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【小話】驪姫さんのおはなし

by
らと
らと
実は横山光輝三国志に登場している人

場面は劉備が荊州の劉表に居候している時期
劉琦に孔明がアドバイスしたエピソードです

驪姫さんは自分の息子を後継ぎに据えるべく二人の兄
申生と重耳(のちの晋文公)の悪口を旦那に吹き込みますが
旦那は息子たちがどちらもすぐれていると知っており相手にしません

そこで驪姫さんは自身の服に蜜を仕込んだ上で申生を呼び出し
群がってきた虫達を申生が追い払おうとする光景を旦那に見せて
まるで申生が自分と戯れているように誤解させたわけですね

こうして父に信用されなくなってしまった申生
ですが驪姫さんは追撃の手をゆるめません
儀式のお供えにあらかじめ毒を仕込んでおいてから
せっかくだから父にさしあげてはどうかと吹き込みます

まんまと毒入りのお供えを父に献上する申生
ここで驪姫さん毒見もしないとはなにごとですかと
お供えをそのへんにいた犬に投げ与えます
あえなく泡を吹いて死ぬわんこ
かわいそうな申生はその場で打ち首に
身の危険を感じた重耳は長い逃亡の旅に出ることになりました

…名前は覚えてなくても
見たことはある主君様はたぶんわりと多いですよね?

しかし英傑大戦基準で考えるなら
申生さんもロボだったんでしょうか
作成日時:2024/09/18 21:14
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 2 )
流派は壱から
流派は壱から
9月20日 22時20分

情報ありがとうございます、横山三国志読んでるけど知らなかった。

斉姜の開幕台詞が相手側にリキ居たら変わったので疑問に思ってましたがそのエピソードが関係してたんですね😄

リキ側は変わりませんでした。

らと
らと
らと
9月25日 21時0分

コメントありがとうございます
横山三国志は昔こんなことがありましたって感じで
春秋戦国エピソードがわりと出てくるのでいま読み返すと結構新しい発見がありました

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