はじめに
百五十万石に昇格して、今バージョンを終わりにすることができました。初めての紫プレートです。
デッキは、2年前、二十万石だった頃から使っているこの4枚から変えられませんでした。
せっかくの機会なので、このデッキの楽しいところについて記録を残しておこうというのがこの記事です。

なお傾奇ポイントが設定されて以降、ほぼ全ての週でAかSランクでした。
デッキを組んだきっかけ
三国志大戦のほうに復帰したのが英傑大戦稼働直前。全国対戦の経験も少ない中で、英傑大戦で初めて真剣に使ってみたいと思ったカードがR藤原頼長でした。
そこで、頼長を入れていると開幕台詞が変わる2人、N多田頼憲とN源義賢を入れてデッキを組みたい。4枚デッキしか扱えないので、残り3コストには、上記3人との関係性からSR源為朝を採用しました。
身命の離間
4枚、槍無し、号令無し、コンボ無しとなると、とてもまともなデッキではありませんが、弓2枚であれば一番使いたい頼長(騎馬)がそこそこ動かせたこと、武力10弓がいることによる開幕の強さ、それから義賢の計略「身命の離間」の効果が余りにも強いのでは?と使っているうちに分かりはじめました。
勝率はご覧の通り32%(マイデッキ登録後の数値は27%)という低さですが、このデッキを使っていて最も楽しい瞬間があります。
「身命の離間」に相手のデッキの半分以上が入った時です。

5枚以上入ったらもうお祭り。
これに楽しみを見出してしまい、結果的にデッキの使用回数1800戦以上、「身命の離間」の使用回数は3000回を越えていました。このデッキのコンセプトは「身命の離間をメインに運用する妨害デッキ」と言うしかありません。
「身命の離間」の効果を簡単に説明すると、
武力−6、速度0.4倍。自身の兵力−40%。
士気5としては破格の性能です。武力−6って、士気7号令をいったん無効に出来るくらいじゃないですか。知力12の相手でも5cは拘束出来る長さも助かるところです。
そもそも技巧が7コスト分あり、基本的に93cで部隊流派1が打てます。これが妨害をメインに運用する上で一番重要な点だったと思います。相手の妨害やダメ計にもかなり強気で当たれます。
兵種流派も時々。こちらは70〜68cで流派2が打てます。
その他の計略
為朝の計略「屍山血河」と多田頼憲の計略「捨身の速斬」は、かなり長い間使いどころがわからず、ほとんど使用していなかったのですが、百三十万石到達のあたりから、剣豪の位置どりと「捨身の即斬」の使用タイミングが対号令の勝敗の分け目であることに(やっと)気がついて、積極的に打てるようになりました。
「屍山血河」を使う機会は今もほとんどないのですが、舞や式神晴明のような使用者が停止する計略には当然有利のはずなので、計略を打つタイミングを相手に合わせられるような展開に持ち込む努力ができれば有効でした。
「異端の悪左府」はどこで打っても強い万能計略ですが、主に士気溢れ対策で打つことが多いです。突撃出来ないときは乱戦させるのが正解でした。
自身のハンドスキルの低さもあり、たいていのデッキには弱いです。以下は苦手なデッキと課題。
・速度上昇する号令
号令を打たれたあと速度上昇で散らばられるとあまりにも無力。速度さえ上がらなければ離間+速斬でかなり守れるんですが。守城ローテも課題。
・騎馬単、超絶騎馬
離間も「異端の悪左府」も、相手の騎馬には有効なのですが、槍で牽制できないとなるとやはり難しい。戦器選択と開幕にもう少し勉強の余地があると感じます。
・浄化系
勘弁してください。水心との遭遇率が高かった時期は本気でデッキを変えようとしていました。
最後に
私はこのデッキにこだわるつもりはなく、いつでもデッキを変えていいと思ってはいたのですが、コストの関係で入れたはずの為朝の愛称号を取るほど愛着が湧いたり、遠距離盛りに適性がある気がしたり、楽しく使い続けることができました。
デッキ作りのセオリーを無視して、好きなカードで9コスト埋めてもここまで来られる経験も得られたので、次バージョンもこのデッキを使えるよう頑張りたいです。
でもやっぱり、1枚くらい槍が欲しいな。