こんにちは。せがと申します
敬遠していた騎馬2枚デッキを練習していて、使いたいデッキを考えたので備忘録を兼ねてカード採用理由等投稿させていただきます。
【注意】
投稿主は旅人未満で、最新勝率は2割台です。
実績の伴っていない空論になりますのでご了承ください
早速ですが、デッキはこちらです。
【コンセプト】
始皇帝の効果時間27.7Cに三浦義村の延長30%=8.61Cを四回かけることで62C継続でき、塗り絵時間を12Cと見積もれば
・50Cの間戦場全体に武力+6
・その間始皇帝はさらに武力+1,速度+70%の超絶騎馬状態
・三浦4回分の33.6Cの間は武力+9のフルコン状態
と破格の効果となり、これを決められればゲームにも勝てるだろうというコンセプトです。
【デッキの確定枠】
コンセプトより、
始皇帝と三浦義村の2枚を確定枠とします。
【流派選択】
士気26を使用するコンセプトのため、
士気流派で確定とします。
【士気回り計算】
前提
1試合(100C)で溜まる士気は24.0で士気1当たり4.1666...Cかかる
士気流派3発動で士気が溜まる速度1.3倍→3.2Cで士気1.0溜まる
士気流派3発動から約13.8C経過ごとに士気を1.0多く獲得できる
士気流派2発動で士気1.5獲得
今回は4回目の三浦を91.39C経過までに打つので、必要総士気は26
通常溜まる士気 91.39÷4.1666...≒21.9
不足士気4.1を補うには4回目の三浦までに以下の条件を満たす必要があります。
条件A 流派3のみ発動の場合
13.8×4.1=56.58
91.39-56.58=
34.81C経過までに流派3発動
条件B 流派3と流派2の両方を発動する場合
13.8×(4.1-1.5)=35.88
91.39-35.88=
55.51C経過までに流派3発動
かつ
91.39C経過までに流派2発動
この2つの条件を前提として、戦器及びデッキの残り4.5コストを考えていきたいと思います。
【流派ゲージ(前提)】
戦器やデッキパーツの検討の前に、流派ゲージについて。ゲージが上昇するのは以下のタイミングです。
流派1を発動するのに必要なゲージ量を100%とすると
①自然上昇…36Cで100%
②自城の被ダメージ…ダメージ50%で100%
③兵種アクション…兵種、コスト別に設定(公式発表なし)
④戦器発動と特技…戦器副効果で+50%、技巧1.0コストで10%
今回はゲーム展開によらない再現性の高い立ち回りを考えたいので、一旦②と③は考慮せずに計算等していきたいと思います。
【戦器とデッキパーツ】
士気回りがかなりかつかつのため、
戦器は副効果が"士気+0.75"もしくは"流派ゲージ+50%"
残りのデッキパーツは特技が"昂揚"もしくは"技巧"
のものが選択肢となると考えられます。
以下、流派3発動のリミットをもとにそれぞれの優位性を考えます。
副効果士気+0.75では、流派3発動のリミットが13.8×0.75=10.35C先送りになります。
よって、10.35C以内に流派ゲージを+50%できるなら士気+0.75を優先できるといえます。
同様に、特技昂揚(士気+0.2)と技巧(流派ゲージ+10%)の比較では、2.76C以内にゲージ+10%(=13.8Cで+50%)できるなら昂揚が優位となります。
これを元に流派ゲージ上昇速度別に戦器、特技を決めていきます。
⚠流派ゲージ50%上昇にかかるカウント数をtとします。
①13.8<tのとき
副効果、特技とも流派ゲージを優先することとなります。
しかし、t=13.8で計算すると
流派3発動→(300-50-45)÷50×13.8=56.58C経過
流派2発動→(300+200-50-45)÷50×13.8=111.78C経過
となり
条件A 条件Bともに満たしません。
よって①の場合、デッキは
解散となります。
②10.35<t<13.8のとき
副効果は流派ゲージ+50%、特技は昂揚が優先となります。
昂揚4.5コストでは
条件A,Bのうち流派3発動のリミットが0.9×13.8=12.42C延長されてそれぞれ47.23C、67.93Cとなります。
t=10.35のとき
流派3発動→(300-50)÷50×10.35=51.75C
となり
条件Aを満たさないので、②では
条件Bのみ考えます。
流派3を67.93C経過までに溜めるのに必要なtは
67.93÷(250÷50)=13.586
流派2を91.39C経過までに溜めるのに必要なtは
91.39÷(450÷50)=10.154...
