どうも、王桃盗賊団の者です🍑
今日のお話は
毛利伝に関する
ネタバレがあります⚠️
毛利伝を新鮮な気持ちでプレイしたい方は閲覧注意です🙏
…というわけで、いきなりですが
安芸とは関係なさげな話から始めましょう🙄
京都の北西に
愛宕山という山があります
山中にある愛宕神社は
火伏、即ち防火に関する霊験がある神社として知られ、三歳までに参拝しておくと一生火事には遭わないとされています🔥
この愛宕神社は
修験道の開祖・役小角らによって創建されたとされており、今も愛宕山では修験者(山伏)が修行に励んでいたりするようですね
ところで、平地に住む民衆からすると山は神秘的且つ非日常的な空間である為、畏怖される事が多かったようです🤔
そんな山への畏怖と、そこで修行をする山伏の姿が合わさった結果誕生したのが
天狗です🍃
一般にイメージされる天狗の服装⬆は、まさしく山伏の服装です👍
まぁそんなわけで、実は愛宕山にも天狗絡みのお話が結構あるんですね
…ここまで前置きのお話でした🙄
本題はここからです
毛利一門衆の中に、英傑大戦にも登場している
宍戸隆家という人物がいますね
元就の娘
五龍姫と結婚し、毛利家をよく支えた忠義の将です💪
この宍戸隆家の大叔父に
司箭院興仙という人物がいます👴
とあるゲームに登場しているのでご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、この興仙は修験道に励んだ結果
天狗の法を会得した人物とされています👺
彼は短冊に
張良化現大天魔源義経神と書き、よもや
張良(劉邦の軍師…いわゆる子房)や
義経を天魔として召喚するのかと、同席した僧侶らを恐れさせたという逸話もありますね
他に剣術や薙刀にも優れ、晩年は愛宕山に住んで河野大蔵通昭という人物にその技術を伝えた結果、その通昭によって
貫心流剣術が成ったともされています⚔️
これらの点からしてもこの司箭院興仙、なかなかに才能豊かで面白い人物だという事が分かりますね
…はい、お察し頂けましたでしょうか👀
毛利伝一章の
第四話外伝・めしいの龍と天狗、この話に登場する謎の人物の正体は、まさしくこの司箭院興仙なのです😎
作中では明言されていないものの、大天魔義経が出てきている点や隆家が『叔父上』と呼んでいる点、愛宕山から来た事が言われている点などから察する事ができます👍
口調などからしてなかなか
ファンキーな奇人という印象になっていますね
私のような歴史オタクであれば、途中で
「あれ、これ興仙じゃね?」と気付いた時からゾワッと来る感じを楽しめます✨
毛利伝は今までの群雄伝に比べると若干お堅い印象があるかもしれませんが、群雄伝ならではのこうした遊びだったり、
尼子家の掛け合い、
妙玖の死など、結構感情をぐちゃぐちゃにしてきやがる良いお話です👍
皆さんも是非じっくり物語を読んでみてくださいませ👌
なんかわからんのが出てきたと思っていました。
解説ありがとうございます。