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蒼伝 継承之章所感

by
桜井華奈
桜井華奈
なんかドリフターズみたいだなあ!?嫌いじゃないぞ。

英傑大戦、そもそも世界設定が妙に凝ってるからそこをちょっと掘り下げていきたいです(記憶頼り)

【前提となる世界設定】
初回プレイ時、目覚めるとそこは1600年関ケ原、いずれかの陣営を選んで率いてって言われちゃった!みたいな導入だった記憶があるんですが、この1600年関ケ原というのがどうやらミスリードになりそうなのが英傑大戦の世界です。

今までの大戦シリーズでも若い劉備と晩年の劉備みたいなのはいましたが、多分みんな気にも留めていないです。同一名称だからデッキに入らないとかそのレベル。でも今作は英傑時代紫でへんちくりんな世界であることが発覚してます。
紫伝のあらすじをめっちゃ簡潔に書くと、安倍晴明が三千世界を旅しました。で終わるんですが、もうちょい細かく書くと、安倍晴明が安倍晴明が既に居る世界や、関羽が死ななかった世界の様な世界を旅します。(死なないようにしたの方が正しいか)
オタク的に言うならば「そういう世界線」ではあるんですけど、この1600年も「そういう世界線」になるわけです。つまり、


「徳川家康と松平元康は同一人物ではあるが、同じ軌跡を辿っているわけではないし、辿るとは限らない。」というなんともめんどくさいSFチックな世界なわけです。

そして英傑大戦の基本設定として、英傑は死後1600年に転生します。あくまで基本。
蒼伝 継承之章はその基本にメスを入れた、例外の章というわけです。

【蒼伝 継承之章のなんとなく概要】
(一話は適当にスマホいじってたので導入ちゃんと読んでないですごめんなさい)
孫策は天命を全うする前に1600年関ケ原に来ました。時期は江東平定前だろうと作中で語られています。
寝て起きたら1600年しかもどこココワロタみたいなテンションです(ガチ)
で、孫呉の大将は陣頭に立って戦うの意味について自問、多聞する。そして「現世」へ帰ります(アリなの?)

・・・つまるところ、英傑大戦における孫策は「一度”1600年を経由”して死した孫策」である可能性があるわけです。
全国対戦の舞台である1600年の重みも変わってきますね。
勿論、群雄伝オリジナル設定です!とか、全国対戦での孫策は普通に死んでます!とかって逃げ道はありますが、わりと何でもアリな世界にはなってます。いや、東リベとか謝男とかで既にめちゃくちゃではあるんですが。


とまぁ、英傑大戦における世界観の説明という意味では大変重みのある群雄伝ではあったんですけど、内容が好みかと聞かれるとんにゃぴでした。孫堅と孫策の掛け合いであったり、信長周りはまあ面白かったです。

 
更新日時:2024/02/21 04:44
(作成日時:2023/09/13 22:24)
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