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歴史話:江陵の好敵手

by
王桃盗賊団
文士
文士
王桃盗賊団
どうも、王桃盗賊団の者です🍑



今回は歴史話ですが、主人公はこの人です👇🏻

三国時代が誇るイケメン代表こと周瑜です🔥

大戦シリーズをはじめ現代のゲーム作品などではクールで知的な人物として描かれる事の多いこの周瑜…
しかし勘違いされがちですが彼はれっきとした武官であり、その逸話からは意外な彼の本性が見えてきます👀






まずこの周瑜ですが、出自である周家の官僚を数多く輩出してきた名門です✨
従父の周忠はあの皇甫嵩の後任で太尉になった人物であったり、高祖父の周栄袁紹の高祖父(とされる)袁安の腹心であったりします

そんな中で周瑜は、10代で孫策と親友となった事で以降彼の雄飛を支える事になります💪
この当時の孫家…もとい孫策の父である孫堅は反董卓連合の1軍団の指揮官でしかなく、むしろ董卓が皇帝の擁廃立すら左右できる権力者だった事を考えると孫堅は賊軍の1人という立場でした🤔
よって漢の中枢に入る事が多かった周一族の傾向からすると(時代の流れもあるとはいえ)周瑜はなかなか珍しい経歴を辿った事になりますね






そしてその後は袁術配下から離れて江東の独立勢力となった孫策、そして彼の後を継いだ孫権の下、周瑜はその辣腕を振るう事となります🗡

前線総司令の立場であった周瑜は数多くの武将と実際に戦っているわけですが、その中でも最後の戦いとなる曹仁との対決…いわゆる江陵の戦いでは、彼の武人然とした性格が如実に表れています

防衛戦に限れば三国最強クラスの武将である曹仁を相手に、周瑜は果敢に立ち向かうものの矢を受けてしまいます🏹
その負傷から病を発した周瑜ですが、彼は病状が深刻化してゆく中でも自ら最前線に立ち指揮をしたと言われています

やがて陣中にて没する周瑜ですが、ゲームにおけるクール系なイメージとは対照的な熱血漢である事が分かりますね🔥



よく周瑜と並べられるキャラに諸葛亮がいますが、実際のところ諸葛亮は政治家としての側面が強く、将軍としての活躍が目立つ周瑜とはあまりライバルという感じではなかったようです🤔
むしろ先述の遺恨を考えると、英傑大戦での周瑜が曹仁に対して特殊計略台詞「私を狙うまではよかったのだがな」があるのも必然と言えますね😎

この結構挑発的な感じが、むしろ周瑜という人物の素顔に近いのかもしれません






ダメージ計略関係では他に松永久秀足利義輝に平蜘蛛を打った際の「将軍殺しの汚名、俺が頂こう!」などがありますが、他のキャラにも何かしらありそうですね👍
まだまだ色々発掘したいところです

今回は以上‼️
作成日時:2022/10/02 23:12
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
王桃盗賊団
文士
文士
王桃盗賊団
2022年10月3日 5時50分

>ゴリさん
演義軸だと諸葛亮のせいで「ぐぬぬ」役にさせられがちですね🥴
某有名ゲームでもクール系ですし、意外とイメージが結構揺れてるキャラかもしれません

マスター
マスター
2022年10月3日 18時9分

大戦仲間の1人が「英傑大戦の周瑜って、武力も知力も高すぎだよな。武力が曹操以上はあり得ない」と言っていましたが史実ベースならむしろ納得のスペックですよね。
演義ベースだと諸葛亮のかませになるので周瑜や呉将を過小評価してしまう人は多いですけど、史実周瑜は完璧超人でした。
周瑜の性格ですが孫策の義兄弟になるような男が熱いモノを持っていない訳が無いと思うので、将として冷静に振る舞っているが、本質は熱血漢なのでは無いかと予想します。

王桃盗賊団
王桃盗賊団
文士
文士
王桃盗賊団
2022年10月3日 18時25分

>マスターさん
まさしく、大体は演義のイメージで過小評価される事の多い武将だと思います🤔
「私を狙うまでは~」は言い方を変えればなかなか威圧的な文言ですし、周瑜の本性が見え隠れするようで好きな台詞です✨

マスター
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