旗陣形に対処出来て、黄単にも勝てる最強の第三勢力を組みたい。
デッキを組むのが好きな人間としては、やっぱり「環境のバグ」を探したいと考えるものである。それこそランカーも知らないようなとんでもないデッキを組んで連勝出来たら、おそらくその月はずっと気持ちよくゲームが出来るに違いない。
そして、そんな「バグ」の象徴と言えば……
中世(戦国)のカード、今verの不具合である朝倉孝景が気になるに決まっているだろう。
計略効果としては士気5、武力+4、1.5秒ごとに2%減っていき、合計26%の兵力を削ることができる。効果時間は知力依存なしの8.3c。
Xにあった北斗氏の検証で見ました。
他の候補を考えなかった場合あまりにもしょっぱい計略なんじゃないかと思うかもしれませんが、メリットは紫勢力の癖の無い号令では最も本体性能が良く、かつ号令の+4という数値も平均値ではあること。
例えば渾身に依らない2コストの紫の号令で考えると基礎性能が貧弱で号令も癖がある許攸、回復量こそ多いが武力は+3どまりの井伊直虎、鬼でないとフルパワーが出ない鬼童丸、そもそも別のデッキになってしまう佐々木道誉など、まあ明らかに使いづらくなるように調整されているように見える。
その点朝倉孝景は武力7の知力8でスタッツは合格点だし、伏兵を持っているから序盤に強いし、ダメージを食らうと言っても26%なので紫お得意の回復できる渾身号令でデメリットを誤魔化しやすいんですね。
そこで組んできたのがこちら。
今Verでは中世単です。
本当は赤松円心と朝倉孝景で中世分は4.5コスト賄える。しかしこれでバグの悪用だとかなって通報されても面白くないので、いっそ偽中世単にしてしまいました。
赤松円心を再び使うことにしたのは、
旗陣形が一番しんどいであろう士気6~7のタイミングで一番強い陣形を敷けること。ここで鬼丸国綱を使ってワンショットキルしてしまえば、旗陣形も恐るるに足らずというものです。
使ってきた感想としては、ちょうどこの日が疲れていたのか騎馬が妙に槍に刺さる日でイマイチ火力を発揮しきれず。実際に旗陣形にも当たったが、肝心の旗陣形相手でも騎馬が刺さってマウントに失敗するという無様を晒し、勝てる試合を落としてしまった。とはいえ、士気6~7のタイミングで強い計略でぶつかれば相手はしんどい、というところは概ね誤りで無いように思う。
とはいえもっと問題なのは、
赤松円心自体かなり攻めるタイミングがバレやすく、上手く攻城態勢に入れない場面が多い計略であること。赤松円心が登場してしばらく経った分皆赤松円心をケアして動くし、当然ケアされると思ったより城ダメージが取れなくて結局守れずに捲られて……というパターンも多かった。
ただバレている動きでも充分ゴリ押しが効いていた場面もあったし、渾身では攻められないだろうというタイミングで超越者の謀計を活用するとかなり相手も困っているような動きをする場面も見受けられた。やっぱり+4でも虚を突いて攻められる、というのは中々に有効である。
あと伏兵2枚は逆に白兵戦で困る。今足利直義が入っている枠は黄祖か朝倉景健、張任辺りに変更しとうございます。