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180人目の絆武将は鬼面で舞う?の話

by
超♂兄貴(2代目)
文士
文士
超♂兄貴(2代目)
絆武将もついに180人目!

太平記で「鬼神」に喩えられた男、桃井直常が180人目の絆武将です





絆武将カードは通常カードと比較しても印象としてはそこまで変わりません
ただ全体的に色鮮やかなので絆武将カードの方が見栄えが良いですね
背景の星は妖霊星か?流石に違うと思うけど、カード裏台詞に
「僕の物語を歌ってくれ。きっと星たちが聞いている」
なんて台詞があるので妖霊星も聞いているかも?

二つ名が「鬼神の如き勇将」でカード裏説明が「鬼神」に喩えられた猛将って表現変わってるけど意味はほぼ同じか

もちろんみんな知ってると思うけど、
武将名は「桃井直常(ももいもものいただつね)」で
計略名は「鬼神の武舞(きしんのぶまい)」です

【追記】もものいをももいで書いてた…最初見た時はもものいって読むのかよと思ってたけど、漢字変換で桃井(ももい)で打ってたからそのまま打ってたわ…失敗失敗
そういえば昔友達に「百衣(ももい)」くんいたなぁ

直常は「なおつね」じゃねぇのかよ!と思って一応調べてみたら後世の創作物では「なおつね」が多いけど、当時の記録では誤字ながらいくつかの文献で「ただつね」になってるのでそちらが妥当とされているようです
「ぶまい」は「ぶぶ」と読んでも意味は同じで、太刀や鉾などの武具を持って舞う舞いです
直常の孫の直詮が幸若舞の創始者と伝えられているので、そこから計略名が来たのかも

幸若舞ってなに?となりますが、具体例で言えば信長が桶狭間の戦いの前に舞ったとされるのが幸若舞の「敦盛」です
「信長公記」によると
信長敦盛の舞を遊ばし候。人間五十年 下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度(ひとたび)生を得て滅せぬ者のあるべきか、と候て、螺(ほら)ふけ、具足よこせと仰せられ、御物具(おんもののぐ)召され、たちながら御食(みけ)をまいり、御甲(おんかぶと)めし候ひて御出陣なさる。

という感じで信長にも愛された幸若舞ですが、能の演目にも「敦盛」があって、そちらの印象があるために信長が能を舞ったと勘違いされがちです

そんな踊れる鬼神、桃井直常の気になる計略台詞は

通常武将
「敵の一陣を打ち破るんだ!」
絆武将
「ラストワンはこの直常だ!」

ラストワンって言葉が好きなのかな
以前紹介したけど土岐頼遠が味方にいる時の開幕特殊台詞に
「ラストワンはこの直常と土岐殿だ!さあ、型破りの戦を見せてあげよう!」
というのがあるので、絆武将台詞は土岐頼遠が没した1342年より後の台詞だから1人なのかもしれませんね

<今日の旗>

鬼神降臨の旗


180人目の絆武将は桃井直常の話でした
更新日時:2025/07/05 13:49
(作成日時:2025/07/05 11:11)
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コメント( 2 )
RikiroU
RikiroU
2時間前

さらには「桃井」は「もものい」
初見殺し難読武将!

超♂兄貴(2代目)
超♂兄貴(2代目)
文士
文士
超♂兄貴(2代目)
2時間前

あ、書き間違えてる!
訂正しておきます

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