現在も未だに旗陣形が不評なのかは知りませんが、ランカスター公ヘンリーは本当に良いカードだと思うんですよ。自分だけですか。
ランカスター公ヘンリーの優れている点は接触時に武力+5になるため、トマス・ホランドとセットで使えば実質的に士気7で武力+6になります。つまり普通の陣形よりちょっと弱いくらいのパワーが出るわけです。
しかもなんとなくランカスター公ヘンリーが城際に着地すると、相手からしたら
「もしかして旗陣形始まるんじゃね!?」という圧から割と過剰に返してくれることが多いのも強みの一つじゃないかなと思います。実際一度始まると大変だし、対面に植え付けられた旗陣形のトラウマがいい方向に働いている。
ただ、単色だからといって士気流派以外を選べるかと言ったらやや怪しいところ。一回士気7で攻めてしまうとその後にフルコン狙いでどうこう、というのはやりづらくなってしまいます。とはいえ士気流派を選んだとしてもそこまで士気をガバガバ使うことは無かったし、結局部隊流派とか、城塞でも良いのかもなとも感じており、ここら辺はやり込みポイントかも。
あと士気7プランをやる場合、平重衡の計略が機能しづらくなるのはちょっと気になった。ここは平忠常の方が低士気でも性能が変わらない分安定しそうな気がします。とはいえ後ろのターンで攻めることに特化するなら重衡の方が強いなとも思うし、トマスホランドの同盟のおかげで安定して士気溢れなく栄華の神速行の効果が最大化出来るのはひとつの魅力。ここは好みの範囲なんかなあと思います。
緋単旗陣形、何で最初からこういうコンセプトで出さなかったんだってくらい面白いんですよね。士気7で攻めるもよし、士気11でのフルコンで攻めるもよし、デッキ構築にしても自由枠が4コスト分もあるので自分が今使っている型以外にもカスタマイズの幅がある。初期旗陣形の自由枠の無さとやる事の固定されている感に比べるとずいぶん楽しく遊べますよ。
自分はしばらくこれで遊ぼうかなと思えるくらいのパワーを感じましたが、例の細川とは当たっていないので何とも言えません。