私は進士賢光を一切知らなかったのですが、イラストを見た時にあのファンキーな表情より出立ちや両手、懐の道具が気になりました
食材に手を触れずに箸で食材を扱い包丁で調理をする「庖丁式」の装束に見えたからです
京都大学の近くに吉田山という山があり、そちらに調理の祖として藤原山陰を祀る山陰神社があります
私は庖丁式と言えばその山陰卿の興した四条流包丁式とその分派で京都萬亀楼などに伝えられる生間流ぐらいしか知りませんでした
なんか関係あるのかな、と思って進士氏と庖丁式を調べたところ、正にその四条流の分派の一つが「進士流」でした
なるほど、進士賢光による宴席での暗殺未遂、という出来事を進士氏が始祖の進士流庖丁式と絡めたイラストにして、進士流を抜刀術にして進士氏出自の小侍従に持たせた、と
面白い
「庖丁式」で画像検索してみてください
なるほど似てる、と思っていただける事でしょう
「庖丁式」で画像検索してみてください←
確かに!
なんとなく箸と包丁を使った神事なのかなと思いました。
今は神社での奉納みたいな形が多いみたいですね
現代にも流派伝わってるのは凄いと思います