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毛利氏家系図と色んなうんちく

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天使野獣先輩
天使野獣先輩
ただ今暁の時間(夜明け前)
有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし 壬生忠岑

 また家系図を作ったので上げました。元々源氏と平氏の一門が同じ姓のため血縁関係がわからないのでまとめようと思って始めたことなんですがやる度、どんどんマニアックな方向になっていくんですがしょうがないね。

第四弾の新カードの平安中世を中心に家系を紹介していきます。
流れで戦国や江戸まで書いてたりしますが趣味です。

本当はの南朝、足利新田とそこから漏れた藤原北家の家系図もほぼできているのですが、
一度に投稿しても読む人の集中力が続かないと思うので分けました。
太平記を読んだので南北朝に関しては少しコメント入れるつもりです。

調べる中で出てきた家系はカードの記載していますが細かくやり始めると恐らくほとんどのカードが
どこかの一族と絡んでくるんで触れてません。日本人皆兄弟。


完成した順にまずは毛利氏から(下につづく)






毛利氏は大江氏を先祖としてその先祖である鎌倉幕府初代政所別当となり教科書にも載る大江広元も実装されました。
ワイの住む地域は大江広元の荘園であった地域あたりなので昔から注目していた武将です。

大江広元の父は所説ありますが大江維光説でいくと平城天皇の流れをくむ家系です。
平城天皇の孫には在原業平がいて「ちはやふる 神代もきかず 龍田川 からくれないに 水くくるとは」は
この人の歌です。また伊勢物語の主人公のモデルとされており、伊勢物語の名は伊勢斎宮(未婚の天皇の娘)に手を出そうとした激ヤバエピソードから付けられたといわれています。伊勢神宮参拝の際には斎宮歴史博物館にも是非寄ってね。

他大江氏には和泉式部、赤染衛門がいます。二人とも歌が小倉百人一首に残っていますね。
ちなみに赤染衛門の名は藤子不二雄とはもちろん関係なく父が赤染時用で右衛門尉(うえもんのじょう)
であったからとされています。この時代の女性の名は父や夫の姓や官位から呼ばれることが常でした。

清少納言は清原元輔の娘、紫式部は最初藤式部で父は藤原為時。紫は源氏物語の登場人物紫の上からといわれる。
この紫の上は子供時代若紫と呼ばれ光源氏の憧れであった藤壺によく似ていたため10歳であった若紫を源氏は養女に
向かえ理想の女性になるよう育てそして妻として娶るという危ない趣味の犠牲者です。



4代目の毛利師親ですが師親のあとに元春の名前を名乗っているのでこの名前で出てくることも多いです。
吉川元春がこの人の名前を意識してつけられたかは不明。
師親は父、祖父が南朝に味方して越後に行ったため毛利家のお家存続の危機となりますが師親が北朝につき後を継いだ
ため毛利家は令和まで続く家となっております。

毛利家家臣熊谷信直の先祖は熊谷直実ですがこの熊谷直実は源平合戦で平敦盛を打ち取った人なのですが
まだ若い17歳で綺麗な顔の敦盛を見て見逃そうとしましたが、味方の兵が近づいてきたため泣く泣く首を取ったということです。
その後直実は出家したと平家物語は書いてます。そのエピソードが後に能の敦盛となりました。(本能寺であの人が舞うやつ)

戦国時代はみなさん詳しいので触れずにというかあまり知らないので語らずに。
(最近平安、鎌倉、南北朝の本ばかり読んでいるのでその時代の情報が多い)

幕末の毛利敬親ですが毛利元就の直系というわけではなく毛利吉広以降
ほかの毛利家から養子をもらい繫いできたようです。煩雑なのですべての当主は書きませんでした。

歴史的にワイが書きたいことは以上です。

カード的な話をすると眼鏡の国ですが鬼畜眼鏡が多かったなぁーという印象。
カード真ん中固めて開幕伏兵小早川からの戦国増援と小早川マウント
元就、吉川の貼られてしまうとクッソ城殴られる
終盤落城できてないと積む知力上げての妙久ゲー。現環境クッソ強そう、いや強い(確信)


今後も家系図投稿していくんですけど意外なところに繋がりがあったりするんでそういうのを楽しみつつ、
日本の歴史に興味をもってもらえると嬉しいです(終)





 
更新日時:2024/09/29 02:09
(作成日時:2024/09/28 05:40)
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