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対由井正雪、無頼驀進の話

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座高市
座高市
 今回の調整でも由井正雪は下方されましたが、やっぱりデカい槍を延々と蘇生させるとか、延々と端攻めをやるとか、そういうコンセプトは嫌われるもんなんだなと思います。事実自分もやるのは好きだけどやられてイヤな戦法ではあるし、紫系のデッキはすっかり槍が嫌われるカラーになってしまった。
 とはいえ今日も由井正雪と当たったし、無頼驀進も下方されていないしで槍主体のデッキは今後もそれなりに当たることでしょう。せっかくなので、由井正雪視点を見ながら由井正雪対策を考えてみましょう。

1.弓か鉄砲を入れる
 

 もうゲームが始まる前の話なんですけども、弓か鉄砲を入れて横弓しておくだけで攻城されるリスクはだいぶ減ります。
 マル秘テクでも何でもないんだけども、結局遠距離兵種の数次第で対処のラクさが変わってしまう印象がある。

2.こちらも端攻めする
 

 割とこれ結構良くて、守りっぱなしになるよりは少し攻めて相手にも対処を強要した方が守りが安定するんですよね。
 上記の画面の場合只三郎が上に行ってくれたおかげで由井正雪がマウントに参加できなくなっており、そのおかげで横弓が妨害されなくなっている分守りやすくなっています。もしこれで由井正雪が攻めに来たら只三郎が止まらないので、結局トントン程度に守れていたと思います。
 最悪城が落ちなければ良いので、ちょっと攻めてリードを取られないようにする意識があった方が良い。とはいえこれをやるには5枚以上じゃないとちょっとしんどいかもしれません。

3.軽量単体強化で追い払う

 初動で攻めてこられた時は単体強化で誤魔化す、というのは分かりやすい手法だと思います。
 今回の場合デュ・ゲクランや佐々成政であったり、風魔小太郎で巻き返しを図っています。高コスト騎馬で突撃を数度かませば、だいぶ兵力を減らせる分こちらのテンポに持っていくのもやりやすいです。
 騎馬のコストがデカい場合、迎撃さえされなければ高コスト槍への対処は楽だと思います。迎撃されたらマズイじゃない、という話はありますが、そこはもう練習しかありません。

4.相手の端攻めのタイプに合わせて守り方を考える

 基本的に端攻め系デッキはいくつかの種類に分けられると思います。

①戦器、軽量号令から攻めるもの
 戦器で増援を入れつつ、軽量号令絡めて攻城を取るタイプ。
 今ならラグナル、少し前ならジャンヌなど。新カードで言えば趙姫も怪しくて、この辺の軽量号令から一気に落城を狙うタイプの戦術はいつでも人気のあるもんなんじゃないかと感じられます。
 この辺に対してはこちらがローテーションで初動を誤魔化しつつ一回再起(曜変天目茶碗とか)を挟んで効果時間が終わるまで待つような対処の方がやりやすいんじゃないかと思います。

②延々復活して攻めを継続するもの
 
いわゆる由井正雪とか、少し前なら祇園女御とかで蘇生して攻め直す。
 このタイプは明確な弱点として、単体強化しか出来ないという所があります。よって、単体強化が入っている部隊をちゃんと見て、それ以外は横弓やローテーションでそれなりに誤魔化していけば途中で攻めるタイミングが出来ます。
 この類は復活系の計略を使わせた後に、超絶騎馬や超絶鉄砲で追い返せば比較的勝ちやすい印象。

③あくまで初動の手段として端攻めを選択しているパターン
 高コスト槍が号令を持っている場合にありがち。北条氏康とか王平とか。
 この場合初動での端攻めは通ればラッキー程度なので、そこまで気合を入れて対処しないようにするのが一番大事かもしれません。本題は号令を撃たれた後の話なので、そこまでちゃんと士気を温存できるかが重要に思います。
 特に自分はこのタイプが苦手で、北条氏康は大車輪状態になるから突撃出来ないし、山中鹿之助は突撃して早めに対処するのが難しいからキツイ。この辺は頑張って横弓+ローテで誤魔化すしか無いっぽいです。


 高コスト槍主体のデッキに対する動画もあります。

 1戦目

 主に横弓って偉いなというところが分かりやすい試合なのではないでしょうか。見ての通り使用デッキは飛天の舞いですが、この対面になった時点で飛天を舞うのはもう諦めています。
 2部隊弓がいれば両サイドから攻めてこられた場合でも2枚横弓出来るので守りが安定するし、攻城部隊が1部隊しかいない場合でも2部隊で弓をやればだいぶ安定します。対面は由井正雪にしろ張梁にしろ単体強化がメインなので、横に広がって面で攻めれば安定するだろうな、というところは分かりやすいですね。あとは小太郎で突撃して勝ち、というところ。

 2戦目

 ヤバいと噂の無頼驀進ですが、基本的に機動力が低いのでちゃんと弓を当てること、貫通鉄砲やデュ・ゲクランで誤魔化すこと、端攻めでこちらもある程度攻めることだけを考えてやっています。
 うっかりパターンに入られたとして怖いのは攻城役の朝倉宗滴なので、そこをちゃんと守ろうという意識はありました。今回はゲクランの圧によって高い位置で号令を撃たせることに成功したので、3部隊で攻城部隊をメインに攻撃を当てて勝ち、といった所。こういう時に貫通鉄砲って強いなあと思う次第です。
 槍単特有の足の遅さがあるため、一回しのいでしまえば2回目に突入される前に攻め直しは効きやすいし、もう一回攻めるのは難しそうな印象。とはいえその一回目をしのぐのが大変なので、どうしても嫌なら強めの鉄砲、弓が入ったデッキを使う方が良いのかも。
 なお無頼驀進にしょっちゅう入っている呂嬃には注意が必要。それなりに上手くやっていたのに呂嬃の反計を喰らって守りの手段を失って負け、みたいなことが1度あったため……



 こう色々書いてますが、結局楽毅ケニアに負けてるし、上記の通り自分もミスる時はミスるので出てきたら絶対に勝てるとは言い切れません。
 その辺は今後も精度を上げていくしかないものと思われます。がんばっていきましょう。
更新日時:2025/09/24 06:22
(作成日時:2025/09/24 02:31)
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