王騎の士気8より山県の士気7のタイミングが早いため、曹操を入れているかどうか等によって真紅の采配を切れるタイミングが異なります。
こちらは士気5に焦点を当てて攻めたいので、小早川に魏武を当てられるよりは真紅で潰される方が大分しんどいです。少し城ダメージを受けてから同ポイントに4部隊出して魏武で小早川組み付きに来るのも十分にきついので、城ダメージを使って後の有利を取るかどうかはチョイス次第です。
戦器と流派は同じ理由です。

・超絶バラ
張遼や渡辺綱、中岡慎太郎がメインのものをまとめています。パーツは特に書きません。
これも小早川が刺さるタイミングで城リードを取れやすいのでリードを守る展開にすることができます。
戦器は増援か再起(相手に捲り手段がある時)で流派は部隊か兵種がいいと思っています。
部隊の場合には流派1で知力を上げた小早川で押し込む目的で、兵種の場合は流派2で弓の射程を伸ばします。前者は開幕〜士気5が弱そうな中岡などで、後者はどこかのターンで一度攻めれれば良い渡辺綱などに使いたいところですが、流派は一考の余地があります。

・義兄弟

未だに1stバージョンから同パーツで根強く使われていることが多い印象のデッキです。
しかしこれも高枚数のデッキでなく、また士気的に取り回しの効く号令も忠義になってしまうためうっかり開幕〜守城の流れで関羽を乱戦させてしまって小早川に撃たれて…という流れで城リードが取れてしまうことが多いデッキです。
また守城においても吉川、小早川を有する相手に関羽でも劉備でも攻め辛い印象があるかと思います。
流派は士気で戦器は再起です。この相手は士気さえ足りていれば戦器差(こちらが再起で向こうが刀や増援)がついても、計略が打ち合えるだけで白兵五分になることが多いので曜変天目茶碗で士気を埋めつつ安定を取ります。

・四天王陣

四天王陣は自陣で使えない(使いづらい)ため、必然的に守りはサブ計略を使うことになりますが、戦器と合わせて小早川を打った場合の突破力が大きく比較的楽にリードを取る展開にもっていくことができます。また陣を貼っている頼光自身は弱い陣形なので三本の矢で速度を上げて後ろを取るだけでも相手は辛そうな展開になります。一枚取られただけでも劇的に弱くなってしまうことから明智戦が厳しいためか1週間を過ぎた辺りであまり見なくなりましたね。
戦器は増援、流派は士気が良いと思いますが義兄弟と同様に再起でも良いかもしれません。ただし綱、鬼小島を上手く使われると小早川単体で突破することができず、思い切りのいい相手にはリードが不足することがあります。特に綱に刀を重ねて来たりしたら、一方的に撃破でゲージだけを回収されてしまう事は頭に入れておくべきです。

・五色

タイにしましたが、最近は負けることが多いかもしれません。体系的に勝ち手段を見付けようとして色々やらかしてしまっている気がします。
試合全体としては一度リードを取られてしまうとこちらはフルコンをしても城塞2+五色の守りを突破することが困難なため、常に盤面有利を取っている必要があります。
開幕は両端をケアしつつ小早川を早めに当てて流派リードと開幕の安定を目指したほうが良さそうというのが現状の結論です。
戦器は刀が無難、流派は士気を選んで負けることが最近多く、義兄弟のように号令の当て合いのパターン化を目指していましたがどう考えても士気流派3の有効時間内の発動が厳しく、こうなったら部隊か城塞(最後相手の城塞3で負けることが多いので、こちらは1→3を目指す)のほうがまだマシだというのが最近の検討です。

