137

織田信長伝 一章所感

by
桜井華奈
桜井華奈
コラボ中に群雄やる人。
群雄伝やることなくなっちゃったので難易度奇ついでにツイッターで感想書いてたとこを再走する企画。
一応過去にやってはいるけど遥か彼方の記憶なので丁度いいなってなってはいる。

ネタバレは余裕でします。


感想まとめ:https://taisengumi.jp/posts/173935


本群雄伝の一番の特徴は地の文を太田牛一の独白という形式を取っている点(他だと上杉謙信伝や劉備伝も似た形式)だと思うけど、織田信長伝はその中でもおちゃらけの色が強い。おちゃらけ要素は好みの分かれる点ではあるものの個人的には結構好き。
青のミブロとかもそうだと思うけど、歴史家の書物や語りから過去へ回想していく物語の導入が好きなので、織田信長伝は実際にその場で物語を見ているのではなく信長公記を通じて英傑の生き様を感じていこうねってスタイルだと受け取っています。(そもそも他の群雄伝でも基本的にプレイヤーはその場にいないけど)


─────────────────────────

【物語】
・織田信秀没~桶狭間直前?まで。
信長の野望とか多くのシミュレーションゲームでも始まりは多くがここなので納得の始まりではある。
一方で桶狭間を一つの区切りとするイメージがあるので桶狭間までやらないって判断は中々面白いなともなる。
逆説的に考えると桶狭間までに書きたい話があったため見送ったとも受け取れると思うので、ここら辺を意識しながらプレイしても良いのかも。

他の歴史ゲームではあまり触れられていないのは信長の初陣なのかと思う。
大体は信勝との戦いが初戦として挙げられるような気がするので小規模な戦いから始めたのは丁寧だな~と思った。


・1話外伝は太田牛一視点で1話を見ることとなる。
外伝は群雄伝全体を通して遊んでる事が多いので読むの好き。
ガリア戦記云々については後述。


・6話の稲生の戦い時点で平手が既に亡くなっているっぽくて英傑大戦に実装されない可能性があるのは少し驚いた。織田信長を語る上で欠かすことのできない人物だと思っているので未実装のまま過ぎたのは正直謎。由宇喜一好きだけど平手の方が織田信長伝では必要じゃないかな。

まあでも斎藤道三がナレ死してるし帰蝶も実装自体はされているからその内なんか実装されてワロタみたいになる可能性自体はある。まあなったらなったでこの群雄伝に出てこない整合性が取れなくなるんだけれども...

あと信長の大喝で敵がどよめくみたいなシーンがあって、信長のカリスマ性を表すオリジナルシーンなのかなって思ったら本当にあった描写らしくてへ~ってなった。初見時はヒトラーみたいな演説かと思ったけど普通に声がデカいらしい。
この回は信長のカリスマ性と人間らしさを描写した回なのかなって感じ。



・7話外伝は英傑大戦の設定について結構重要な要素が散りばめられていた。
長くなるので雑記にて。
覚えておいたら二章以降も役にたつのは、「関羽のみ織田信長伝からいなくなり、張飛はこの時代に残った」点でしょうか。

信長については「信用したやつしか部下にしていない」って発言が好き。今後めっちゃ裏切られるの込みで好き。


─────────────────────────

【キャラクター】
由宇喜一と太田牛一でしょう。
勿論一番出番として多いのは織田信長で間違いないのだけれど、前半で斯波家を中心とした話造りをしているのもあって彼らへの関心は強い。
由宇喜一の記述があまりにも無いので英傑オリジナルなのかなって感じはするものの、4話の「私に足りない勇気」から由宇喜一ってのは好きな命名法。


太田牛一については5話の滝川一益との会話が特に好き。
これはどっちかというと滝川アゲになるけど、「歴史書に書かれたことが真実になるならば曖昧なままでいい」ってのは好み。
司馬伝一章で似たようなことを書いた気もするけど、書物って残るものだし勝利者は歴史の正しい側に立つわけなのでこのやり取りは特に好み。

