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思い出したら使い時

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伏龍殿の覇者
伏龍殿の覇者
はじめに
今回の書き散らしは「そういえばそんなの」です

新バージョンといえば新カード!という気持ちはもちろん強くありますが、枠組みが大きくなったり新しく追加になった時に過去の何かが強くなることも大戦シリーズの面白みでしょう

元からそれを使っていたりするとやったー!という感じでも、傍から見るとそういえばそうだねといった感があります。

そんな中で、すぐに話題になったのはジョン万次郎だと思います。
色が増えるだけでスケールが大きくなる彼はコスト比で見た性能を逸脱していると言わざるを得ません
が、もちろん最低でも7枚のデッキとなり扱うのは難しく、荒れているバージョンアップ開幕直後では散見される程度でした。

もうすぐ新しいバージョンになる今、そんな、新しく追加されたわけではないけれど使いたい要素を振りかえってみたいと思います。



鬼丸国綱・褄取威大鎧
攻城力が上がることによるワンショット戦略において、鬼丸国綱は強力な戦器でした。
現在戦旗対策などで散見される一方、唯一この戦器が使われづらかった理由として、そもそも各色10枚も中世の武将がいなかったことが挙げられます。

カードプールは十全とは言えないものの、普通に北条義時のような号令デッキかと思って戦っていると、中世の武将コストを調整していて戦器から思ってもいない城ダメージの攻めが飛んでくるかもしれません。

褄取威大鎧は未だに使い道が少ないとされていますが、無難に選べるのであれば、という前置きの上で源義朝や風魔小太郎のようなカードでアドバンテージを得ることができるかもしれません。
源義朝は常盤御前との組み合わせで、無理やり城ダメージを取る戦略として一時期使用されていましたが、同戦器を使うことで縮小版として士気6だけから始動できるコンボとなる「かも」しれません。(かもばっかりです)
風魔小太郎は知力依存が非常に高く、褄取威大鎧程度でも4c計略時間は伸びます。

どちらも突撃するうえで壁となる武将の兵力が欲しい計略であり、それが戦器一個で稼げるのなら役割は持てそうに思えます。
いずれにせよ過去多色にしてコストを調整して…とするほどの戦器ではなかった印象ですが、選択肢として増えたら面白い気がします。


鶴見中尉
なんかそういうジャンルなの?という気もしますが、上限値が色々な使用のネックになっている武将は幾つかあります。
その中でも鶴見中尉は「適応する計略のコスト制限」によってデッキ構築に採用できる武将の武力に縛りがありました。
どう武力を高めに組んでも7,8,8,6と武力が並んで、戦いやすいんだかそうじゃないんだか微妙な所でした。


ですが今回追加された特技「黄熾」を持つ武将のスペックは既存のそれを幾分か上回っています。
小野鎮幸にかけた場合の武力は驚異の17!天啓の幻であってもある程度戦えちゃいそうです

今傾奇ポイントが高いカードの中でも「単純に性能が足りなくて使われ辛い」のか「カードプール的にデッキが組み辛かったから他の同じようなカードが使われていた」のかどちらかによって、ひょっとしたら掘り出し物が眠っているかもしれません。


童子切安綱・毒ヒ寒月刃
これも変わったかな?と思う所ですが、戦器にLv.Masterが解放されました。
ここで不思議な所があってちょっと未調査の部分もあるんですが、刀戦器ってLvアップごとに一律で0.4cずつ伸びているみたいなんです。

そこで例えば効果時間が長い戦器の髭切は9.2cから0.4cずつ増えるのに対して、上記の戦器は4.6cから0.4cずつ増えていきます。
書いてみるとちょっと悲しいほど短いなという気もしますが、逆に長さでバランスを取っているのに、伸びる時は一律(Masterまで同じかは未確認です)とすると、これはちょっと不思議です。
例えるなら元々長い比企尼のような武力+2の号令が0.4cだけ増えるのと、羽柴秀吉のような武力+4の号令が0.4c伸びるのでは与える印象は違いますよね?


計略時間が少しずつ伸びただけで、いつしか閾値を越えて足利尊氏が使われ始めたのは記憶に新しい所ですが、現状そう効果時間は変わらない天羽々斬と対比した時に童子切安綱の使用率は極端に低いように感じます(平安の武将の使用割合のせいかもしれませんが)
大戦シリーズでは武力はそのまま防御力(受けるダメージの減衰)になるので、効果時間のネックさえなければ天羽々斬で得られる付加効果と童子切安綱で得られる効果はそう変わらないでしょう。

おわりに
今挙げたカードの他にも色んな組み合わせが新しく見つかるんだろうと思います。
バージョンアップ直後は見ないとしても、徐々にメインストリームから傍流が着目されていつか跳ねる!というのもゲームの面白い点だと思います。

個人的に注目しているのは戦器の「無限の魔法石」

今バージョンで由井正雪が注目されたのって個人的には意外だったのですが、ワラバラが流行っていないから止める人がいないみたいなこともあるんでしょうか?なんとなく単体長時間計略が使われていないのも一因だと思うのですが「だったら」みたいな話でそろそろ「無限の魔法石」を使うべきコストや計略の武将が増えてきているように思います。
どんな武将でも突然中央に出てくる、という意外性は計略の幅が広がると面白さも増えるのではないでしょうか
佐々木小次郎とか突然中央に出てきて引っ張られたら急速にゲームが終わっちゃうかもしれませんよ

 
作成日時:2025/08/19 11:52
カテゴリ
雑談・雑感
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