流派2を溜めるのに要求されるtが10.35Cを下回ってしまいました。
よって②の場合、デッキは
解散となります。
③t<10.35のとき
副効果、特技とも士気を優先することになります。
このとき条件A,Bの流派3発動のリミットは13.8×(0.75+0.9)=22.77C延長されてそれぞれ57.58C、78.28Cまでとなります。
t=10.35での流派3と2の発動時間は
流派3→300÷50×10.35=62.1C…条件Bのみ達成
流派2→(300+200)÷50×10.35=103.5C…条件B未達成
となり、どちらの条件も満たせません。
条件Aを満たすにはt< 9.6、条件Bを満たすにはt<9.14が要求されます。
ここで、t=10.35Cで技巧4.5コスト、副効果流派ゲージ上昇を選択したときに流派3と2を発動時間を計算すると
流派3→(300-45-50)÷50×10.35=42.435C 経過
流派2→(300+200-45-50)÷50×10.35=83.835C 経過
となり、条件Bを満たします。
昂揚4.5コスト、副効果流派ゲージ上昇の場合では
流派3→(300-50)÷50×10.35=51.75C 経過
流派2→(300+200-50)÷50×10.35=93.15C 経過
となり、流派2発動が間に合いません。
よって③のときでも、副効果・特技とも流派ゲージを優先したほうが条件を達成しやすいという結果になりました。
流派2の発動リミットは士気上昇によって延長されないことから、一見矛盾したような結果となりました。
また、ここで要求されるtは②と同様に計算すると t<11.28 となります。
以上①〜③から、
・戦器副効果は流派ゲージ+50%
・デッキパーツは技巧4.5コスト
・流派ゲージ50%を11.28C以内で溜める
以上3つを満たせば永続始皇帝を達成できることがわかりました。
【流派ゲージは溜まるのか】
デッキ内容、戦器まで決まったところで立ち回りが現実的かどうか確認したいと思います。
流派ゲージは36Cで100%自然上昇するので、11.28Cの時間経過で溜まる流派ゲージは
11.28÷36×100=31.33..%
50.0%への不足分約18.7%を兵種アクションで稼ぐ必要があります。
数えるのが大変すぎて1試合のみの計測なのでデータと言えるほどのものではないのですが、
2.0,2.5コスト槍の槍撃60回
2.0,2.5コスト馬の突撃10回
で39C経過までにゲージ255%が溜まりました。
自然上昇分は39÷36×100≒108%なので、
槍撃6回+突撃1回で15%弱を稼げるとします。
よって、15÷18.7×11.28=9C毎に槍撃6回+突撃1回以上が必要となります。
一般的と思われる士気7号令デッキ同士の試合を基準に考えると、交戦タイミングは開幕の1回+号令を打ち合う3回の計4回です。
各回を10C強とすると試合全体での交戦時間は50C程となるので、交戦中は4.5C毎に槍撃6回+突撃1回を決めることになります。
1Cは2.4秒なので4.5Cは約10秒ですので、少しやれそうな気がしてきました。
実際には城ダメージによるゲージ上昇もあるので、さらに余裕もあります。
よって、始皇帝を62C永続化する士気回りは成立するとします!
【結論】
始皇帝を62C永続化する立ち回りには再現性があり、勝率100% を達成できる。
【実践】
実際に5試合こちらのデッキを使っての戦績は1勝4敗でした笑
主な原因としては
・開幕ボコボコ
・塗り絵中にボコボコ
が挙げられます。開幕は努力するとして、塗り絵完成前にラインを上げられると守りがきついです。
塗り絵と戦闘の両立ができるような展開を作れるかが大切みたいです。
他に気をつける点として、三浦の効果時間と延長分との時間差があります。
三浦義村の効果時間は9.4Cと、延長分の8.31Cより1.09C長いです。
よって、この時間差分の余裕をもって三浦を発動しておかないと、次以降の再延長が間に合わなくなってしまいます。
三浦を打つリミットは、4回目の91.39C経過から逆算すると下の表のようになります。
1回目 |
2回目 |
3回目 |
4回目 |
63.19C |
72.59C |
81.99C |
91.39C |
さらにここで、英傑大戦の残り時間表示に関して注意が必要です。
試合中99〜00のカウント表示がなされていますが、00が表示されてから1C経過でゲーム終了となります。
始皇帝を打つのは100-62=38C経過したときですが、これはカウント表示が"61"になった瞬間です。
同様に上記の表のそれぞれのタイミングでのカウント表示は
1回目→36、2回目→27、3回目→18、4回目→8です。
3回目以外は1秒程余裕はありますが、37,28,19,9が表示されたタイミングまでに三浦を打つのが無難と思われます。
【さいごに】
ここまで読んでくださりありがとうございます。
昔やっていた別ゲーム(ポ○モン)の対戦攻略サイトでプレイヤーが自分のゲーム内での調整を投稿する文化があり、それっぽく書いてみようとしたらここまで文章が散らかってしまいました。
始皇帝を永続化すれば勝てる、という信念のもと色々考えてみました。
実際には塗り絵ができそうなタイミングがあれば永続化にこだわらずに始皇帝を打ってしまったほうが勝率は高いだろうなと感じました。
もしかすると初めから三浦は3回を基本にして、戦器やデッキパーツ、流派を自由に選んでゲージ溜めに追われることなく戦ったほうが強いのかもしれません。
しかし、
・流派を含めた試合全体での士気回りを想像する
・兵種アクションを頑張る
ことは悪いことではないと思うので、これまでとは違う楽しみ方ができそうだなと感じています。
このデッキをしばらく使ってみて、現実に絶望していなかったらまたドヤ顔で投稿させていただきます。
改めて長文失礼しました!
改善案や、コンセプト以外の記載内容に誤りがあったら教えてくれると嬉しいです!
にいと様(いは小文字)は、365日間毎日ゲーセンに通いたいという気持ちはある、という動画を投稿しています。
第97回で、ここに書かれている事をやっていました。ニコニコ動画とYouTube両方にあります。
見たら面白いと思います。
私の感想としては、すごいけど手間の割には今ひとつ、でした。
yunatogirlsさん
コメントありがとうございます!よくある組み合わせだとは思っていましたが、動画も投稿されてる方がいたのですね。
弥太郎ならスペックに目をつぶれば三浦4回も余裕そうですね。教えてくださりありがとうございます。
おっしゃる通り、手間をかけてる間にやられすぎると取り返すのが難しそうで頭を悩ませています笑
弥太郎はスペックもそうですし、つい最近下方修正くらいましたね。
面白いコンボは難易度も高くなりがちですが、がんばってください。