かまやつひろしの名曲『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』に、以下のくだりがある。
『君はたとえそれがすごく小さな事でも
何かにこったり狂ったりした事があるかい?
例えば、それがミック·ジャガーでもアンティークの時計 でも
どこかの安いバーボンのウィスキーでも
そうさなにかに こらなくてはダメだ
狂ったように こればこるほど
君は一人の人間として
しあわせな道を歩いているだろう』
こだわると言うことは、時に毒にもなるが、
それを楽しむ事は人生の大きな喜びである、と言ったものだ。
中国の言葉にも、
『これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず』とある。
ただ、知るだけではなく、それを好む方が、好むだけで無く楽しめる方が良い、と言った感じだ。
『新選組が好きだから』『大戦のシステムが好きだから』などの様に
目的を持ってではなく、
ただ、漠然と英傑大戦を始めた人も多いだろう。
そういった人が手探りでも、自分のこだわりと言うものを、まずは使うカードに持ってもらいたい。
それはちっぽけな始まりで良い。
例えば身内にセレナードと言う者がいるが、
彼は戦国大戦の時に『小笠原長時』と言う武将カードを稼働終了まで使い続けた。
そのきっかけは、ただ単に『プロ野球の小笠原選手と同じ名前』と言うものだが、そこから愛着が出てこだわりになっていった。
初心者はまず、こういう『運命のカード』を見つけてほしい。
初めて引いたカードでも良い、
歴史的に好きな人物でも、絵柄が好きでも、
ウマ娘の声優だからでも良い。
それが、ドラクエの『はがねのつるぎ』や、
FFの『ミスリルソード』の様に、終盤では泣く泣く降板しても、最初は頼りになるだろう。
また、好きなカードを決めると言うことは、英傑大戦においてはシステム的な恩恵もある。
200円進軍の場合に指定の武将に贈り物をして友好度を上げることができ、
一定以上でその武将の称号や旗印、肖像など、カスタマイズアイテムが手に入るからだ。
プレイする際のお楽しみ要素は、殺伐とした対戦ばかりでは辛いので、
こういう自分だけの楽しみ方を作ることをオススメする。