今回の追加カードやばくねって話

　えー今、緊急で筆を執っています（書きたいだけ）
　個人的にビビッと来るカードが2枚も来たので現状の注目ポイントでもつらつらと書く所存です。

松尾多勢子



金塊の陣
 
　単色で複数部隊転身が出来たらいいのになあ……と言われていたデッキ1位（個人の感想です）。
　金塊の陣で単色の転身が選択肢に入るようになりました。ローテーションに失敗して緊急脱出装置として使うにしても、相手に長時間圧をかけて号令なり何なりを使わせたら逃げるにしても、とっても便利。もっとバラっぽくするなら李牧が龐徳になるかもしれない。
　逃げるとしても士気4を使ってしまうので、ある程度武力の高い面子を編成して積極的に圧をかけたい。自分はしばらく金塊の陣ユーザーだった時期がありますが、多分転身を入れるなら4枚で延々マウント取った方が強いんじゃねえかという気がしています。

大祝の後方陣
 

　自分はそこまで使っていたわけじゃない（というか上手い形が出来なくて挫折した）けども、割と諏訪頼重との相性が良いように見える。
　要は諏訪頼重自身を狙われた際の緊急脱出装置と、騎馬で後方陣自身を狙おうと言う目論見が忍槍一人いるだけで難しくなるのがポイント。
　大祝の後方陣自体まだ強い形が見つかっていないタイプのカードな気がするので、長時間陣形に転身が加わることによる影響は要注目だと思っています。
　ちなみに蒼の長時間陣形には始皇帝もあるけど、始皇帝は戻して攻めなおす時間があるのかが怪しい。

普通の号令デッキ

　何なら普通の号令デッキに仕込んでもいやらしいんじゃね？　という気もします。蒼デッキにおける退き佐久間みたいな扱い。
　ただ武力5なので、素で武力6ある猿飛佐助と比べると雑に入れるのは難しいかも。消費士気も4なので見た目より軽くも無いし。


小見の方


桓齮
 
　自分は一時期桓齮ユーザーだったんだけど、割とマジで待ってたかもしれない1枚。
　長時間攻めを継続できるのに拠点自体を狙われた時の脆さが一番際立つカードだったし、多少狙われても後から回復出来るのは余裕が違う。
　士気4くらいの拠点だと拠点の破壊のために高い士気を使われたら拠点を放棄して逃げる、という選択肢があるなかで、士気6も支払うとさすがに何かしらの結果が欲しくなるもの。そこで結果を出せなくなってしまうレムやら高コスト騎馬やらにはさんざん苦汁を飲まされてきたものですが、その辺の突撃や鉄球などをケアしながら攻めるようなプレイも狙える……可能性がある。
　もし部隊自体の兵力が不安なら戦器だけでなくねねでカバーできるし、拠点を狙われた場合も部隊を狙われた場合も安定して粘れるようになったのは想像以上にデカいと思います。試すならまず桓齮。

斎藤道三
 
　夫婦のシナジー。こっちの方が強いかも。
　道三は使われた経験しかないのでアレだけども、鉄砲2の前衛3みたいな構築にできるのは安定しそう。
　ただ斎藤道三の方がデバフが波紋で重なりやすい影響で壊しに行きづらい印象があるので、計略を重ね掛けする暇もなく負けてる印象があるんだよなあ。桓齮はただバフが乗るだけである分その気になれば拠点を壊しやすい印象があるのだが、道三は相手武力にデバフを掛ける分、素の武力が落ち込んで拠点を壊すのも相対的に難しくなっているのが一つの強みなんだなあと実感する。
　つーか毎度毎度吉田東洋を入れすぎじゃないか？

佐々木道誉
 

　混色にはなってしまうが、兵力回復を拠点で賄ってくれる分拠点自体の耐久値を復旧出来るのはかなりありがたいと思う。
　ただし道誉デッキ特有の黄金ムーブ、道誉少弐は混色になる分出来なくなってしまうことを考えると意外と回復量も武力上昇値も足りない、みたいな事態が起きそう。自分の中では、何かしら他に相性の良いカードが見つからないと道誉小見の方は想像より強くない説が濃厚です。あとそもそも混色での道誉レシピ、戦神毘沙門と組み合わせてる人以外見た事ないよ。

　総括

　今回の追加カードはどちらも既存の戦法を補強するタイプのカードなので、人によっては必須級になりそう。
　少なくとも自分は確保予定。平安デッキが苦しくなった時にでも試す予定です。