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諸葛亮の構造の話
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伏龍殿の覇者
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0.何故強いかの前に
このゲームでは幾度か高コス槍にいい計略を投げるタイプのデッキが流行りました
直近で言うとお市白起で、あれも今の諸葛亮より低い士気ですが大体武力は17くらいの出力があって中々に強かった記憶があります
しかしですが大戦の大きな前提として「あくまで攻城1部隊であれば」
①弓と2人の中部力程度のローテ要員
または
②鉄砲2枚と中武力のローテ要員
とか、ここらへんの組み合わせがあればただ武力がそこそこ高いだけの攻城って結構守れちゃうものです
この守れちゃうというのは効果時間いっぱい粘って計略を枯らすことができるという意味で、撤退させられるわけではありません、ただその体制を続けられればいつかは倒すことも可能です。
そういういくつかはあった問題点を諸葛亮は解消しています(逆に発生してしまった問題もあります)
まぁそもそも前提の攻城部隊が一部隊じゃなくなってるんだからそうだよね、という点は置いておいて、近年でも評価が分かれる1枚について考えたいと思います
また例としてはポピュラーな
この4枚デッキを例にします
1.構造の強さ
まず白起の例と比べますが、諸葛亮による複数部隊の強化によって弓止めが用意になりました
①で守りうる条件はフリーで弓が打てていることです
白起の場合はこちらの弓を敵軍の馬と自軍の馬が上手く位置取れるようぶつかり合って、こちらが士気5くらいの号令で受けていれば、白起こそ無事なものの横にいる敵の馬が折れてしまうことがありました
しかし諸葛亮のかかった直政は強力で触れたくもなく、生半可なぶつかりでは相手の方がむしろ回復してしまう始末です。少なくともカットしてきた井伊直政を素武力で止めることは不可能でしょう
また、Aの地点には武力18と15相当の乱戦負荷があり、こちらが弓を自由に打てたとて、もう一方の条件である安定したローテを実現できません。
この時点で①を無士気で満たす状態は存在しないと言えます。
そもそも無士気で守ろうなんて思ってないよ、というのはあるかもしれませんが、まぁまぁ順番にいきましょう
②については残念ながら更にイージーです。Bの地点のせいで残念ながら本多忠勝を撃つことが出来ず、2枚の鉄砲であっても素武力では強化された井伊直政を倒しえません。
2つ目は粘ってれば倒せるというわけではないことです。
計略を使ったらその時点で回復することの多い既存の計略に比べ、後から回復する点が素晴らしく時間をかけてもその脅威が去ることはありません。
1つ目の弓や鉄砲をメイン攻城武将に打てないことなんて実際にはそこそこある中、大体同等の号令を打っていれば段々相手が消費していって所詮宝石だから後続が続かず…となる所を回避しています。
ここまでの話をめちゃくちゃ簡単にまとめると、当たってる人はみんな知ってる通り号令で守るのがしんどいってことですね。
この号令で守るというのは最も規範的な防衛の一つであるため、いつも通りのプレイをするとたぶんかなり綺麗に負けることになります。
これは数値も一定の水準を保っているという事もありますが、仕組みとして「武力の天井が高く乱戦し辛い」「遠距離で防衛し辛い」「疲弊しにくい」という構造自体が優れているため、ある程度の下方修正があったとしても号令で守り辛い点は変わらない事が想定できます。
こういう「構造の強さ」を持つカードが私はけっこう好きで、サンドリヨンとか、少弐とか「なんかちょっとわかんないけど数字より守りづらいね」みたいなそういうのを考えるのが好き、という話でした…で終わるのは味気ないので、もう少し深掘りや対策の話をします
こうやって対策しよう!みたいな話ではなくて、どちらかというと構造的にこう考えると面白そうみたいな話をします
2.対策
壱.「高めで受ける」
この「高めで受ける」は大戦シリーズにおける防衛手段の大原則といえます
竹中半兵衛であれば効きませんが、諸葛亮であれば有効です
前者は速度が上がっちゃうからで、これも構造の話になるかなと思います
また本項でいう「高めで受ける」というのも、実際には大きく二つに分かれます。
それは「争覇すら全て防ぐためのより万全の防御」の役割と「被害を軽減させるための先手」の二つです
「高めで坂本龍馬を打つと勝てる!」だと以降の説明があんまり意味なくなってしまうので、今回は後者のデッキの中にあるカードで軽減する取り組みについて記載します。
コツは高過ぎず低過ぎないことで、上過ぎるとただ攻めたことに、引き過ぎるとただ攻められたことになってしまいます
この方法の場合は使う計略は割と何でもよく、タイミングとか部隊が揃っているかのほうが重要になります
あえて上げるのであれば
・一時的でも武力が上回り相手に負担がかかること
→小侍従くらいでもそのままラインを上げることは難しいはずです
使う士気、逃げられてもいいのか、何かが取れればいいのかなどを計算した選択が望ましいです
・逃げられること
