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88人目の武将は魚も見惚れる?の話

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超♂兄貴
文士
文士
超♂兄貴
88人目の絆武将は、川辺で洗濯をしていたらあまりの美しさに引き寄せられた魚が泳ぐことすら忘れ、川底へ沈んでしまったなんて話がある「沈魚美人」西施です





どうやって水面をハイヒールで歩いているのか誰か説明して欲しい!
魚が寄ってきてるのは沈魚美人の逸話からだと思われます

范蠡の策により呉王・夫差のもとに献上された美女たちに西施もいて、その魅力で夫差を堕落させて呉は弱体化し越に滅ぼされる事になるのでした
ここで出てくる2国が呉越同舟の語源の国です

そんな西施の気になる計略台詞は

通常武将
「争いはやめましょうね」
絆武将
「全てを水に流して戦いはもうやめましょう」

呉を滅ぼしておいてその台詞言っちゃうのは酷い!

呉が滅びた後の西施の動向は不明ですが、一説には越の勾践夫人が彼女の美貌で夫も二の舞になるのを恐れ、西施は生きたまま皮袋に入れられて長江に放り込まれた…なんて話があります
その後、長江で蛤(ハマグリ)がよく獲れるようになって人々は西施の舌だと噂しあったため、中国では蛤の事を「西施の舌」というようです

贈り物台詞の「へえ~ハマグリがよくとれるのね!ありがたくいただきますね。」はこの逸話からだと思われます

「西施の舌」という中国のネーミングセンスどうなんだろう?なんかハマグリがエロティックなワードに感じる
まあ日本でも小さくて可愛い花に「オオイヌノフグリ」なんて名前付けてるから言えないか…

それとは別范蠡付き従って越を出奔して余生を暮らしたという説もあり、特殊台詞の「范蠡、私と一緒に何処か遠くへ行ってみない?」はこちらの説を採用した台詞と思われます

「西施、王昭君、貂蝉、楊貴妃」が中国四大美女と呼ばれているので、残り2人も追加して欲しいですね

<今日の旗>
中国四大美女な2人の旗

貂蝉は実在してない人物(元ネタらしい人はいる)なのになんで中国四大美女になってるのだろうか…

88人目の絆武将は西施の話でした
作成日時:2024/03/29 01:14
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