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歴史話:天才と暗殺者

by
王桃盗賊団
文士
文士
王桃盗賊団
どうも、王桃盗賊団の者です🍑



本日は久々の歴史話という事で、この人絡みのお話をしようと思います👇🏻

英傑大戦では「天才」を連呼する変なおじさんと化している佐久間象山です🔫



この象山は家柄がなかなか面白く、まず佐久間家の祖先には村上義清に仕えた佐久間大学という人がいます🤔
また象山の父である佐久間一学は養子でして、その実の親は斎藤朝信の血を継いでいます🔫

一方で象山自身の証言によれば佐久間信盛など、織田軍に属した佐久間家が祖であるとしていますので、真偽の程は不明です🥴
しかしなかなか豪華なメンバーですね✨







そんなご先祖様を持つ象山は傲慢な性格が目立つ人物ではあったものの、優れた教育力を持つ兵学者でした👍
彼の門下生には、英傑大戦に参戦しているだけでも坂本龍馬吉田松陰などがいます

なお、象山・龍馬・松陰の3人は西洋の脅威をしっかりと認識し、それに対抗する手段を講じるべく活動していた…という点で共通しています🤔
象山の提言する開国論はあくまでも富国強兵の為の開国であり、松陰を経て伊藤俊輔井上聞多など、後の明治政府にも大きな影響を与えました

彼の真の思想とは即ち海外の技術を取り入れる事で諸外国に匹敵する力を手に入れるという、ある意味で織田信長のような考え方だったわけですね🗡






しかしそんな象山の真意を知らぬ者達は、西洋かぶれという陰口を叩いていました🥺
これが後に大きな悲劇へと繋がります

というのも彼が西洋かぶれであると知った河上彦斎が、京都にいた象山を暗殺してしまったのです☠️

確かに象山は幕府側の人間ではあったものの、彼の開国論は後の倒幕派にとって非常に重要な考え方でした🤔
そんな人物を暗殺してしまった彦斎は、実行直後殺してはならない人を殺してしまったと直感し、以降暗殺をやめたと言われています

その後彦斎はまるで罪滅ぼしかの如く、象山の孫弟子である高杉晋作に協力しました🤝






その思想を以て倒幕の礎を築き、その身命を以て一人の暗殺者を更生させた佐久間象山
彼の西洋に学び 西洋を超えるという考え方がなければ幕末の動乱が、引いては現代社会そのものが存在しなかったと言っても過言ではないでしょう👌

性格が悪い為に後世の評価が低い彼ですが、今一度その功績を振り返ってみるのも面白いかもしれませんね

今回は以上‼️
作成日時:2022/10/26 23:59
カテゴリ
雑談・雑感
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