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ほんとうに初心者向け:参
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伏龍殿の覇者
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はじめに
当記事はほんとうに初心者向け記事の第参弾です。
当記事でも引き続き1~30万石辺りのまだゲーム自体に自信の無い人を対象にしています。
本記事では階級が上がったり、将来的に操作が十分にできるようになった場合には極論だったり間違っている部分を含みます。操作に慣れたらより改善することをお勧めしますがこんな考えもあるんだなぁという気持ちでお読みください。
1.開幕(配置)
開幕の配置は軽視されがちな要素ですが、筆者としては試合においてかなり重要な要素を担っているように考えています。
それは理由として「位置によって全く意味合いが異なること」「移動にはコストが必要なこと」が挙げられます。
まず以下の二つを見てみましょう
①端にいるケース
②中央にいるケース
二つの違いは位置だけの問題ですが、対面に武将を置くとよく分かります。
もし自軍を正面に置けたのなら対等な戦いが出来そうですが、右端のケースのように自分とは全く逆サイドに武将がいて、交戦までにかなりの移動が必要になるケースもあります。
これが「位置によって全く意味合いが異なること」と「移動にはコストが必要なこと」であり、ここで言うコストというのは主にかかる時間やその時間で減らせるはずだった兵力等ですね。
盤面を少し進めてみましょう。相手はまっすぐに城を狙いに来そうです。
鉄砲もいち早く相手の武将に向かいたいですが…このデッキの場合、ここでも問題があります。
一つ目は「鉄砲は真横に射撃ができない」という点です
想像すると理解できますが、この場面では鉄砲が前に出過ぎており、直線で移動すると真横に射撃する事になりますが、その場合に敵の武将はまっすぐ城に向かってきています。すると敵部隊にとって「自分が行きたい方向=射撃を完璧に避けられる方向」になっており、避けながら一番効率よく城に向かうことが出来てしまいます。
これは剣豪でも同じようなことが発生します。横から敵の部隊を斬っても大抵の場合は跳ねつつ直進できてしまいますし、ウリである複数部隊への斬撃も難しい位置関係になるでしょう。
二つ目は「柵を持った槍」です。
柵を持ったSR柴田勝家は城門を守るために、自陣下に置いていました。
そのせいで鉄砲を守る槍がおらず、相手の馬岱はフリーで自軍の鉄砲による射撃を突撃で止めてしまうでしょう。柴田を合流させようとすると相手はまっすぐ向かってきているのに攻城を止める部隊は0になってしまい、守城にとっては遠回りな動きで痛し痒しという所です。
上記を考えるとなんとなく、端に置くとアタリハズレがあり、負けてしまいそうに見えますよね。
それではもうちょっと考えてみましょう。
場所を中央に変えたことで先ほどまでの問題が全て解消されて……いないようです。
横には射撃できず、突撃もまだしやすそうに見えます。
若干の改善は見込めるものの、どうあれ鉄砲を最前線に置くと端に直行するのに対してはあまり良くないということですね。
じゃあ下に置いた方が良いのか?正解はあるのか?どこまで考えなきゃいけないんだ…という話になりそうですが、開幕は主に「自分が行くのか」「相手が行くのか」で決めるのがオススメです。
先ほどのマッチアップでは
真正面でぶつかって効率よく鉄砲を当てられれば勝って前に行くこともできそうですが、こちらが自陣中央の引き目に置いて左右から来られても、移動して正面に回る必要があり結局相手が前に進んでからのスタートとなりそうです。上手く受けられればカウンターが十分に狙えそうなことも考えると、これは「どんな場合であっても受け気味に構えた方が安定」しそうに思えます。
もう1ケース見てみましょう。これは上位帯でも使われているような、いわゆるテンプレ孫武という形ですが…
これは意外にも前に行けそうではないでしょうか?
