魏武の大号令:士気7
緋の武力が+3
35カウント
迅衝隊の指揮:士気7
誰でも+3
鉄砲は射程距離アップ
狙撃の効果アップ
30カウント
曹操かわいそうと思った
ハロー、あるへのです。
今日は上位・下位互換と上位・下位種についてお話します。
カードゲームにおいて、カードの性能を比較する時に良く用いられる言葉です。
カード同士を比較した時に、
・同じ能力なのに片方のコストは低い
・同じコストだが片方の能力は高い
など、一方がもう一方に『ほとんどの状況で明らかに勝ってる』ような場合を指します。
勝ってる方が「
上位互換」、負けてる方が「
下位互換」と表現されます。
ただし、『
完全な上位互換』というのは
この世に存在しません。
カードのサブタイプが若干違う、特定のカードとの相互作用で評価が逆転する、名前が違うなど
「
そのカードだったらやられていた…」ということが必ずあります。
英傑大戦も例に漏れず、多かれ少なかれ、上位互換・下位互換が存在します。
冒頭に書いた
曹操と
乾退助がその一例になります。
英傑大戦では本体性能も重要ですが、
デッキを組む際には計略性能を重視する場合がほとんどです。
デッキに入れる武将の計略はいいものを選びたい。
これが君主の夢。君主の望み。君主の業。
改めて
曹操と
乾退助の計略を比較してみましょう。
どちらも士気7、武力+3の計略なのですが、
・
魏武の大号令は
緋限定、
迅衝隊の指揮は勢力無制限
・
迅衝隊の指揮はそれに加えて鉄砲および狙撃の強化が付く
・5カウント差
と、SEGAと自分との価値観の相違が見て取れるような差があります。
魏武が5カウント長く、それ以外は
迅衝隊のほうが勝っているという印象ですが、
逆に言えば、
5カウントも計略時間に差があればそれぐらい強くしていいってことですよね?
臥竜の将略:士気7
武力+4
兵種アクションダメージ強化
14.2カウント(迅衝隊との差、‐15.8カウント)
うおおおおおおおおお!
5カウント×3短いから射程距離が3倍!ダメージ量3倍!使用率も3倍!
とはならんのが英傑大戦です。
たかが5カウントでこれだけ差が出るのは、かなり特殊な例だと思います。
前述の通り、状況次第で「
魏武で良かった~」となることもあるので、完全な上位互換ではありませんが
計略性能はほぼ上位互換でしょう。
「じゃあ本体性能は?」というと、
英傑大戦は数値以外にも、勢力、兵種、特技、カードのサブタイプ(時代区分)と
判断基準が多方向にあるので、比較は難しいです。
これから英傑大戦のサービスが続き、カードが増えてきて、ネタが無くなった頃には
「この武将の本体性能、あいつの上位互換だよね」
といったカードが
出てくるかもしれません。
ちなみに、上位互換・下位互換という言葉を使うと
一部の武将
狂信者ファンの君主にボコられます。
安易に使うのは控えたほうがいいかもしれませんね。
上位互換・下位互換は同じコストや性能なのに差異が出てるカードの比較でしたが、
「似たようなカードだけど、スケールが違う」というカードを比較するときには
上位種・下位種
といった表現をすることがあります。
これは悪いイメージで使う表現ではなく、区分説明として用いられます。
基本的には、似たような効果のカードだけど
「
威力がデカいがコストがかかる」上位種
「
威力が低いがコストが軽い」下位種
として使われます。
これはもちろん武将コストもですが、
計略の必要士気もコストとして換算します。
どのゲームでも、コスト制ならコストは有限です。
上位種でその計略に「
全振り」するか、下位種で「
小出し」にするかを選ぶ権利があります。
デッキの構築を話題にする際には、上位互換・下位互換の観点で話すより、
上位種・下位種の観点で話す方がトラブルも起きにくいでしょう。
ただ、「上位互換・下位互換」の認識しかない人には注意です。
散々上下の話をしましたが、カードデザインや調整はSEGAがやってることなので、
我々君主はそれを重く受け止めて、粛々とプレイすることが寛容です。
あくまで運営が上、我々が下というのが自分の認識です。
運営がいなくなってしまうと、英傑大戦もなくなってしまいますし…
ただ、因縁の対決とか、命が掛かったやり取りとかじゃない限り、
上か下かでマウントを取るのは良くない行為です。
マウント取られたとしても、
「ああ、この人は命かけてるんだな」
「ちょっと心の弱点に触ってしまったな」
という気持ちで菩薩になりましょう。
福沢諭吉先生の英傑大戦参戦、お待ちしております。
追伸:投稿カテゴリの「検証・考察」に「考察」の項目がないのはなんでなん…
魏武の場合は本体含めて騎兵が多めの採用であれば長い効果時間をしっかり活かせる可能性があると考えたら、純粋に乾の方が強い!とは限らない説も?
(*´-`)兵種単…?自分は無理ですけど
…三国志大戦1の呉軍には
蒋欽…武5知3「遠弓戦法」無特技
程普…武5知6「遠弓戦法」柵
などという『完全上位互換』があったりしたのです…
名前が違っても他の武将と何のシナジーもなかったから意味ないしなぁ
でもドクロのバンダナの蒋欽の方が心に残っている!
>>ふぇりさん
まぁ、蒼と緋の使用率が拮抗しているとか、
魏武の強みは残しつつ迅衝隊の強みを瞬間火力にして棲み分けするとかなら、
俺もそう考えることはあったかもしれません。
「偏っている使用率の中の最大勢力」から「計略の独自性」を奪われたのは
流石にかわいそうという感想が出ちゃうんですわ。
蒼勢力、「なにか」に護られてる説が…
>>超♂兄貴さん
黎明期こわい。
「1.5コスト武力弓を採用するためには、この2枚を同時に使わなければならないに違いない!」
と思って調査しましたが、コスト1.5で武力5以上の弓兵が他に4枚あって、
俺は何を見ているんだ…?ってなりました。
緋には優秀な号令が多くて更に優秀な騎馬も多いのでコスト比武力の低い騎馬である曹操が使われていないのは仕方がないと言えますが、この2計略を並べると魏武にもテコ入れ欲しいですね。
環境的に号令は士気が軽いやつか爆発力のあるやつばかりなので乾も曹操も見ないんですけどね。