英傑大戦はカードゲームであると共にアクションゲームでもある。
前者は知識と経験を際限無く積み重ねられるが、後者は脳と体の反射神経が物を言い加齢と共に衰えるもの。
という訳で鈍い心身を理屈で補うためのデッキを考えてみた。
1:見せ合い時点でのメタを考える
お互い9.0コス同士であれば、武将の能力に差はあれど総パワーは同じなはず。そうでなければコスト制の意味がない。
兵種・コスト・スペック・計略、それぞれが複雑に絡み合い有利不利が発生する筈だ。
そこでまずは警戒すべき兵種とその役割を考えてみる。
まず私はフットワークが軽いものが戦場を支配すると考えている。
戦場を駆け回り、要所に素早く駆け付け場を荒らす攻めの
騎馬。
これを抑えるために相性有利(とされる)槍兵か剣豪を少なくとも2枚は採用したいし、自軍にも1枚は欲しい。
戦場を広く監視し、その広い射程を継続能力で周囲を援護する守りの
弓兵。
こいつを自由にさせない為にも騎馬は極力採用したい。
そしてそれらのサポートを受けて図々しく前進し、城ゲージをもぎ取る
高武力槍兵。
生半可なぶつかり合いでは蹴散らされてしまうため何らかの対策が欲しい。
個人的にこの3種が警戒すべき兵種とした。
剣豪は間合いに入らなければ戦場で宙ぶらりんであり、計略と当て感込々で真価を発揮するものなので今は考えない。
鉄砲隊は射程から乱戦に入るラグをいかに短縮できるかが悩みであり、そもそも遠距離で構えて射撃が当たらなければこちらも宙ぶらりんだ。
2:メインとサブの計略を考える
超絶強化・号令・ダメ計etc様々な種類があるが、最もスタンダードなものは号令だろう。
とりあえず全員を強化すれば後はひとかたまりでぶつかるも良し、散開してワラを処理するも良しとなるはず。
足並みが揃わない局所戦を強いられる場合には超絶強化がサブ計略にふさわしいかもしれない。
2枚で計略コンボを重ねればより頼もしくなるのでこれは2枚1セットで考える。
残りはメタゲームを考慮し、ワントップ対策に妨害計略を採用する。
高武力は低知力であることが多いので武力を下げる妨害計略が刺さるだろう。
3:実際にデッキを組んでみる
以上を踏まえて実際にデッキを組んでみよう。自分がカードショップで理想のカードを気軽に買い揃えられる、
あるいは友人に譲り受けられる恵まれた人間でなければ自分の引き運で印刷した資産で組むしかない。
物事は発展途上が悩ましくもあり一番面白い期間でもあるのだから、そこは受け入れよう。
まずデッキを形作るメインカードを決める。
これは私が所持している中で最も使いやすい2.5コスト
SR長尾政景をメインとした。
バランス型槍兵で壁としては不安だが勢力を問わない号令は魅力的だ。
次にサブ計。局所戦のカードを決める。
3コスト剣豪の
R塚原卜伝、計略コンボ用に1コスト
R武市富子を採用。
R塚原卜伝は騎馬メタ2枚目と兼用。武力も高く沢山斬り捨ててくれるだろう。
R武市富子は鉄砲隊で不安が残るが1コストなので宙ぶらりんの影響は少ないと予想。
次にメタ要員。妨害計略持ちのカードを決める。
これは1コスト
R大喬を採用。同時に騎馬役を兼任してもらう。
残った1.5コストと弓兵役として
N韓当を採用。
スペック要員だが遠弓戦法が刺さる場面があるかもしれない。
さあこれで完成だ。デッキはどうなったかな……?
……。
ま、まあこれでやってよう。
もしかしたら私の今のベストがこれなのかもしれないし、全く見当外れかもしれない。
ツッコミ待ちかどうかわかりませんが、全兵種デッキは難易度高いですよ。
自分も韓当使ってますが1.5コス弓で唯一の武力6なんですよ。計略は一回も使ったことありません。