→突っ込んでって乱戦して撤退していいというわけではありません、こちらの優位を取るための先手です
剣豪や遠距離兵種であれば問題なく、槍であれば速度が上がるものがいいでしょう、小侍従とかね
別に相手の速度が下がるだけのものでもいいですが、負荷をかけられたほうが無難です
単体計略に限定せずコンパクトな号令であっても問題はありません。その際は槍はそのまま敵城に投げてしまって攻城を相手の負荷にする動きも有利に働きそうです。
大事なのは相手が高めで計略を打ってから、こちらの城につくまでに計略10cの内、何cを浪費してくれたかどうかです。その視点で考えた時に、狙撃や剣豪は一層違った意味を持ちます。
またもう一つポイントとして、ゲームの中盤までに張り付けて攻め切ってしまうと、返しのターンはフリーでラインを上げられてしまうので、その場合はこの方法は使えません。
翻って、例えばなんとなく上手くいったからと言って開幕攻めてしまうと返しのターンは相手のフリーターンです。
自分のデッキが相手のデッキに有利なときは問題ありませんが、そうでない場合は割と再現性の高い負け筋になってしまうので気を付けたい所です。
弐.構造から考えるメタカード
一枚目は挑発です
これで本多忠勝の攻城を無効に…というわけではなく、引っ張るのは井伊直政で良いかなと思います
そうすることによって構造は
こんな感じで変化していきます
一気に①で対応可能な構造に変化したと言えるのではないでしょうか
紫の山本勘助なんかであればそのまま敵陣に攻め込む拠点になっちゃいますが、あんまり迎撃に失敗していると直政が再覚醒する点は注意が必要そうです。
これは①の成立を目標に、相手の構造の破綻を目的にした守り方です
超絶騎馬(速度が上がるもの)による守城が諸葛亮に有効という事が当初に言われていたと記憶していますが、それも近い事が起こるためだと考えられます。
超絶騎馬で倒すのは目的としてすぐに本多忠勝を狙いたい訳ではなく、あくまでどうやったら守りやすくなるかを考えるのが良い気がします。そうすると諸葛亮もついでに取れちゃったりすると嬉しいですね、忠勝を攻城から外してくれるならそれもそれで万々歳な気がします。(なんかムーランだとそのまま忠勝も倒せちゃうとかって聞きましたが、ムーランとは一体何なのだろう)
この解法は別の可能性を示唆しています。
めちゃくちゃ極端な話、2人を前に進めていざ諸葛亮…という逆サイドに吉備津彦が走っていたらどうでしょう?おそらくは井伊直政は帰城するでしょう、ゲーム状況にもよると思いますが
では度合いによりそうです、柿崎だったらどうでしょう?宝石を付けたバンのようなカードでも諸葛亮と王桃だけでは心許なさそうに思います
これはどうにかして運用で馬を剥がすだけでもある程度①の構造を目指せそうであるという事を表しているように思います。
書いてるうちに思いつきましたが、神速号令とかも複合的に有利な要素がある気がします
こちらのカウンター気味に投げた槍に対して相手は、貧弱な2枚で守るか馬を返す選択の2つしかありません
また馬が相当に強ければ単純に井伊直政を倒しに行く選択肢も生まれそうです
これも構造的な面白さな気がします
ただ妥当なデッキは限られるかもしれませんね?復刻曹操か鬼号令かといったところでしょうか、あとはなんだろう
そういった連想ゲームでいくつかの案が浮かびます、これが構造的解決の面白さだと思っています
例えば「遠弓でもフリーの弓打ちが満たせるのではないか」と考えても、Aの地点でローテするのは難しそうです
山内容堂のようなカードで乱戦して弓を打つのはどうでしょう、これは元の話に戻って弓が止められちゃいそうです
では弓が阿波局だったら?止まりそうですがちょっと歪でしょうか
考えているうちに滝川一益のようなカードでもローテの妥当性+攻城ゲージの減少という役割を満たすことができるように思えました、ただこれは思考実験的なもので検証は改めてする必要がありそうです
3.おわりに
なんか散文的な話になってきました。
色々対策を考えている内に結構「はわわブーム」が終わってしまっていたので、その色々な対策を試せなかったためです。
あれだけ凄いブームがあったのにヘスティア様の乳紐ブームくらいの音速で大戦界を通り過ぎてしまっていきました。
こういうことって昨今のゲームでは多いですね。ハイレベルな人の中で解決法が出来てしまっていて、なんだか考えている内に一過性のブームは綺麗に過ぎてしまっています。
それでも今回の諸葛亮は新しい構造の一つな気がします。
重要なことを書くことを忘れていたので追記すると、絶対に倒せない武将というのがいるときにそれを倒すことを検討するのはそこまで建設的ではありません、デッキが歪むか相手よりたくさんの士気を使うかの二択しかないからですね
その路線を考えると大体沼にハマります、混沌ダメ計とか、めちゃくちゃなコンボとか、それだとほかのデッキに勝てないよねってなりがちです
なのでこういう根本的な対策が他の何かの対策になるよう自分の中ではまとめておきたいと考えています。
更新日時:2026/06/28 01:06
(作成日時:2026/06/28 00:40)
カテゴリ
雑談・雑感
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