少し変化球だと吉乃との会話の「音には想いが込められている」ってのは好き。文章だと読み方が分かりにくいからこそ感じる深みがある。


─────────────────────────

【雑記】
・ガリア戦記が出てきたのでちょっと調べたけど、
①本格的に日本語訳が出回ったのは明治時代以降
②中国から伝わったとしたら16世紀末頃にキリスト教から(歴史書がそもそも広まっているかの確証はない)
③英傑時空として太田牛一が誰か(関羽とかみたいな未実装の明治時代以降の人間)から教わったという描写はない
以上①~③から見るにまあ創作ネタ感はあるものの、その内カエサルとかも出したいよね~みたいな初期構想を感じるフレーズなのかもしれない。


・7話外伝のあれそれについて
7話時点で由宇喜一が張飛の部下に56された説に疑問を抱くのは結構面白い。この時点でちょっと伏線というか、ミスリードを誘っているの良いですよね。

さて、「張飛は部下に56されたと思った」+「関羽の事を死んだと認識している」点から、関羽と張飛の姿は夷陵の戦い付近であると断定して良い。
加えて「張飛は部下に56されたわけではない」発言。これはまあ安倍晴明伝とかの描写そのままでいいと思う。関羽が生きている理由そのままだと思うし。
これらから英傑時空は実装時の姿≒全盛期で、基本的に死んだときの姿で転生するシステムなんですよね。まあ結構例外(複数枚出ている武将が特にそう)はあるんですけど。

で、ここから導かれるのが、基本的に死んだときの姿で実装されているor群雄伝で若い姿が描かれている武将は、その時代はそのカードのみしか実装されないんじゃないかって説。
特にこれが顕著なのが劉備。紫の孫堅や曹操が出て全く音沙汰がない時期にみんな「早く義勇軍時代の紫劉備出せ」って思っていたと思うんですけど、英傑大戦の群雄伝で義勇軍時代を義兄弟で描写している以上、”紫劉備は義勇軍姿で出せなかった”のかなって思っています。なので代わりに出たのが蜀漢劉備。
なんで劉備は二枚あるの?に対する考えはまあ大戦シリーズの伝統的な考察ではあるんですけど、カード裏の武将紹介で明らかに途中で終わってる文章組は(ほぼ)確実に二枚目があるよねっていうやつ。これは土方なんかもそうですね。逆に西郷隆盛なんかは二枚目がないかもしれない。

実装されたカードは群雄伝で活用されると思っているので平手で悲しんだ理由もこれが大きい。



─────────────────────────

【終わりに】
織田信長、基本的に授業と信長の野望でしか知らないので細かい話が多くて楽しかった。
この記事書きながら調べてると色々な発見があったりするので過去にプレイした群雄伝を再走するのも中々良いものですね。


─────────────────────────

【全国大戦雑記】

実家(翔ぶ華麗)帰省を経て最近は劉備(漢中王の姿)で遊んでいます。
https://eiketsu-taisen.net/deck?c=ejWCDfVHFA6RziQQ2&o=8d
ちょっと前に触っていた高師直朱儁を改変(改悪ともいう)の姿なんですけど、劉備が恐ろしく使い勝手が悪くてイイ。
どうしても劉備を前提としたデッキにしたくない気持ちが前面に出てしまい結果劉備が要らない...みたいなジレンマが起きている。だがそれがいい。
劉備を中心に据えるなら高師直がどう考えてもノイズではあるものの、士気12から高師直朱儁するとめっちゃ強いのでこの安全バーを外したくないんですよね...

あとは劉備使った方なら分かると思うんですけど、劉備を打てる時ってこっちは劉備しか打てないのに相手は士気潤沢にあるみたいな状況ばっかりで、なら天下布武するより剛槍の方がまともな展開になるよな...みたいになる。
渾身2回で+4/+4に変更...ダメでしょうか...
作成日時:2025/04/06 02:11
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア