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上達へのアプローチ

by
伏龍殿の覇者
伏龍殿の覇者
やぁ!ワシの名前はしかられ。みんなからは関係性しくじり博士と呼ばれておる。


呼ばれていないこともある。


閑話休題

今回はこの記事をご覧の皆様だけに、大戦上達のキャッチ―でエモーショナルでキュートで楽しい方法を教えちゃいます。
それは「関係性デッキ」でゲームをプレイすることです。


1.関係性デッキとは
関係性デッキとは、以下のようなカード同士の逸話や何らかの示唆された組み合わせで組むデッキのことを指します。

これは掛かれ柴田に退き佐久間、木綿藤吉、米五郎座と詠われた(とされる)織田の五大将だったり四天王だったりまぁそんな感じのやつですね。

勿論こういう、「御所」コンセプトのデッキを使うのも楽しいですね。
どうでしょう?普段見るデッキとはほんの少しだけ変わったデッキですよね


「関係性デッキ」には幾つかの目的があります。

一つ目は、単純に楽しいですね。様々な台詞が変わったりもしますし、シナジーがある場合も多いです。特に時代戦器を選ぶのはとても簡単になると思います。

二つ目は、これが大きく、実際のテンプレートから少し離れたデッキを使うことで意外なカードの特性を発見できることです。
一枚目にあげた織田家のデッキを例にしましょう

まずは兵種バランスが
馬1、槍1、鉄砲2というバランスです
どうでしょう?これ自体使ったことの無いバランスだという人もいるかもしれません。
更に特技では柵が3枚もあります。ある意味では「偶然選ばれた四人」な訳ですが非常にユニークですね。
実際使ってみた所、鉄砲が2本な上コスト割も高く、低士気の秀吉もいて、柵が多いため「丹羽長秀」の計略で非常に守城が行いやすく、柴田の使いやすさは言わずもがな、という所でした。更に今では池田父子に取って代わられがちな2コスト鉄砲枠に転身計略が入ることで意外なチャンスが生まれることもありました。

このデッキ体験は例えば「もう柵が2枚あるから秀吉は千冬で良いや」だったり、「特技で見ても池田せんの方が良いかな」というように自分が思ったように変えてしまうと、もしかしたら自分が転身計略が好きであったかもしれない、という事実を知らないまま英傑大戦を続けることになってしまします。


そういうのってなんだかもったいないですよね


2.関係性デッキの検討方法
次に自分が最も使用した関係性デッキのことについて書きます。
それは…

毛利家のデッキです。

結構使用したのに、武将使用数も全員が横並びになって綺麗ですね。

このデッキを例にとって考えていきましょう。

まずこのデッキには幾つかのシナジーとアンチ・シナジーがあります。
まずはシナジーについてですが、
・「毛利隆元」+士気流派にすると士気が25辺りまで回りやすく、長時間計略と組み合わせて幾つかの優れた計略を使用することができます。
・「小早川隆景」の計略は非常にマウントで強力で、攻城する「毛利元就」「吉川元春」は優れた攻城要員です。
・高知力の武将が二人いるおかげで、チャンスを掴んだ時の攻城力は非常に大きいです。
・号令、陣形、長時間計略、超絶強化とばらけていてどの武将の計略も使うチャンスがあります。
簡単に目につくものではでこういう所でしょうか?


逆にアンチシナジーについては
・4枚号令というコスト偏重の構成で「毛利元就」の大型計略をかけたのに、「小早川隆景」は低武力で各個撃破されやすい。
・部隊も馬弓が弱めで、槍剣豪がコスト高めなので、弓盛りや鉄砲盛り相手にラインが上げ辛い。
・「曹仁」のように小回りの効く計略がない。
こんな所でしょう
勿論もっと良い所も、悪い所もありますが、書くとキリがありませんからね。前に記事とかも書いたので気が向いたら見てみてください。

上ではいくつかの有利な点と課題が見えますね。
そして……
これを解決することで英傑大戦が上手くなるってワケ!

3.課題解決
毛利家のデッキを使っていた時に最も流行っていたマッチアップは…

城塞五色活盛でした。
城塞流派2と全盛期の特技復活、そしてそんなに知力依存の無かった攻城速度も相まって凄く流行ったデッキだったように思います。
ただちょっともう懐かしいに入ってますね、そんなに前ではないのだけれど
さて、このデッキと毛利家のマッチではどちらが有利でしょうか?



正解は……!!



分かりません…………



まぁ言ってみればどっちつかずだったわけですね、負けたり勝ったり
しかし大体自分より格上の相手には負けていました。つまり5分5分くらいなんじゃないかとは思うんだけど、順当に上の相手には負けてしまうという感じ、うーん、一番流行ってる相手にこれではあんまりそのバージョンで勝てそうにはありません。


私は英傑大戦で配信も行っていたので幾つかの話をしながら、以下のような課題を見つけました。
①どこかの相手の攻めで突破されて城ダメージを受けて、城ゲージを取り返せないで負けている。
②開幕に争覇を取られる。
何となくフワッとした課題ですね。

普通に考えれば「なんか手前の人が下手だったんじゃないか…」とか「ミスしたんじゃないの?」みたいにも思えますが(まぁそれも実際ありましたが)、これに対しての答えが出ました。

①これは何個かの理由があります。
・相手が刀を選んでいて、こちらが増援(または再起)を選んでいた
⇒吉川+黒糸縅胴は「吉川元春」が半分超絶強化のような陣形計略のため、非常に強力な組み合わせでしたが、面で攻めてくる相手に1部隊強くしても何割かの攻城が入ってしまう結果を生みました。


・「毛利元就」の計略は士気7で「北条氏政」の計略の士気は6
⇒先の理由と合わせて、更にぶつかり合いでこちらの対応が遅くなる理由となっていました。
タイミング的には攻城さえされないものの、相手は城までたどり着いているため争覇が入ってしまう場合が多くなりました。

・非常に強力な時代の城塞流派2+復活減少の組み合わせだったため、こちらの計略のどの組み合わせでも突破することができなかった
⇒「毛利隆元」+「毛利元就」のような計略コンボでも、城塞2+五色の組み合わせは突破することができませんでした。更に相手は城塞流派3を残しているので、一度リードを取られると取り返すことが困難な状態を産んでいました。

②はプレイヤーの癖で、「小早川隆景」の特技:伏兵を有効に使おうとして、相手の2コストにぶつけていたためでした。
これは問題が無いように思えますが、相手の両端の槍はまっすぐこちらの城に向かってきているので、伏兵を出す時間が遅れれば遅れるほど開幕の争覇を取られる可能性を上げていました。


つまり①は一度でも城ゲージリードを取られると、負ける可能性を高めていて、
②は開幕のリードを与える可能性を高めていたわけです。


上記を解決するために
・早めに「小早川隆景」の伏兵を解除する。
・伏兵ダメージと合わせて開幕のラインは中盤でぶつかって、争覇を取られない
・戦器は刀を選択する。
・一度だけ「吉川元春」や、高めの「毛利隆元」でぶつかって、十分「毛利元就」でぶつかれるようにして戦闘を勝ち切る。
・戦闘で勝ち切るために部隊流派にする。
等を行い、それなりに勝率を上げることができました。

どうでしょう?
もしかしたら「毛利隆元を曹仁に変えたら自然に計略の選択が広がって解決した」かもしれません。
もしかしたら「小早川隆景を久坂玄瑞に変えたら火計で突破して攻城することができた」かもしれません。
ですが、デッキのパーツは変えられないよ。という前提があると考えて解決するしかない訳ですね。少し窮屈に感じるプレイかもしれませんが、これにより他のデッキでも改善すべき箇所が思いつくことになりました。

つまり純粋な意味で理解が深まり、上達したということですね。

「いつもと違った面白いデッキが使いたい!」「英傑大戦が上達したい!」
という風に思ったら「関係性デッキ」を握るのも良いかもしれません。
それでは良い大戦ライフを
























おわりに
解決法は上手い人に聞いた方が早いこともあるよ

 
作成日時:2023/05/22 14:05
カテゴリ
雑談・雑感
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