・宿業

綱入り宿業を最近見るようになりましたね。このマッチングは小早川が開幕に刺さるかどうかが大きく展開に依存します。
例えば、開幕小早川の伏兵を温存できて攻める流れの時に一部隊落とせるなどすると、守りで宿業を渋る流れになることが多く致命的なリードを奪えます。逆にこちらが小早川を狙いすぎて城ダメージと引き換えに上手く宿業でカウンターされることもあり展開としてはお互いの白兵によりまちまちです。宿業側は恐らく綱を使わないほうが吉のように思えます。
流派は士気で、戦器は刀が良いと思います。開幕のために増援を選ぶのはやややりすぎで、吉川と黒糸を合わせて1点防衛するにも相手のメイン攻城部隊は二人います。

・風林火山

形がやや定まっていないような気がします。2騎馬だったり弓入だったり、飫富入4枚がパターンとしては増えています。また風林火山はやや有利かもしれません。基本的には蒼・緋騎馬単と同じ展開になりやすいですが、風林火山は騎馬単のほうが現状珍しいため後から捲くられる可能性が十分にあり、タイの印象があります。
戦器は増援、流派はアクションにしたいところですが、増援はやや小早川の押し込みを狙いすぎた形で刀にして計略戦の平坦化を狙ったりしたほうがよく、また流派も士気にしてしまいがちですが風林火山側がこちらの三本の矢に合わせるために士気を選ぶことになりがちなので計略効果を埋めるためにもアクション等にしたほうが良いと感じています。

・明智

今期の筆頭武将と言っていいでしょう。勝率は2割くらいなんじゃないでしょうか
遠距離兵種が弱く、白兵から計略戦まで厳しい展開を強いられます。攻め手のときには小早川に対して相手が守る場合は明智を撃たなければいけないという士気差を作る展開を作ることができますが、それにしても防衛のときに戦線が崩壊してしまい上手くカウンターの形を作ることができません。三本の矢での守城がいいと思って戦っていましたが、最近は吉川で一箇所守ったほうが丸そうな展開が多く、そうすることで試合の体裁を保つことが出来るようになってきました。
戦器は刀がいい気がしていますが、流派も戦器もこれなら勝てるという物がまだ定まっていません。

・乱れ八咫烏

これも勝率2割くらいの相手です。長井雅楽を使ってたときは殆ど困らなかったのですが4枚で相手をするのがこんなにしんどいとは思いませんでした。
いろいろなパターンを試しましたが基本は潰されてしまうので、計略戦までに片方に寄せて増援まで叩いてしまって、リードさえ取れてしまえば三本の矢で守ったり端投げができる…という展開を考えています。上手くいくといいけどね
流派も戦器も決まっていませんが、上の戦法を取るなら城塞が良いでしょう、特にいらない流派ゲージを城ダメージに変換することができます。

・ワラ系
これも厳しく、勝率自体は悪すぎることもないかもしれませんが小早川が殆どの場合で刺さらないことと、三本の矢で攻めても相手の端攻めを速度が上がっている馬で早く処理するリスクが大きすぎることから、こちらの展開をできるだけ遅くして、攻撃型の流派などと合わせて一気にゲージリードを取る必要があります。それでも上手く一部隊を取られてしまうと三本の矢は有効に活用できないため、安全にフルコンボを叩き込む準備と立ち回りが必要です。
戦器は増援が理想ですが、流派は部隊と兵種で選択肢があります。チキって再起を選んだりしがちなので心を強く持って相手の城を破壊しましょう。

5.おわりに

……
…………
小早川の話ばっかりじゃねぇか!?
そうです、小早川の話ばっかりしています。
プレイヤーが4枚デッキを使ったことがあまりないからか、嗜好の問題か、点数を取ってから逃げ切るという戦い方しかできず小早川を如何に使うかという試合になっています。
隆元をもう少しうまく使ったり、吉川を起点にした動きができれば成長できるんだけどなぁと思いつつ、道は遠いね
配信で使ったりしているので暇な人は見てみてください、そんでもって使い方を教えてください。
 
更新日時:2022/08/29 11:01
(作成日時:2022/08/28 22:41)
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