どうも、王桃盗賊団の者です🍑
戦祭り中ですが、全然関係ない話をしようと思います🤪
今回、タイトルだけで私が何の話をしようとしているのか察する事ができたアナタは
世界史博士を名乗ってもいいでしょう😎
このタイトルの文言は、発足当時から現在まで継続して設定されている
ガーター勲章の標語です
というわけで今回のテーマは
ガーター騎士団と、その創設者である
エドワード3世です⚔️

現在英傑大戦に存在するガーター騎士団員は⬆この8名ですね👍
なおこの中で
ヘンリー5世だけは百年戦争中期の人物であり、年代が離れています🙄
加えてこのヘンリー5世に関しては
神聖ローマ皇帝から与えられた
ドラゴン騎士団の称号の方が有名である為、あまりガーター騎士団という印象はないかもしれませんね💦
今回の話も基本的には彼以外の、いわゆる
初期メンの時代を中心とした話となります
ともあれそんなガーター騎士団ですが、まず皆さん不思議に思うのはその
名前でしょう🤔
ガーターと言えばやはり女性用の靴下留めとしての
ガーターベルトを真っ先に思い浮かべる方が多いハズです
はい、正解です🤪
実はガーター騎士団のガーターとはまさにそのガーターベルトの事であるとされており、その由来となっているのがエドワード3世とその従妹
ジョーンとの逸話です🧦


ある日の舞踏会にてジョーンがうっかり身に着けていたガーターを落としてしまい、周囲の人々から嘲笑を受けるという事件が発生しました🥺
しかしエドワード3世は自らそのガーターを拾い上げると、そこでタイトルの台詞
「悪意を抱く者に災い有れ」を言い放ち、周囲を黙らせました✨
これは女性を蔑ろにしないという彼の高潔な
騎士道精神を物語る逸話として当時の人々の心を強く掴んだのみならず、現在にまで語り継がれる伝説となったのです
この伝説からも分かる通り、エドワード3世という人物は
稀代のカリスマでした👑
特に一大決戦を前にした場面での
戦意高揚術は天才的です
そもそもガーター騎士団自体が百年戦争真っ最中の
1348年に本拠ウィンザー城に集められた面々によって結成されているのですが、その直後にはあの
ポワティエの戦いが発生しています⚔️
これは
ランカスター公ヘンリーと合流すべく行軍していた
黒太子の前に倍近い兵力を誇るフランス軍が現れた事で発生した戦いですが、ここで黒太子はフランス王
ジャン2世を捕虜にする大功を挙げました✨

これは黒太子が全軍を率いて戦った初の戦闘であり、尚且つ行軍中で根城も無い状態での野戦だった為、凄まじい戦果と言えますね
このポワティエの戦いにおける
ガーター騎士団員エドワード黒太子の大勝利は確実にイングランド軍全体の士気を高揚させました👍
父3世が息子の功績を予見していたのかは定かではありませんが、しかしその後のイングランド軍の躍進を考えると、騎士団という肩書…即ち
国を代表する英雄の称号を息子に与えたタイミングが完璧でしたね
更にエドワード3世の器量の大きさや人心掌握術の巧みさを示す点として
ジョン・チャンドスを騎士団創設メンバーに加え入れたというところも見逃してはいけません👀

現在英傑大戦に存在する8名の騎士団員の中では、このジョン・チャンドスだけが唯一
貴族出身ではない人物です🙄
彼の出身は男爵未満の小地主(いわゆる
ジェントリ)の一族で、一応は上流階級に属しているもののその中では最下層、貴族院議員になる事もできない立場でした💦
しかしジョン・チャンドスはその優れた軍略の際で
黒太子を支え、その活躍は
クレシーの戦いを後方から見ていたエドワード3世にも届いていました✌️
彼が活躍したクレシーの戦いが起きたのは1346年、まさにガーター騎士団結成の直前です
実はガーター騎士団創設メンバーにはジョン・チャンドス以外にも爵位を持たない人物が多く列されており、これは戦時下におけるエドワード3世の
実力主義的な思想が窺えます🧐
このような思想は
「なら俺も!」という競争を生み出し、組織全体のレベルアップに繋がりますから、とても大事な考え方ですね
こうしてガーター騎士団周りの逸話を見ても、如何に
エドワード3世という人物が優れた統率者であったのかが分かります😎
しかも彼はただ上辺だけを取り繕った人物ではなく、実際戦場で大部隊を指揮して勝利へ導いてしまう、
武力10も納得の名指揮官でもあります💪
ある意味でその辺りは
曹操や
劉邦、日本においては
頼朝や
尊氏などの英傑と似ていますね
そんな彼が創設したガーター騎士団、もとい
ガーター勲章は現在もイギリスの騎士団勲章としては最高位の栄誉として君臨しています🇬🇧
現在の騎士団員にはイギリス王族や外国君主の他、元女子陸上(砲丸投)選手の
メアリー・ピーターズなどが所属していますね👍
また外国の君主に贈られる事もあり、日英の国交が成立した明治天皇以降の歴代天皇も騎士団員となっています
こうした称号で見ても面白い話がありますので、やはり世界史とは奥深いモノですね👌
というわけで、騎士団のお話でした🙇♀️
今回は以上‼️