どっしりと構えた弓の形は端に武将を投げづらく、開幕ど真ん中に固まって配置しているのが想像できます。
各個部隊もあまり負けそうにないので、場合によっては城門の柵は諦め、柴田を前面に配置してガッツリと攻城に向かうことすら可能かもしれません。
裏をかいて端に剣豪と槍を置かれても、先ほどの毘沙門にぶつかるのとは異なり鉄砲2枚だけで槍と剣豪は完全に処理できそうです。
つまりどのような場合でもまずこちらが選択の権利を持てそうということですね。
簡単に言うけれど…もしかしたらこれを考えるのも大変だと思うかもしれません。
ざっくりとした指標が必要であれば、「槍のコストが多いほうが前に進む展開が多い」と覚えてしまって良いかと思います。
前章でも書きましたが槍は戦闘寄与率が低い武将です。また移動速度が遅い一方で攻城力が高いという特徴を持ちます。真っすぐ進んでも馬に突撃されづらいというのもポイントで「対処させる」のに優れた兵種と言えます。ただし「対処する」のは苦手です。2コストの槍を2本、4コスト分あげるからそれだけで毘沙門を倒してよ、と言われたとしてその難しさは想像に難くないでしょう。つまり前に行って攻城する分には非常に優れている兵種で、守城の用途には優れていると言えないと言って差し支えないでしょう。
先までの話を踏まえて、この配置を見てください。
配置をあまり毎回変えないという人もいると思いますが、上図の配置はどちらかと言えば前に行くように見えないでしょうか。
これが先のケースに照らすと、伏兵である周瑜が左下に戻る訳にもいかず、守りを考えると裏目になる場合があるわけですね。
個人的にはこのようになってしまった場合は、どちらにせよ周瑜が攻城に行く方が安定するように思います。
既にダメージを左下で貰っているような状況でその上伏兵を当てても、そもそも当てる前後で状況が好転しないためです(超マイナスがマイナスになるように被害の減少程度にしかなりません)。
開幕に守りから入りたいのであれば極力伏兵は浅く配置し右にも左にも対応できるようにするのが良いと思います。または端攻めをしてしまうことで乱打戦に持ち込むのであれば上に配置し、有事の際にも下げたりはしないようにするのが良いと思います。
幾つか自分でも考えてみてください、大よそのケースで槍の比重により前への出しやすさが決まり、前に行くか留まるかによって必然的に伏兵の位置もどこにあるべきか等の感覚が伝わるのではないでしょうか
2.開幕から序盤
序盤の定義が難しい所ですが、ここではまず開幕に「前に行くor受ける」を含む一連の流れの行動方針を指すことにします。
序盤に行わなくてはいけない行動はいくつかあり、それはデッキによって異なります。
・柵や櫓などの障害物を壊す
一撃での落城/大幅な城ダメージを狙うデッキに置いて障害物は、進軍そのものを止めたり相手の弓の拠点を作らせて守城を楽にしたり、百害あって一利なしというものです。
攻城が1,2回入るのと柵を壊すのであれば、一撃での落城を狙うデッキにとっては柵を壊す方が大事くらいに考えておきましょう。
・流派ゲージを稼ぐ
士気流派や城塞流派など、早く一定に到達することがゲーム自体の方針を決める流派があります。流派はぶつかり合いによって発生するため、一方的に倍の流派を稼がれるといったことはあまりなく原則お互いの流派ゲージは近くなります。
例として自分が部隊流派の時はそこまで最速でためる必要はなく、更に相手が士気流派であればよりぶつかり合わないことによる試合の遅延がメリットになることもあるでしょう。
先の障害物と同じように、流派が大事なデッキ(特に琥軍のデッキ)であれば柵や櫓より先に流派を稼ぐことを優先してもよいかもしれません。
・部隊を撃破する
これは当たり前のように思えますが、開幕のいつに部隊を撃破したかによって、1度目の士気を使うタイミングの武将が盤面に与える影響が変わってきます。
試合が始まった直後に伏兵を踏んで相手が撤退、縁起は良い感じがしますが、この部隊は士気5溜まるタイミングでは必ず復活しているはずです。踏んで倒して1部隊が欠けているという形であればその時すぐに攻めればアドバンテージを得られるかもしれません。
逆にそうしたくない、開幕は無理に攻めたくないのであれば、そもそも開幕すぐに伏兵を当てるべきではないということですね。
あなたのデッキが後半に士気を12使うようなデッキであれば、相手が開幕攻め終わって帰りたいと思っているタイミングでこちらがより重要な部隊を落としてでも1部隊倒すべきかもしれません。そうすればゲーム全体の流れは遅くなるはずです。
逆にあなたのデッキに士気6の号令があり、きっちり士気6溜まったタイミングで攻めたいと考えているのであれば開幕ハーフラインより上に上がるべきではありません。
・攻城を狙う
こちらは前項で説明した内容と重複します。あなたのデッキに槍が多かったり序盤に侵攻することでメリットを得られるマッチアップであれば積極的に攻城を狙います。
また、ゲームを長く続けても攻城が大きく入らなそうな相手の場合にもこのタイミングで攻めることがあります。
弓などの遠距離兵種が多く入ったデッキ、呂布ワラなどの防衛が堅いデッキを相手にすると士気がある状態で戦っては更にカチカチに構えた相手に特攻を仕掛けなければならないかもしれません。それであるならばセンターラインまでライン上げが終わった状態に出来る開幕に全てをかけて戦器を使って突っ込むというのも一つの手になります。
終わりに
やっと開幕まで来ました。でも置いて20c程度進めただけです、何と複雑なゲームでしょうか。書いていて思ったのですが、もしかすると本筋を予め話してしまった方が分かりやすいかもしれません。悩みながら書いています。まぁでも一度決めてしまったのでこのままやってみようと思います。分かり辛ければ終わった後に再編します。
更新日時:2024/08/03 22:01
(作成日時:2024/08/02 23:55)
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コメント
( 1 )
文士
文士
べし
8月3日 8時32分
お疲れ様です。
無限大に状況が変わるので、動きの解説は難しいですよね。
その中で、ここまで分かりやすい解説ができていて凄いです。
0
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お疲れ様です。
無限大に状況が変わるので、動きの解説は難しいですよね。
その中で、ここまで分かりやすい解説ができていて凄いです。